自律神経失調症とは自律神経という中枢神経に乱れが生じることで様々な健康被害をもたらす神経性の病気です。自律神経は「生きる」ということの中枢であらゆる生体反応をコントロールしている最も重要な神経であり、性ホルモンとの関連性が深く、ストレスや加齢などで乱れを生じがちになります。

思春期や妊娠時、更年期障害などもホルモンバランスの乱れが起こりやすい時期なので、自律神経失調症の一種であると言えるのです。また、自律神経は内臓の働きや生理機能をコントロールするため、広義ではあらゆる疾患が自律神経失調症に数えられます。
この病気で出現する症状は実に多彩で、代謝系の症状、神経性の症状、心身症症状、抑うつ症状などがあります。
しかもこれらの症状が単発で現れるというよりも複合的に出現することも多く、一度発症すると難治性の厄介な病気になります。今回はこの難しい自律神経失調症の原因と改善法を説明していきます。

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知られざる自律神経失調症とは

落ち込む男性

自律神経失調症とはなんらかの原因で自律神経に乱れが生じ、そこから様々な不調が生じる病気です。ではそもそも自律神経とは一体どのような神経なのかについて知るところから始めましょう。
自律神経とは意識とは無関係に生きていく上で必要となる生理的な反応を制御している、最重要中枢神経になります。
具体的な働きとしては
  • 内臓を動かす
  • 自発呼吸を行う
  • 体温を調整する
  • 代謝をコントロールする
  • 性欲をコントロールする
  • 免疫を制御する
などその活動範囲は枚挙にいとまがありません。つまり自律神経が働かなくなったら人は生きていくことすらできなくなります
また、自律神経はさらに二つの神経に分類されます。
  • 交感神経

日中の活動中に活性化するアクティブな自律神経です。男性ホルモン優位で様々なストレスや外敵から体を守るために働いています。
交感神経が活性化している時は心肺機能が高まり血圧は上がり、脈と呼吸が速くなります。

  • 副交感神経

休息中やリラクゼーション中に活性化する自律神経です。女性ホルモン優位で日中に受けた様々な心身の傷やストレスを癒すために働く神経で、人が持つ高度な回復力も副交感神経の働きによるものです。
副交感神経が活性化している時は心肺機能はゆったりと動くため血圧は下がり、脈と呼吸もゆっくりになります。

自律神経失調症の種類

自律神経失調症は原因や症状の現れ方によって幾つかの種類に分類することができるので各個に紹介していきたいと思います。

指をさす医師

本態性型自律神経失調症

「本態性」とは“原因がはっきりとしていない”という意味です。このタイプは体質的にストレスを感じやすい人に多いと言われていますが、自律神経失調症患者全体のおよそ10%程度と少数派になります。

比較的なりやすい人としては
「小さい頃から虚弱体質」
「精神的なストレスを感じやす人」
「生活習慣が乱れている」
「冷え性」
「汗かき」
「乗り物酔いをしやすい」
「アレルギー体質」
「生理不順を起こしやすい」
などになります。そして症状として多いのは
「低血圧」
「倦怠感」
「虚弱体質」
になります。
精神的なストレスが原因と思われがちですが、まだ解明されていないところが多く、それゆえに「本態性」という病名になっています。
ただし、これから紹介する他の三つのタイプの自律神経失調症と違う点は「精神的なストレスによってあまり影響されない」という点です。もし、ストレスが原因であればストレス過多になると症状が進行しそうなものですが、そうではないのでそこが「本態性」である所以と考えられます。

神経症型自律神経失調症

このタイプは心因性で次のような人に多いとされています。

「神経質」
「依存心が強い」
「気持ちの切り替えがうまくいかない」
いわゆる“神経質な人”です。このタイプに発現しやすい症状は
「不安感」
「執着心」
「口の渇き」
「ホットフラッシュ(火照り)」
「不定愁訴(イライラ感)」
「集中力の低下」
「記憶力の低下」
「頭痛」
「手足のしびれ」
などです。
次に紹介する「心身症型」とよく似ていると言われていてどちらも心因性ですが、ストレスを溜め込むタイプ(ある程度ストレスには強いタイプ)を「心身症型」、逆にストレスに弱くいわゆる「打たれ弱い」タイプというのが「神経症型」になるという違いがあります。
また、ノイローゼや不安障害などの精神疾患との違いは“体調不良や四肢のしびれなど、全身状態があるかどうか”になります。全身症状が起こった場合は神経症型自律神経失調症と診断されます。
ストレスを感じている男性

心身症型自律神経失調症

自律神経失調症全体のおよそ50%がこのタイプだと言われています。このタイプに多いのが

「真面目で責任感が強い」
「完璧主義」
「いわゆるいい子タイプ」
「理想が高い人」
「几帳面」
「頑張り屋」
「周囲に流されやすい人」
などと言われています。
何となくですが日本人に多いというのはうなずけます。
具体的な症状は身体的なものが多く
「不眠」
「首や肩のこり」
「めまい」
「耳鳴り」
などになります。
ストレスを内面に溜め込んで頑張りすぎてしまうという点で、ストレスに弱い「神経症型」とは区別されます。

抑うつ型自律神経失調症

上記の「心身症型自律神経失調症」に「抑うつ状態」が加わったのがこのタイプです。
全体的に見れば1割にも満たない少数派ですが、「心身型」の人でも自身の“抑うつ感”には気づかないケースもあるので、潜在的な患者数はもっと多いのではないかと考えられています。

したがってかかりやすいタイプも「心身型自律神経失調症」とほぼ同じということになります。
ただし、“抑うつ感”が加わることで、症状としては「心身型」に見られる身体的な症状に加えて
「抑うつ感」
「無気力感」
「やる気が出ない」
「不眠」
「食欲不振」
「不安感」
などの精神症状が現れます。
したがって「心身型自律神経失調症」であっても食欲不振ややる気が出ないなどの精神症状がある人はこのタイプへの移行が懸念され要注意です。
*抑うつ感について:抑うつ感とは気分の落ち込みから身体的な症状が出ている状態です。例えばやる気がでなくて頭痛や肩こりがするなどの場合が該当します。
肩こりの女性

自律神経失調症はどうやって診断するのかについて

上記の自律神経失調症のタイプ別を見ても、分類が非常に曖昧で、わかりづらいとお感じになった人も多いのではないでしょうか?
実際の自律神経失調症に関してはこの4つのタイプに綺麗に分類されるわけではなく、複数の要素を併せ持つ場合もあり、精神科医でも正確な判断は難しいとされています。

しかし、臨床医学の世界は一定のガイドラインに沿って治療が進められるのが基本なので、ここでは自律神経失調症の診断方法について説明していきましょう。
医学的には以下の3点が認められた場合に「自律神経失調症」と診断されます。
  1. 不定愁訴(ふていしゅうそ)がある:イライラや倦怠感、めまいなどの不調のことです。
  2. 器質的疾患(目視可能な病変部のこと)や精神障害がない
  3. 自律神経異常検査で異常が見つかる
です。決め手となるのはやはり3番目の「自律神経異常検査」でのチェックとなります。
では、具体的にどのような検査が行われるのかといえば次の4項目がセットになっているのでそれぞれ別個に説明していきましょう。
  • 医師との面接
  • 除外診断
  • 自律神経機能検査
  • 心理テスト

医師との面接

いわゆる問診のことです。ポイントとなるのは「生活環境」で、通常は「質問シート」が用意されていてあらかじめそのシートに書かれた回答にそって問診が進められていきます。

この面接でわかることは「ストレスの有無」です。自律神経はストレスによって悪影響を受けるのですが、中には本人も気づかないものがストレスとなるケースもあるため、専門家による客観的な診断が必要となります。
したがって、質問には正直かつ具体的に答えるようにしてください。
チェックシート

除外診断

除外診断は多彩な症状を見せる自律神経失調症の中に他の病気が紛れていないかどうかを診断するためのものです。
症状に応じて

  • 心電図
  • 脳波
  • レントゲン
  • 超音波(エコー検査)
  • CT
  • MRI
などが行われます。

自律神経機能検査

自律神経の機能を調べるための検査です。面接の結果自律神経失調症が強く疑われた場合には必ず行われる検査ですが、検査の種類にはいくつかあり、どれを受けるのかは症状によって変わってきます。

具体的な検査項目は以下のとおりです
  • シェロング起立試験:安静にした状態から立ち上がって血圧を測定する検査
  • マイクロバイブレーション試験:体の表面に自然と起こる細かい振動を測定する検査
  • 立位心電図:立った状態でも心電図を測り、横になった状態の心電図と比較する検査
  • 心拍変動検査
  • 皮膚紋画症
  • 鳥肌反応検査

心理テスト

問診時に同時に行われることが多い心理テストです。自律神経失調症ではメンタルの要因が深く関わってくるため、そのメンタル面の要因を探るための検査になります。

幾つか種類がありますが、代表的なものは
  • 東邦メディカルインデックス:心身の症状を質問票で調べる方法
  • ストレスチェックリスト:現在患者が感じているストレスを調べる方法
  • ストレス耐性チェック:ストレスにどれだけ強いのかを調べる方法
があります。

自律神経失調症に名医はいない?

このパートの最後に少しショッキングな見出しですが、パートの冒頭の方でもお伝えした通り、この病気は境界線が非常に曖昧で専門である精神科医や神経科医でも正確な診断は難しいとされている病気です。

問診や心理テストではいくら正確に書いてください、あるいは伝えてくださいと伝えても、人間の99%は何らかのバイアスがかかり自己評価は実際の実力よりも高く評価しているか低く評価しているかという結果になります。つまり、医師との面接と心理テストの部分では誤診率99%と言っても過言ではないのです。
こちらを見ている医師
また、経験豊かな医師が「私は自律神経失調所なら100%正確な診断を下せます」ということもまずありえません
なぜなら「自律神経」は「生命」をコントロールしている司令塔だからです。もし頭痛があったとしてそれが何らかの器質的な病変であったならそれはガイドライン上自律神経失調症からは除外されますが、実際にその器質的な病変の原因は自律神経の乱れによる場合もあるのです。
この時点で除外診断の信ぴょう性も薄れてきます。唯一客観的なデータが取れるのが「自律神経機能検査」ですが、こちらも血圧や鳥肌反応テスト、マイクロバイブレーションなどはその時の心理状態に大きく左右されるものなので、一度の測定だけで正確で客観的なデーターが取れるとは考えないほうがいいでしょう。
こうして考えるとこの病気を単純に4つの型にはめ込んで、きっちりと区分けして治療プランを立てるというのはほぼ不可能に近いということになります。
したがって客観的な診断根拠に乏しいものを完治させられる名医などはいないということになるのです。
このため治療は主に対症療法(症状に合わせて投薬を中心に症状を軽減させる治療法)に依存することになります。

投薬以外の治療法について

前のパートでも紹介したように、自律神経失調症はパターンに限らず治療のメインは投薬による「対症療法」になります。

しかし症状に合わせて次のような治療法が行われることもありますので、これも各個に説明していくこととします。
指さす医師

自律訓練法(セルフコントロール)

一種の自己暗示をかけ意識的に副交感神経の作用を高める方法です。
乱れがちな自律神経のリズムを整えやすくなります。具体的には6つの公式(背景公式を入ると全部で7つ)から構成されていて、慣れれば自宅やオフィスでも簡単にできるようになります。

また医療機関以外では6つの公式を全て行う必要性はなく、簡単な2つの方法だけでも効果はあるとされています。それでは一連の流れについて説明していきましょう。
  1. 背景公式:開始前のリラクゼーションです。ゆったりとした姿勢で深呼吸をして気持ちを落ち着かせていきます。全身がリラックスできるように深呼吸に意識を取られすぎないようにしましょう。気分が落ち着いてきたら「落ち着いている」と自分に言い聞かせるように心の中で数回唱え、実際に落ち着いていると思えたら第一公式へと入ります。
  2. 第一公式(四肢の重感):力を抜いて手足が重たいと感じるようにします。最初は利き手から初めて逆の手、利き手側の足、その逆の足と意識を移動させ両手両足が重たいと感じたら成功です。最初は戸惑うかもしれませんが慣れればす〜っと四肢の重量を感じるようになります。これでリラックスできたということになります。
  3. 第二公式(四肢の温感):重感を感じ取れたら今度は同様にして四肢の体温を感じるようにします。リラックスするほど血管が拡張し血流量が増すため温度が上がってくるような感じがしてきます。
  4. 第三公式(心臓調整):心臓が静かに脈打っていることを感じる方法です。リラックスした状態で心音に集中します。そうすると次第に意識が周囲とは離れ自分の世界の中にいるような感じがしてきます。
  5. 第四公式(呼吸調整):リラックス状態では呼吸は静かに深くなっていきます。それを感じてさらに深いリラックス状態に入っていきます
  6. 第五公式(腹部温感):リラクゼーションが進んでいくとお腹のあたりがあたたくなったような感じがしてきます。それをそのまま感じてください。さらに深いリラックス状態へと入っていきます。
  7. 第六公式(額涼感):お腹周りが暖かいと感じたら少しだけ意識を頭(額あたり)に向けます。そうすると爽快な感じで多少ひんやりとしているイメージがしてきます。これで深いリラックス状態に入ったことになります。
この6つの公式を3〜5分を目安に行います。もし、うまくいっていなくても中断するようにしましょう。
リラックス状態から離脱するときには「解除法」に従うようにします。こうすることで離脱後のぼ〜っとした感じから離脱することになります。
(解除法)
  • 両手を三回ゆっくりと握ったり開いたりして腕を曲げながら力を入れていきます。
  • 両手が肩ん触れるぐらいまで深く曲げ、強く握り締めます。
  • 力を徐々に抜きながら腕を静かに伸ばしていきます。
  • 両手を上に伸ばし、足のつま先まで力を入れながら心地よさを感じつつ伸びをします。

カウンセリング(心理療法)

医師の話を聞く人

カウセリング(心理療法)とは薬物を用いずに自律神経失調症の背後に横たわっている心理的な問題に着目して、ストレスの原因を取り除いていく治療法です。再発防止のためにもとても重要視されている治療法と言われています。(必ず再発が防止できるとは限りません)
この病気には心理的な要因が深く関与しているケースが多いので、薬物治療と同じぐらい重要視されています。そのため治療の選択肢も非常に多く心理療法というくくりの中では約40種類ものメソッドがあると言われています。
症状や心理的要因、社会的なバックボーン、患者のライフスタイルや性格などを考慮して最適なメソッドを選択するのも医師の重要なスキルになります。
この治療法は医師と患者との間に強い信頼関係がないと成り立たないので、治療を受ける際にはインフォームドコンセントをしっかりと受けるようにしましょう。

理学療法

理学療法といえば「リハビリ」のイメージが強いと思いますが、自律神経失調症に対する理学療法には

「指圧」
「マッサージ」
「鍼灸」
「温熱療法」
などがあります。カウンセリング(心理療法)と組み合わせることで身体的症状と精神的症状の両方にアプローチすることができます。
うまく治療がはまれば相乗効果で双方の治療法の効果が上がるうえに薬物治療からの離脱を早めることにもつながります。

作業療法

自律神経失調症に対する作業療法には

「音楽療法」
「アロマ療法」
「集団療法(数人で一つの作業をやり遂げることで自信を取り戻す療法)」
など五感にアプローチする治療法が行われます。
ただし、作業療法だけをやっていれば良いというわけではなく、あくまでも薬物療法やカウンセリング(心理療法)の補佐的な治療法になります。

生活習慣改善のアドバイス

自律神経失調症は文字通り「自律神経」の乱れによって生じる病気です。自律神経は生きていくことを司る中枢神経なので「生活習慣」と密接なつながりがあるとされています。特に

「睡眠時間」
「食生活」
「運動習慣」
などが重要で、これらを見直すことで規則正しい生活リズムを取り戻し、自律神経が正常に働けるように睡眠の質を上げることで体内時計をリセットしたり、偏食を改善して適切な栄養を過不足なく摂取すること、運動習慣を身につけることで血流を改善し、ホルモンバランスを調整して自律神経の乱れを正すことを目的とした治療法になります。
医師以外にも栄養士や運動療法士なども加わって症状に合わせたプログラムが作成されます。
不眠気味の男性

森田療法

森田療法とは自律神経失調症というよりもうつ病や統合失調症などの精神疾患の治療として行われる心理療法の一種です。
具体的には
あるがままの自分を受け入れ、前向きに行動することで目標を達成する
ことを目的として行われます。自律神経失調症の中では「神経症型」に対して行われることが多いようです。

このように自律神経失調症に対する治療法は非常にバラエティに富んでいます。しかしどれも決定打(完治に至る治療法)にならないのは先にも述べたように、この病気の原因が非常に多岐にわたり、単体ではなく複合的、多発的に重なって発症するためです。
原因が特定できない以上完治に至らないのはある意味当然なことなので、「自律神経失調症を完全治療」などという謳い文句を見かけた場合はまず信頼できないと判断して間違いないと思います。

薬物治療を受けるにあたっての心得

前のパートで紹介したように自律神経失調症には多くの治療法が存在しますが、一番メインの治療はやはり薬物治療になります。他の治療法は薬物治療と合わせて行うことで、症状をより効率的に軽減させていく方法になります。

薬
しかし、かといって薬物治療で完治に導けるかといえばそれも大きな期待はできません。むしろ“運が良ければ再発はしないかもしれない”程度になると思っておいてください。それだけこの病気は複雑で厄介なのです。(どのぐらい厄介なのかはすでに記載した通りです)
また、この病気は心因性の要因が根幹にあることが多いので、神経科や精神科がメインとなりますが、神経に作用する薬物(向精神薬や睡眠薬、抗不安薬など)は依存性が強く、一度処方を開始してしまうとなかなか薬からの離脱が難しいものが多く、また、症状に合わせて複数の薬物が投与されるため副作用への懸念が高いことを理解しなければなりません。
(薬物治療最大のリスクとは?)

薬物治療において最も大きなリスクとなるのは

「根本的な原因が正確にはわからない状態で投薬を行う」
という点です。既に述べたように問診や心理テストをしても人間にはバイアスがかかっていて99%の人が本来の自分に対して過大評価をしているか過小評価をしているものです。
また唯一客観的なデータが期待出来る自律神経機能検査にしても血圧やマイクロバイブレーション、鳥肌反応などはその時々の状態によって変化するもので数回の検査では正確な値を出すことは不可能なのです。
したがって「治療の根拠」が非常に曖昧であり、その状態で何剤も処方される薬が果たしてどれほどの治療効果を上げるのか、または副作用などのリスク依存性などのデメリットと比べて有益なのかは患者の側でもしっかりと心得たうえで受ける必要性があるのです。

自然に乱れを解消する方法はあるのか?について

疑問を感じている男性

自律神経失調症の治療にあるカウンセリングや生活習慣指導では「食生活を見直す」という方法があります。
自律神経の乱れが何であれ、最も効果的なアプローチは
  • 副作用がないこと
  • 自律神経の乱れで起こること
と考えた場合には「食生活」という生きることの基本的な行為を見直すというのは理にかなった方法であると言えます。(人の体はもともと食事によって栄養素を補給しながら生きていくようにできているからです)
そこで「食事」という点に着目してめぐりの乱れを調整することに対策の主眼を置いた場合、一番オススメなのが「高麗人参」です。
東洋医学の理論や和漢の世界では古くから「万能の妙丹」として知られ、めぐりを改善する働きに優れているとして重用されてきました。
また、日本でも高麗人参の研究は本格的に行われていて、大学や専門の研究機関においてもその効用は科学的にも証明されています。
高麗人参には独自成分の「ジンセノサイド」が含まれています。この成分はサポニンの一種で、サポニンは健康を促進し、めぐりを改善して不調を調整する働きに優れていることで知られていますが、過剰に摂取すると毒性を示すというデメリットがあります。
しかし、「ジンセノサイド」にはこの毒性がなく、高麗人参には副作用のようなものはほとんど報告されていないのです。(食品なのでごく稀にですがアレルギーを示す例はあります)
しかも、働きはサポニン以上と言われていて、様々な原因が複合的かつ多発的に重なって起こる自律神経失調症に対してはジンセノサイドの調整力が役に立つとされています。
というのも前述した通り、自律神経には
  • 興奮系の交感神経
  • 鎮静系の副交感神経
があり、この二つの神経が交互にスイッチすることで生体機能を正常に維持しているのですが、ジンセノサイドにも
  • 興奮系のトリオール系
  • 鎮静系のジオール系
という二つの成分があり、これがその時不均衡を起こしている方に働きかけて調整してくれるからです。
また、高麗人参は滋養強壮剤の主成分としても用いられるなど、バランスを整えつつ不足しがちな栄養素も適宜補ってくれる、まさにパーフェクト食材とも言える存在なのです。

まとめ

自律神経失調症がいかに治療の難しい病気であるのかについてはこれでご理解いただけたと思います。
治療に必要な「原因に関する客観的なデータ」の取りようがなく、幾つかの治療法はどれも決定打に欠けるような状態であり、頼みの綱の投薬治療も目に見える症状を軽減させるだけの存在でしかありません。

また症状に合わせて副作用や依存性の強い向精神薬や痛み止めなどが複数投与される場合もあり、症状が軽減しても薬からの離脱が困難であるという大きすぎるデメリットがあります。このデメリットを含めても根本的な原因が不明な以上完治に至らないケースが多いので、患者さんにとっては非常に辛い治療になる可能性が高いのです。
対策としては食餌療法に高麗人参を取り入れるという方法が最もリスクの少ない方法であると思われますが、心理的な要因が大きい病気なので患者さん本人の努力だけでなく家族など周囲のサポートが必要不可欠と言われています。
特に身近な家族のサポートは問診やカウンセリング時の患者さん本人も知りえないような生活パターンを客観的に診断する際の大きな指針となるので、この病気は医師と患者さんそして家族がチームとなって治療に当たることが最も望ましいということを知っていただきたいと思います。
以 上 
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