少子化が大きな社会問題とされている今の日本ですが、「妊活」をしている人も大勢います。妊活とは妊娠するための活動で、不妊気味の夫婦が行うものですが、不妊傾向には幾つかの原因があるので、まずはそれを把握していきましょう。
・晩婚化:妊娠に適したホルモンバランスは20代でピークを迎えます。したがってその後は次第に妊娠しにくい体質になっていきます。

・冷え性の増加:冷え性の中でも特に「内蔵型冷え性」や「下半身冷え性」を患うと大切な女性の生殖機能が十分に機能せず妊娠しづらい体質になります。

・精神的なストレスの増加:最近では女性の社会進出が当たり前となり、ストレスを抱えやすい環境になっています。またエアコンが効きすぎている職場では冷え性にかかりやすくホルモンバランスの乱れが生じて妊娠しにくい体つきになります。

今回はこのように現代女性を悩ませる冷え性からくる不妊傾向について解説していきたいと思います。

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冷え性と妊娠の関係性

コウノトリ

冷え性は女性の60%以上を襲う健康被害です。しかし、一口に「冷え性」といっても大きく分けると次の3つのタイプがあります。
・手足が冷える「末端冷え性」:血流障害が原因で心臓から遠い手足の先ほど冷えやすくなります。
・下半身が冷える「下半身型冷え性」:血流障害やホルモンバランスの異常が原因で自律神経の体温調整機能が不調になり、下半身を中心に冷えるようになります。また座りっぱなしの仕事などに就ている人は腰から下の血流が悪くなり冷えを起こしやすいという傾向があります。
女性の更年期障害でもこのタイプの冷え性が多く、上半身は火照って汗を大量にかくにもかかわらず下半身が冷えるという矛盾しているかのような状態になる特徴があります。
・お腹を中心に冷える「内蔵型冷え性」:こちらも血流障害で起こる冷え性ですが、重要な臓器への血流供給が滞ることで機能不全を起こし様々な健康被害をもたらします。
手足は普通の体温でもお腹を触るとひんやりするという特徴があり、自覚症状が出にくいため「隠れ冷え性」という別名もあります。冷え性の中ではもっとも重症化しやすいので注意が必要です。
この3つのタイプの中で最も多いのは手足が冷える「末端冷え性」ですが、いずれの冷え性にも共通するのが“血流障害”です。血流障害には「高血圧」と「低血圧」とがありますが、どちらも冷え性を合併すると考えられています。
したがって
・体が冷えているというのは「血液の流れが悪くなっている」
と考えて差し支えありません。
また、不妊症や不妊傾向にも幾つかの原因が考えられます。現在では不妊の原因を男女間で調べるとだいたい50%ずつの確率になるので不妊治療を受ける場合には女性だけでなく男性も一緒に受けることが重要視されています。

女性の冷えと不妊の関係

寒がる女性

前述した通り冷え性=血流障害が起こっているということなので、冷え性の人は女性器官への血流が悪くなります。女性器官は腹腔内に収まっているので特に注意すべきは「内蔵型冷え性」です。
妊娠・出産とは女性のお腹の中で新しい命が宿り育まれていくとても重要なことなので、健康な胎児へと育つには大量の血液が必要ですし、また受精卵が確実に着床するには女性器官が健全に機能していないと難しいため、内蔵型冷え性は妊娠にとって大敵と言えるのです。
さらに女性器官への血流不足は子宮筋腫や子宮内膜症、子宮頸がんなどの病気の原因になるため妊活の際には冷え性対策がとても重要になってきます。

男性の冷えと不妊の関係

一方で女性に比べると男性の冷え性の発生頻度は低いのですが、近年男性にも冷え性が増加しているというデーターが公表されています。

男性は大量の汗をかき、冷たい飲み物を好む人が多いため内蔵型冷え性になりやすく、その結果として膀胱や睾丸が冷え、男性ホルモンの産生効率が落ちたり、性欲が低下したり、EDを引き起こすなどして「男性の不妊症」に陥りやすくなります。

子宮筋腫とは

女性疾患の代表とも言われているのが子宮筋腫です。子宮筋腫とは子宮内膜に生じる良性腫瘍のことです。半数以上の女性が子宮筋腫を発症するといわれていますが、その原因はストレスからくるホルモンバランスの異常や冷え性だといわれています。

良性腫瘍なので他の細胞に与えるダメージはなく、生理周期中に自然代謝していくため、多くのケースでは治療の必要がないのですが、出血量が多い、痛みが強い、腫瘍が異常に大きいなどの場合は手術をすることになります。
一度子宮の手術を受けてしまうと妊娠しづらい身体状態になるので不妊症リスクの一つに数えられています。
病院

子宮内膜症とは

子宮内膜症は不妊の原因としても危険度の高い疾患です。本来は子宮内部に出来るはずの子宮内膜が子宮の内腔以外の場所に形成されてしまうという病気です。

詳細な原因は不明ですが、ストレスやホルモンバランスの異常、冷え性、自律神経の乱れ、月経前症候群などが原因と考えられています。
下腹部痛や生理痛が特に強いため痛み止めによる疼痛コントロールやホルモン療法などを行います。

低体温とがんについて

子宮筋腫は良性腫瘍ですが、内臓が冷える内蔵型冷え性や全身が冷える低体温症になると健全な細胞が突然がん細胞化することがあるということがわかっています。

このため内蔵型冷え性になると子宮頸がんや子宮がん、卵巣がん、乳がん、膀胱がん(女性の場合は女性器官と膀胱が隣り合わせなので浸潤や転移など注意が必要です)などへの警戒も必要となります。もちろんこれらの疾患も不妊症の原因となります。

冷え性からくる不妊を防ぐ方法とは?

内蔵型冷え性は「血流障害」が最も大きな原因です。そこで冷えが生じやすい腹部を温めて妊娠可能な状態を維持して不妊を解消する方法を紹介していきます。そのためにはもちろん「冷やさない」、「温める」が重要なキーワードになります。

服装で冷えを予防・改善する

ストール

冷え性は女性の半数以上がかかる病態ですので、とにかく体を冷やす服装は避けるようにしましょう。ファッションのためとはいえ次に挙げるような格好をしていると不妊になりやすくなります。
  • 冬でも素足
  • ミニスカートを履く
  • 上半身は厚着するけど下半身は薄着(生足にスカートなど)
  • 靴下を履かない
  • ミュールやサンダルが多い
このように外気に直接触れるような格好や風通しの良い服装は冷えやすいので注意が必要です。特に現代は夏場でも建物の中はエアコンが効いているので体温調整しやすいような格好を心がけましょう。
冷え予防に効果的なアイテムには以下のようなものがあります。
  • 腹巻
  • 靴下
  • ストール
  • カーディガン
  • ズボン
  • レッグウォーマー
です。昔から「頭寒足熱」と言われるぐらい頭は冷やしても足(下半身)を温めておけば健康状態は良くなるとされているので下半身を冷やさないファッションを心がけます。
また冷え性は血流障害が原因ですので体を締め付けるようなファッションもNGです。

靴下の重ねばきのコツ

足の冷え解消には靴下の重ねばきがとても効果的とされています。そしてちょっとしたコツをつかむとさらに温熱効果が上がるので紹介しておきましょう。
・シルクの靴下を下に履く:この時はより肌に密着する5本指タイプがベストです。
肌触りも良く蒸れを拡散する効果も高いので、重ねばきの下に履くと快適に過ごせます。
・シルクの靴下の上にはコットンの靴下:シルクが吸い出した汗や毒素を吸収してくれるので化繊よりも柔らかくて吸湿性のよいコットンの靴下を重ねばきするようにします。
冷えの状態によってこの手順で何枚か重ねていきます。どうしても冷えが辛い場合は最後にウールの靴下を履くと保温性が高まります。

入浴で冷えを予防・改善する

自律神経の働きを改善するには入浴が非常に効果的とされています。また寝る前に体を芯から温めることで寝つきが良くなり、副交感神経がしっかりと作用して寝ている間に体のメンテナンスを行ってくれるのです。

しかし、入浴の際にもいくつかの注意点があります。まず、副交感神経を優位にするためには40度以下の温めのお湯にゆったりと浸かることが重要です。20分以上は入浴することが推奨されているのでのぼせにくい半身浴が良いでしょう。熱いお湯では逆に交感神経が優位となり血管が収縮して血流が悪くなります。
リラクゼーションさせるためには温めのお湯に長く浸かるのが秘訣です。
もう一つ注意すべき点は脱水にならないように気をつけることです。入浴前にはコップ一杯ほど水を飲んでから入り、入浴中もこまめな水分補給を心がけましょう。

カイロを利用する

カイロ

エアコンの効いた部屋で座りっぱなしの仕事をする事務職では腰から下の血行が悪くなり下半身の冷えやむくみを起こしがちです。
そこで仕事をしたままでも血流を上げるためにカイロを利用してみましょう。臀部や鼠蹊部(股関節の付け根)には太い血管が通っています。そこを温めるようにするのがコツです。
そうするためにはカイロを貼る位置を尾てい骨の上部あたりにするとよいでしょう。また上半身(特に手)が冷える人は肩甲骨の間に貼ると筋肉が温められ血行が良くなります。これは肩こりにも効果的なので試してみてください。

冷え性を改善する漢方薬を導入する

昔から冷え性に効く漢方薬は数多く存在していました。このパートでは現在医薬品として認定されている冷え性からくる不妊改善に効果的な漢方薬を3種類ほど紹介しましょう。

・六味丸(ろくみがん):地黄(じおう)という成分が含まれていて、これが血液に栄養を与えてくれます。血流促進効果が高く健康な卵子を作る手伝いをしてくれます。
体力があまりなく尿量が安定せず疲れやすい人向けの処方です。
*この薬は処方薬ですので一般の薬局やドラッグストアー等では購入することができません。処方箋が必要な医療用医薬品に分類されています。
・八味地黄丸(はちみじおうがん):最も基本的な漢方薬の一つです。主成分の地黄が血液の流れを良くし、冷えを改善してくれます。特に四肢が冷える末端冷え性の改善に効果があるとされています。
体力が中等度以下で疲れやすい人向けの処方です。
・六君子湯(りっくんしとう):冷えからくる胃腸の症状改善に効果があることから内蔵型冷え性の治療によく用いられる漢方薬です。血流改善効果の高い高麗人参が配合されています。
体力は中等度以下で貧血気味の人に向いている処方です。
ただし、漢方薬も医薬品である以上副作用はついて回ります。合成薬ほど強い副作用はないのが一般的ですが「副作用はある」ということをしっかりと認識しておいてください。
また、体質によって効き目が大きく変わることと、食前や食間など一般的な内服薬とは飲み方が異なるため飲み忘れなどには十分に注意が必要です。これらのことも漢方のデメリットと言えるでしょう。
一般薬(薬局やドラッグストアで購入可能な漢方薬)を求める場合は漢方に詳しい薬剤師がいるところで相談しながら購入することをお勧めします。

漢方だと副作用が心?そんな時の対処策として・・・

ウィンクする医師

妊活は妊娠・出産のための活動ですので母体にはあまり余計な負担をかけたくないものですね。しかし冷えは辛いものです。
その改善法として前のパートでは漢方を紹介しましたが、前述した通り漢方も医薬品である以上副作用があります。また不妊は精神的な要素も強いため副作用を心配しながら漢方薬を飲み続けるのは決して成功しやすい対策とは言い難いと思えます。
そこで、そんな時のもう一つの対処策として和漢でも用いられている原料の一つである高麗人参や大豆イソフラボン、コレステロールを調整してくれるフィッシュオイルなど「めぐり」を良くする働きに優れた原料を用いたサプリメントを検討してみてはいかがでしょうか?
サプリメントなら医薬品とは違うため

  • 副作用への懸念が無用
  • 飲み方は原則として自由

ですので漢方の持つデメリットを帳消しにできます。

ただし、治療薬の漢方とはちがいあくまでもめぐりを改善するための健康補助食品ですのでサプリメントを過信するのではなく、生活リズムや食事の内容を見直し、精神的なストレスを適宜解消して妊娠しやすい身体状況を作り上げていくことが重要です。
冷えの悩みが強く日常生活にも支障をきたすような場合は医師に相談した上で不妊治療を受けるようにしてください。

まとめ

少子化が大きな社会問題となっている今の日本で婚活は重要な意味を持つとても大切な活動です。しかし、晩婚化や冷え性の増加などで「妊娠しづらい環境」になっているのが現状です。

そこで冷えからくる不妊対策としては漢方薬や入浴、運動、そして内臓を冷やさない服装を心がけることが重要なのですが、漢方薬を取り入れるには副作用への懸念が生じるため、それに変わるものとして医薬品ではないサプリメントをまずは導入してみるというのは如何でしょうか?
特に高麗人参などめぐりを改善する原料を用いているサプリメントなら冷えのサポート役としても頼もしい存在となるでしょう。こちらは食品ですから副作用や飲みかたなどの煩わしさはほとんどありません
妊活するならまずはめぐりを改善するサプリメントから始めるというのも一つの有力な選択肢となるでしょう。

冷え性対策に必須の成分ベスト3


冷え性対策といえば、誰もがまっ先に思い浮かべるのが生姜(しょうが)だと思います。しかし、生姜よりも重要な成分が実は後2つもあります。それが高麗人参とポリフェノールです。
高麗人参は「最強の万能薬」として知られ、特に身体の「めぐり」改善に有効で、ポリフェノールは女性ホルモンに似た働きをする重要成分で、冷え性の根本的な原因であるホルモンバランスをサポートしてくれます。
冷え性の「三種の神器」とも言えるこれらの有用成分をバランス良く配合した唯一の商品が、あのユンケルで有名な佐藤製薬が製造販売している「美健知箋(びけんちせん)」というサプリです。
冷え性に悩んでいるなら、これ一つ飲めば効果が期待できるので、まずはこれを試してみて欲しいです。ユンケルで培った健康へのノウハウは伊達ではないことがお分かりいただけると思います。