巷では体内で発生する活性酸素の害悪について描かれたネット記事などをよく見かけ、それを除去するためのサプリメントが市場では数多くリリースされていますが、本来活性酸素は人が生きていく上で重要な役割を果たしている物質です。

しかし、過剰につくられてしまった場合に暴走して健康被害をもたらす存在に変貌します。
こうした余剰にできた活性酸素のことを悪玉活性酸素と呼んでいます。美肌や健康にとって本当に敵となるのはこの悪玉活性酸素のことなのです。
抗酸化作用を謳った製品群にはこうした悪玉活性酸素のみを除去するための効果については触れられていないものが多く、場合によっては必要な分まで除去してしまい、逆効果になる場合もあります。
疑問を感じている女性
そこで今回は活性酸素について正しい知識を身につけ健康で若々しい美肌を手に入れるためには何を選べば良いのかについて学んでいきましょう。

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活性酸素について正しく知る

活性酸素とは酸素分子がより反応性の高い化学物質に変異した姿の事です。ここでいう「反応性の高い化学物質」とは“分子組成が安定せずに他の物質と反応しやすくなっている状態”という意味になります。

自然界にも存在している物質ですが、人の体内でも作られていて、ストレスを感じた時に合成される「抗ストレスホルモン」が産生される過程で副産物としてつくられるのが「活性酸素」です。
一般的には一括りにして「活性酸素」と呼ばれていますが実際には
  • スーパーオキシドアニオンラジカル(通称スーパーオキシド)
  • ヒドロキシルラジカル
  • 過酸化水素
  • 一重項酸素
4種類があり、これらを総じて「活性酸素」と呼んでいるのです。
ところでネット記事やマスコミでは活性酸素の害悪について論じられることが多いのですが、実は人が生きていく上では非常に重要な物質でもあるということをご存じでしょうか?
冒頭の方でも述べたように活性酸素は抗ストレスホルモンが産生される過程副産物としてつくられます。
そして活性酸素が持つ「反応性の高さ(他の物質と結びつきやすい)」から免疫系の第一陣として活躍しているのです。
具体的には、例えば病原菌などのストレッサー(ストレスを与える存在)が侵入してきた時に自律神経では抗ストレスホルモンの産生を促すと同時に免疫系にも働きかけを行います。
この時、白血球などのマクロファージが病原菌を取り込むのと同時に血液中の活性酸素もストレッサー(病原菌+それによってつくられた毒素など)に働きかけ、すぐに結びついて無害化させてしまうのです。
では、このように重大な働きを持つ活性酸素がどうして悪者扱いされているのかというと、ストレスの度合いが大きいほど大量の活性酸素が作られてしまうからです。
余剰な活性酸素は今度は暴走して健康な細胞まで攻撃し始めます。
これが悪玉活性酸素と呼ばれる物質で、ストレス社会と呼ばれる現代人はこの悪玉活性酸素が多く存在し、その悪い面だけが取り上げられるようになったのです。
ストレスを感じている男性

活性酸素ができる順番

活性酸素は

スーパーオキシド→ヒドロキシルラジカル→過酸化水素

という順序で作られていて、“一重項酸素”のみ別に作られています。

上記の過酸化水素がつくられるプロセスにおいてその手前の段階をそれぞれ「前駆体」と呼んでいます。
すなわち、過酸化水素はヒドロキシルラジカルを「前駆体」とし、ヒドロキシルラジカルはスーパーオキシドを「前駆体」としているのです。
この前駆体のことを「フリーラジカル」、過酸化水素や一重項酸素は「非フリーラジカル」と呼んで区別しています。

どれが悪玉になる?

前述したように活性酸素には4種類あり、そのなかでもとりわけ凶暴性が高いのは「ヒドロキシルラジカル」と言われています。これが悪玉活性酸素の親分的な存在と考えて良いでしょう。

それゆえに「フリーラジカルは悪玉活性酸素として超危険」という認識が広まってしまいましたが、そもそも「非フリーラジカル」である過酸化水素もヒドロキシルラジカルほどの凶暴性はないまでも増えすぎては人体に悪影響を及ぼしますし、ヒドロキシルラジカルの前駆体でこちらもフリーラジカルである「スーパーオキシド」は免疫系の第一陣として活躍する「善玉活性酸素」です。
従って、フリーラジカル=危険という公式は間違いではありませんが、それだけでは正しい知識としては不十分と言えます。

抗酸化作用について正しく知る

昨今は活性酸素の毒性が話題となって以来、「抗酸化サプリメント」が一大ムーブメントを巻き起こしています。
「抗酸化サプリメント」とは抗酸化作用が高い成分を複数配合してより活性酸素の除去力を高めたサプリメントのことです。

サプリメント
また、サプリメント以外では化粧品や食品の世界でもやたらと「活性酸素を除去する」ことを強調する宣伝文句が並んでいます。
しかし、先にも述べた通り活性酸素は本来生きていく上で重要な役割を果たすものであり、問題は出来すぎてしまった悪玉活性酸素「ヒドロキシルラジカル」なのです。
現代社会はストレス社会と言われています。
そこで各製薬会社や抗酸化サプリメントを開発販売しているメーカーは次のような活性酸素の毒性を訴えます。
  • 酸化とは食べ物や金属を腐食させる現象で体の中でも活性酸素によって体が錆びついている
  • 呼吸で取り込んだ酸素の一部が有害な「フリーラジカル」になる
  • 体内には活性酸素の働きを無害化する抗酸化物質があるが、ストレスなどで過剰に活性酸素が作られると体内の抗酸化物質だけでは足りなくなる。(肌荒れの原因)
  • 活性酸素は「大気汚染」、「放射能」、「紫外線」、「農薬などの化学物質」などによって誕生する
  • 抗酸化作用のあるサプリメントで除去しきれない活性酸素対策を立て美肌対策を立てましょう
といった具合です。
もちろん書かれていることに間違いはありませんが、これが全てではありません。
前述したように、フリーラジカルの中でも「スーパーオキシド」は善玉活性酸素ですし、「過酸化水素」のように非フリーラジカルでも有害なタイプもあります。
それに「ヒドロキシルラジカル」の悪影響にしても、本当に日々健康被害をもたらすレベルで発生しているかどうかについては大きな疑問点があるのです。
以下に引用した文章を参考にしてください。

活性酸素は1 日に細胞あたり約10 億個発生し、これに対して生体の活性酸素消去能力(抗酸化機能)が働くものの活性酸素は細胞内のDNAを損傷し,平常の生活でもDNA 損傷の数は細胞あたり一日数万から数10 万個になるがこのDNA 損傷はすぐに修復される

このことから例え、最悪と言われている「ヒドロキシルラジカル」が健康な細胞を攻撃したとしても、その被害は極めて軽微であるということになります。
確かに長期間の間にこの検証以上の「ヒドロキシルラジカル」や「過酸化水素」が大量に発生し、体内の抗酸化物質だけでは除去に追いつかないかもしれませんが、そんなに多くの人にこうした事態が発生している可能性についてはそれほど高いとは言えないのが現状なのです。
指をさす医師

体内で合成される抗酸化物質について

それではここで人間が元々持っている抗酸化物質について説明していきましょう。

人体で合成される抗酸化物質は「酵素」になります。
酵素」とは化学反応を起こす物質同士の中間で作用して化学反応を促進させるために働く物質(中間物質)であり、一つの酵素には一つの作用しかありません。
これを「一意の作用」と呼んでいます。酵素は人体内で起こる様々な化学反応に関与していて、酵素がないと私たちは生きていけないと言われるほど重要な物資なのです。
体内で合成される抗酸化酵素は以下のとおりです。
  • カタラーゼ
  • スーパーオキシドディスムターゼ
  • ペルオキシダーゼ

 

など
*体内で合成される抗酸化物質のことを「スカベンジャー」と言います。
抗酸化サプリに配合されているような成分もありますが、一般的によく知られている抗酸化物質といえば
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • ビタミンA
  • βカロテン
  • ポリフェノール
などが多く、特にビタミン類の抗酸化作用は古くから注目されていました。
しかし、「ビタミン」というのはミネラル以外の体内では合成できない物質の総称です。
したがって食事やサプリメントから適宜補給する必要性があるのです。
サプリメント

抗酸化サプリの過剰摂取は寿命を縮める?

2007年2月にコペンハーゲン大学病院の研究チームがアメリカの医学雑誌(American Medical Association Study)に発表した論文はサプリメント業界に大きな衝撃を与えました。
この研究では合計で232,606人に対し68の無作為研究を行い385の論文を調査するという大掛かりなものでした。

その結果として
  • ビタミンAは16%、βカロチンは7%、ビタミンEは4%それぞれ死亡リスクを高める
  • ビタミンCとセレンには死亡リスクを高めるということは確認されていない
という報告書がまとめられました。
これらのことから言えることは、確かに悪玉活性酸素は存在し、人体に悪影響を及ぼしますが、その影響はそれほど大きくなく、サプリメントで摂取する抗酸化物質にはリスクもあるので、自然食品としてビタミンC、セレン(死亡リスクを上げることはないと言われている物質)を適切に摂取するか、体内の抗酸化酵素の量を増やすのが最良の活性酸素対策になるのです。

安全な抗酸化物質を多く含んだ食材とは?

食事で取れる抗酸化物質として安全性が高いのは「ビタミンC」と「セレン」ですので、この二つの抗酸化物質を多く含む食材を中心として紹介していきたいと思います。

ビタミンCを多く含む食材

ビタミンCといえば思い浮かぶのは野菜類や果物類です。
野菜類のなかでも特に緑黄色野菜、果物では柑橘類が有名です。

  • 野菜類

・赤ピーマン
・黄ピーマン
・ピーマン
・芽キャベツ(茹でたもの)
・ケール(青汁の原料)
・ゴーヤ
・ブロッコリー(茹でたもの)
・カリフラワー(茹でたもの)

これらは含有量が多いだけでなく、一度に食べられる量も多いのでビタミンCを積極的に摂取するのには最適といえるでしょう。
  • 果物類

・アセロラ
・柿
・はっさく
・バレンシアオレンジ
・グレープフルーツ
・キウイフルーツ
・あけび(果肉)
・いちご
・パパイア

ビタミンCの代表といえばレモンを思い浮かべますが、上記の果物はレモンよりもビタミンCの含有量が多いとされています。
また、果物は通年で入手出来るものと季節感のあるものがはっきりとしているので、季節感を愉しみながら美味しく食べると良いでしょう。
野菜

セレンを多く含む食材

「セレン」とは微量ミネラルのことで、男性向けの精力剤の成分としても用いられています。肉や魚の内臓、卵、ついで肉、魚類、乳製品などのタンパク質の多い動物性食材に多く含まれています。

また植物性食品では麦類やマスタード、ひまわりの種などにも多く含まれていますが、こちらは土壌成分によっても大きく異なってきます。

ポリフェノールが持つ抗酸化力は本物か?

抗酸化力が強い物質としてビタミン類やβカロテンと並んで有名なのが「ポリフェノール」です。ポリフェノールとは主に野菜や果物の皮の部分に多く含まれている色素成分です。
赤ワインやコーヒー、オリーブなどに多く含まれていることで有名です。

ポリフェノールの本来の役割は紫外線から植物を守るというものです。人間でいえばメラニン色素のようなものだと思っていただければ良いでしょう。それゆえに色素なのです。
活性酸素は紫外線ストレスでも作られるので、紫外線をブロックするポリフェノールには高い抗酸化力があるというのが定説になっています。
しかし、ここでよく考えてみてください。ポリフェノール本来の役割を考えると紫外線をブロックすることで
活性酸素が作られないようにする
という効果になります。
つまり、「出来てしまった活性酸素を除去する力は確認されていない」のです。
したがって“活性酸素の予防には効果的ですが、除去効果については低い”ということになります。

食事以外で悪玉酸素対策を立てることは可能?

スカベンジャー」(体内で合成される抗酸化物)は体内の水分調整(尿など)と深く関連しています。
体内の水分は「めぐり」とも深い関連性があるので、めぐりが悪くなるとスカベンジャーの産生能力も低下することになります。

昔から和漢の世界でめぐりを改善する帝王といえば「高麗人参
」です。
高麗人参には
  • 冷えを改善してポカポカにする
  • めぐりを改善してぐったりしにくくする
  • 朝の爽快感をもたらす
  • 更年の辛さを和らげる
  • 男性に自信を蘇らせる
などの働きがあることが知られ、その実力は科学的にも証明されています。
こうしたことから高麗人参にはスカベンジャーの産生をサポートする働きも期待出来るのです。
高麗人参
これは高麗人参にだけ含まれている「ジンセノサイド」と呼ばれるサポニン成分の一種の働きによるものですが、一般的な悪性酸素対策に用いられるビタミン類をはじめとして各種アミノ酸やミネラルをも豊富に含む優れたバランス栄養食材だからです。
したがってあれこれ悩むならまずは高麗人参サプリメントを導入して様子をみることが最も賢明なお肌のコンディション対策になります。

まとめ

悪玉酸素対策としてもっとも重要なことは「食生活の見直し」です。

しかし実際にやってみると献立を考えるだけでもなかなか大変なことがわかるでしょう。そこでさらなるサポート対策として高麗人参を導入してみるという選択肢があります。高麗人参は自然食品で和漢の世界でもその働きについては実証済みです。
調整力に優れた食品なので取りすぎて何かしらの健康被害が起こったり副作用を伴うなどのリスクもなく、安全性についても問題はありません。年齢肌対策としても良い働きをしてくれることでしょう。
その上でさらなる対策を講じたいということであれば抗酸化サプリメントを使ってみるということで効率的な年齢肌対策になることと思います。
以 上 
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追伸:

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