かつてはホルモン製剤というのはとても副作用の強い薬でした。

しかし現在ではかなり改良されて、より副作用の少ないホルモン製剤が開発されています。
女性の更年期障害では80%以上の人が「ホットフラッシュ」という症状を経験します。
これは顔や上半身に強いほてりを発作的におこし、滝のような汗が出るという症状です。

またその他にも数多くの症状がありますが、このような更年期障害に対してはホルモン補充療法が行われます。この時に使われる外用薬が「エストラーナテープ」です。

飲み薬と違い副作用が少ない、胃腸を荒らさないなどのメリットがあり、ホットフラッシュの改善を中心として高い治療効果を上げているお薬です。
さらに、更年期後の骨粗鬆症を予防するために継続投与されるケースも多い薬なので今回はこのエストラーナテープについて説明していきたいと思います。

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更年期障害治療薬エストラーナテープについて

テープ

現代では女性の更年期障害の治療にはHRT(ホルモン補充療法)が第一選択肢として選ばれます。
更年期障害は更年期(通常45歳〜55歳)に起こる数々の健康不良の総称で、直接的な原因は閉経を迎えるにあたり女性ホルモンの一種であるエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌量が急激に減ることにあります。
エストロゲンの急減の原因は卵巣機能の低下です。
これも閉経に向けて起こる自然な現象ですが、エストロゲンには400種類以上の働きがあると言われていて、中でも特に重要な作用に「副交感神経を刺激して優位にする」という働きがあります。
副交感神経というのは私たちが生きていく上でもっとも重要な中枢神経である「自律神経」のうち体のメンテナンスや癒しを担当する神経で、寝ている間やリラックス中に活性化します。
エストロゲンが減ると副交感神経が不活性化し自律神経も乱れてしまいいくつもの自覚症状が複合的に発生するというのが更年期障害です。
閉経は全ての女性が経験することなので、更年期障害はかなりの高頻度で発生します。積極的な治療が必要な人は全体のおよそ60%にものぼり、中でも更年期障害患者全体のおよそ80%に発症するのが「ホットフラッシュ」と言われています。
冒頭の方でも説明している通りホットフラッシュは発作的に上半身や顔にほてりを感じ大量の汗が噴き出してくる症状です。
季節や場所、時間を問わず現れてくるもので精神的なストレスを助長させてうつや不眠傾向に陥ったり脱水症状を起こしやすくなる、あるいは下半身の冷えを合併するなど一度発症すると厄介な症状だと言われています。
汗をかく女性
HRT(ホルモン補充療法)ではこの足りなくなったエストロゲンを直接薬で補充して更年期障害の症状を緩和させるという目的(厳密にはエストロゲンの材料となるエストラジオールを補充する目的)で行われますが、使用される薬には
・飲み薬:エストロゲン単剤、プロゲステロン(黄体ホルモン)単剤、エストロゲン+プロゲステロンの複合剤
・貼り薬:エストロゲン単剤
・塗り薬:エストロゲン単剤
という種類があり、症状によって処方が変わってきます。
今回紹介する「エラストラーナテープ」は貼り薬で、皮膚からエストロゲンを吸収させて血液中のエストロゲン量を増やすという働きがあります。
メリットとしては飲み薬のように胃腸障害や肝機能障害といった副作用が出にくいという点と、更年期障害では比較的起こりやすい嘔吐や下痢によって薬が吸収される前に排出されるリスクがなく、子宮の手術をしている人でも使用可能という点です。
一方のデメリットとしてはしばらく貼り続けなければならないため皮膚が弱い人や敏感肌の人はかぶれやすく湿疹やかゆみが出やすいという点です。また効果の面にしても飲み薬の方が高いと言われています。
HRTで使用される薬はどれも人工的なエストロゲンの原料となる物質が主成分となりますが、改良が進みかつてほどの副作用はどの薬を用いても少なくなったと言われています。
しかしエストロゲン量が急に増えることによる副作用は幾つか報告されています。
エストラーナテープに関する副作用としては
  • 皮膚症状(かぶれ、かゆみ、発赤など)
  • 吐き気
  • 血栓
  • 不正出血
  • 生理不順
  • 乳房の張りや痛み
などが報告されています。
またエストロゲンには骨を丈夫にするという働きもあり、この薬は長期にわたって利用することで閉経後の骨粗鬆症を予防する効果が期待できるため、更年期が終了しても継続投与されることがあります。
これは卵巣機能がストップしても、副腎皮質でエストロゲンがつくられるので、エストロゲンの合成を促す作用が期待できるからです。
指差す医師

HRT(ホルモン補充療法)の適用外となる症例

HRTではエストロゲン由来疾患の既往、もしくは治療中の人は適用対象外となります。

エストロゲン由来疾患とは
  • 子宮筋腫
  • 子宮内膜症
  • 乳腺症
  • 卵巣腫瘍
  • 子宮頸がん
  • 乳がん
などです。
ただしエストラーナテープの場合は子宮全摘を受けた人以外であれば適用可能なケースとなります。これに加えて慎重に投与する必要があるのは妊娠経験のない人です。
妊娠の経験がない人はもともと女性生殖器が不安定で、HRTによって急激に女税ホルモンの量が増える事で不正出血や精神症状(うつや不定愁訴など)の症状が強く出てしまう可能性があるからです。

またHRTには飲み薬、塗り薬、貼り薬がありますが、慎重投与が必要な人は効き目がマイルドな貼り薬(エストラーナテープ)から始めるケースが多くなります。

貼る場所は下腹部か臀部で二日おきに貼り替えるようにします。

まとめ

更年期障害を起こす患者さんのおよそ80%の人が経験すると言われているのが「ホットフラッシュ」です。

HRT(ホルモン補充療法)はこのホットフラッシュに対して高い治療効果を上げており、その他の症状の緩和にも効果的なので現在更年期障害の治療の主流になっています。
今回紹介したエストラーナテープはHRTに使用される外用薬(貼り薬)で、内服薬に比べると効き目がマイルドで副作用が少ないというメリットがあります。
一方で長期間貼り続けなければならないため、皮膚の弱い人には向いていません。また不正出血を起こしやすい人はプロゲステロンも併用するためこちらは飲み薬の方がメインとなります。
内服薬と外用薬どちらもメリットとデメリットがあるため主治医の指示に従ってきちんと使用するようにしてください。

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