女性には生理周期という独特の生体リズムがあり、このリズムが体調を大きく左右することがあります。

生理周期が切り替わるときには卵胞ホルモン(主にエストロゲン)と黄体ホルモン(主にプロゲステロン)とが入れ替わるような形でおよそ4週間(28日)を1周期として廻ると言われています。
月の満ち欠けもほぼ28日周期であることから生理のことを別名月経とも呼んでいます。
ところが50歳頃には「閉経」という現象が起こり生理は完全に停止してしまいます。
これによって女性は妊娠ならびに出産ができない体つきになり、閉経をはさんだ前後5年間づつのことを「更年期」と呼び女性にとっては大敵の「更年期障害」を起こしやすい年代を迎えることになります。
今回はこの更年期障害と二種類の女性ホルモンとの関連性について説明していきたいと思います。

スポンサーリンク


二種類の女性ホルモンと更年期障害の関係性

悩む女性

冒頭の方でも述べましたが女性の体調を左右する女性ホルモンには大きく分けると
・卵胞ホルモン:卵胞期に活発になるホルモンで代表的なものはエストロゲン
・黄体ホルモン:排卵期頃から次第に量が増え次の生理まで活発になるホルモンで代表的なものはプロゲステロン
の二種類に分けられています。
生理が始まってから排卵までを卵胞期といい、体温が少し下がることから低温期とも呼ばれています。この時期は身心ともに安定しています。
一方の黄体期は体温が上がるため高温期と言い、排卵から次の生理までの期間になります。
この時期は体温が上がることから脳は興奮状態になりやすく、PMS(月経前症候群)やイライラする不定愁訴が起こりやすいので要注意です。
日頃から生活習慣が乱れやすく、ストレス過多な人は生理周期が不規則で生理が重くホルモンバランスが乱れやすいので通常よりも若くして更年期障害を起こす場合があります。
これを早期更年期障害若年性更年期障害と呼んでいます。
そしてやがて全ての女性は閉経を迎えます。日本人の平均的な閉経年齢は50歳〜51歳頃なので45歳頃から更年期が始まり55歳頃に終わるという流れになります。
もちろん個人差がありますので、40歳を超えた頃から体調不良が起こったら更年期障害の可能性を疑ったほうが良いでしょう。
更年期はこのように「閉経」という全ての女性が経験する生理現象によって定義されています。
したがって更年期障害と女性ホルモンのバランスは非常に密接に関係しており、それぞれの性ホルモンについてもう少し詳しく見ていくことにしましょう。

エストロゲン

指指す看護師女性

エストロゲンの働きは以下のとおりです。
  • 女性らしいラインの体つきを作る
  • 卵胞を成熟させ受精可能な卵子を作る
  • 基礎体温を下げる
  • 受精卵の着床を手助けするために子宮内膜を厚くする
  • 受精卵が着床した後に胎盤を形成する
  • 性交後精子を子宮内部に誘導するために頸管粘膜から分泌液を出す
  • 骨の形成を促進する→骨粗しょう症の予防としてエストロゲン補充療法が行われる場合があります。
  • コラーゲンを形成して皮膚のハリと潤いを保ち関節を保護する
  • 髪の毛を豊かにする
  • 血管を収縮させる
  • 内臓脂肪を付きにくくする
  • 自律神経に作用し、感情を穏やかにして脳をリラックスさせる
  • 質の良い睡眠をもたらす
など10種類以上の作用があり、さらに細分化していくと合計で400もの働きを担っていると言われるとても重要な性ホルモンです。
この中で更年期障害と特に関係性が深いのは「自律神経に働きかける」という作用です。自律神経は「交感神経」と「副交感神経」に分かれていて、エストロゲンは副交感神経に働きかけて活性化させます。
この中枢神経は主に入眠中に優位になり、日中の活動中に受けた身心の傷を癒してくれます。
また怪我や病気からの回復を助けるという重要な神経で、更年期障害は更年期に入って起こる卵巣機能低下によるエストロゲン不足からくる副交感神経の不活性化が直接的な原因で起こる全身のメンテナンス不良なのです。
それゆえに更年期障害では多種多様な症状が複合的に起こることになります。

プロゲステロン

疑問を感じる女性

プロゲステロンに代表される黄体ホルモンが増えると女性の体は不調を訴えるようになります。
イライラしがちになり、多汗や不正出血などを起こしやすくなるのです。日頃から生理が重い人や不規則な人はPMS(月経前症候群)という更年期障害と似たような症状を起こす場合もあります。
このように一見すると女性にはありがた迷惑な存在の黄体ホルモンも実はとても大切な役割を持っているのです。
その働きとは
・基礎体温を上げて代謝を促す:このため発熱感や多汗などが起こりやすくなります。
・子宮内膜を維持する:卵胞期に形成せれた子宮内膜は数ミリですが、受精卵が着床した後は1cmほどの厚みが必要で、子宮内膜自体の厚みは卵胞ホルモンが創り出しますが、その維持はプロゲステロンが担当します。
・乳腺を発達させる:受精卵が着床後は出産に向けて女性器官はフル動員されます。妊娠中は生理が来ない代わりにプロゲステロンは出産後の授乳にそなえ乳腺を発達させます。
・子宮内の免疫力を向上させる:基礎体温があがるということはそれだけ病原菌類が繁殖しにくい環境になります。こうして次の受精にそなえ、子宮内部の衛生環境を整えておくのです。
このようにプロゲステロンには妊娠や出産に備えるための重要な働きがあります。
したがってプロゲステロンが不足しても女性の体調は悪くなることになりますし、当然のことながら更年期になり卵巣機能が低下すると黄体ホルモンの分泌量も減ります。

男性の女性ホルモンと女性の男性ホルモン

説明する医師

エストロゲンが副交感神経に作用するというのは前述した通りですが、もう一つの自律神経である交感神経はテストステロンという男性ホルモンが作用します。
では女性のテストステロンと男性のエストロゲンはどこから分泌されているのでしょう。
これは「副腎皮質」という腎臓のすぐ上にある副腎を覆う粘膜組織から分泌されています。そして男女共エストロゲンとテストステロンが微量ながら分泌されているのです。
更年期障害が閉経後に落ち着くのはこの副腎皮質から分泌されているエストロゲンで再び副交感神経が正常に働けるようになるからです。
しかし、卵巣が動いている間はエストロゲンの供給元を卵巣に依存しているため機能低下を起こしてホルモンバランスが崩れると自律神経もアンバランスになり更年期障害を発症すると言う理屈になります。

まとめ

更年期障害を起こすということは文字どおり更年期に突入し、女性は閉経を迎えることになります。

閉経すると卵巣の機能が低下し、エストロゲンとプロゲステロンを始めとする女性ホルモンが不安定となりエストロゲンの刺激を受けて活性化する副交感神経が鈍化してしまうために自律神経も不均衡を起こし更年期障害を発症するという仕組みになっています。
書籍やネットでは更年期障害をエストロゲン不足という観点から語るソースが多いのですが、プロゲステロン不足も全体的なホルモンバランスを乱す原因となりますので、ホルモン補充療法時にはエストロゲンだけでなくプロゲステロンも投与されるケースが多くなります。

更年期障害には高麗人参がオススメです


ゆらぎ世代の辛~い更年の悩みに最も効果バツグンなのが「高麗人参(朝鮮人参)」です。

高麗人参にしか入っていない更年有効成分「ジンセノサイド」が自律神経をサポートし辛さから解放してくれることでしょう。



今現在、高麗人参で10年連続売り上げ世界一なのが、「正官庄」です。
とにかくまずはこれを試してみて欲しいです。日本一ではなく世界一ですので断然実感力が違います