更年期障害の症状は非常に多岐にわたります。直接的な原因は「ホルモンバランスの異常」から「自律神経の乱れ」が生じることです。
したがって治療方法としては
  • ホルモンバランスを調整する
  • 自律神経の乱れを正常化させる
  • それぞれの症状を和らげる対症療法を行う
という選択肢があり、患者さんの重症度にもよりますがこれらを単一で選択するか、あるいは複数の治療法を組み合わせるかという方法で治療が行われます。
また、更年期障害には根治術というのは存在しません。基本的には閉経を迎えてしばらくすると再びホルモンバランスが落ち着くことで自覚症状が自然と消失していくからです。したがって治療には長い期間を要することになりますが、対症療法が治療のメインとなります。
今回はこの対症療法を中心とした更年期障害の治療についてみなさんと考えていきましょう。

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医療機関(婦人科)ではどのような治療が行われるの?

女性の医師

女性の更年期障害を受け持つのは主に婦人科になります。
そこで婦人科では更年期障害に対してどのような治療を行うのかを見ていきましょう。

ホルモン補充療法

一般的に婦人科で行われる更年期障害治療の第一選択肢は「ホルモン補充療法」になります。この治療法は更年期になって分泌量が減っていく女性ホルモンに対しホルモン製剤を使って直接補う治療法になります。

女性には“生理周期”という生体リズムがあり、前期、中期、後期で分泌されている女性ホルモンの種類が異なってきます。
生理が起こる目的は妊娠、出産を可能にするためですので、まずはエストロゲン(卵胞ホルモン)が分泌され卵子が形成されて受精可能な状態になります。中期になると今度はエストロゲンの分泌量が減りプロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌され、受精しなかった場合の排卵に備えるようになり、終期は排卵されて再びエストロゲンの量が増え新しい卵巣が形成されるというサイクルをおよそ24〜28日間かけて繰り返します。
ホルモン補充療法もこの生理サイクルをできるだけ忠実に再現するためにまずはエストロゲン製剤を投与しその後プロゲステロン(黄体ホルモン製剤)を投与するという治療法が主流です。この方法を採用するのは生理周期を再現する他にもエストロゲンの量が過剰になるとエストロゲン由来の疾患である乳がんや子宮筋腫への罹患リスクが上昇するという危険性があり、それを抑制するために黄体ホルモンが必要となるからです。

ホルモン製剤について

ホルモン補充療法に用いられる薬には以下のようなものがあります。

エストロゲン単剤

・内服薬:プレマリン錠(通常量)、ジュリナ錠0.5mg(低容量)
・経皮薬(貼り薬):エストラーナ0.72mg、フェミエスト4.33mg(通常量)、フェミエスト2.17mg(低容量)
・経皮薬(塗り薬):ル・エストロジェル0.06%、ディビゲル1mg(通常量)、ル・エストロジェル0.06%(低容量)

エストロゲン+黄体ホルモン合成薬

・内服薬:ウェールナラ配合錠
・経皮薬:メノエイドコンビパッチ

黄体ホルモン単剤

・内服薬:プロベラ、プロゲストン錠、ヒスロン錠、デュファストン、ノアルテン錠

袋に入った薬
通常は自律神経がエストロゲンとプロゲステロンの量を適正に保つように微細にコントロールしているのですが、ホルモン補充療法では投与量がある程度決められていることと、人工的に合成された女性ホルモン剤を投与することになります。
性ホルモンは副腎皮質からも分泌されるので別名を「ステロイドホルモン」と言います。ステロイドとは本来副腎皮質から分泌される成分の総称なのですが、合成されたステロイド製剤には強い副作用があることはよく知られています。
したがってホルモン補充療法はスタンダードな治療ですが、ある程度副作用へのリスクを覚悟の上で受ける必要性があります。
この治療法での治療効果は高いので更年期障害の症状が重く日常生活や仕事に支障が出ている場合にはこの治療法を試す価値はありますが、それほど重症例ではない限りはセルフメディケーション(一般薬や漢方薬で自分で治療すること)の方がリスクは少ないと思われます。

フィトエストロゲンによる対処法

更年期障害の症状が比較的軽症から中程度であれば医療機関での治療ではなくサプリメントや食事によるセルフメディケーションも選択可能です。

ここでは女性の医薬品以外のセルフメディケーション時に用いられる代表的なものとして「大豆イソフラボン」と「ざくろ」を取り上げましょう。どちらも更年期対策サプリメントの主原料としては代表的なものです。
大豆イソフラボン」やザクロに含まれている「エストロン」という成分は人の体内でエストロゲンとよく似た働きをするため「フィトエストロゲン」と呼ばれています。どちらも植物性のエストロゲン成分ということになります。
特に大豆イソフラボンは日本人には馴染みの深い大豆加工食品(納豆、豆腐、豆乳など)に多く含まれていてコストも安いため多くの更年期対策サプリメントには数多くの製品に利用されています。
豆腐
しかし、欧米の研究機関では食事として摂取する大豆イソフラボンやエストロンには更年期障害の症状の効果が確認できたもののサプリメントとして加工されたフィトエストロゲンにはその作用が確認できなかったとう発表が相次いで出され、現在はほとんど流通していません。
また日本でも厚生労働大臣が直接大豆イソフラボンの過剰摂取は乳がんや子宮筋腫の既往歴(治療経験のあるという意味)のある人が過剰摂取すると再発のリスクが上昇するという注意喚起を直接行うなど異例の事態となったことがありました。したがって、フィトエストロゲンは食事で摂取することを心がけるようにしたほうが良いと思います。

自律神経調整薬での治療について

更年期障害は性ホルモンと自律神経のバランスが乱れてしまう病気です。したがって治療の際には自律神経調整薬による投薬治療が行われる場合があります。

特に「ホットフラッシュ」時や「手足の冷え」、「低血圧」、ホルモン補充療法が使えない場合に処方されることが多い薬です。
カプセルの薬
【自律神経調整薬の種類(成分名:薬剤名)】
トフィソパム(グランダキシン):肩こりや手足の冷えなどに処方
ガンマオリザノール(ハイゼット、ガンマーオーゼット):ホットフラッシュや手足の冷えなどを改善
メチル硫酸アメジニウム(リズミック):低血圧症、立ちくらみやふらつきなど
塩酸エチレフリン(エホチール):低血圧症、立ちくらみやふらつきなど
塩酸メトドリン(メトリジン):低血圧の改善
ここまでの薬は副作用がほとんどないか少ない薬だと言われています。
プロプラノロール(インデラル):交感神経の沈静化、動悸、不整脈や不安感の解消など(副作用として血圧低下などがある)
臭化ブチルスコポラミ(ブスコパン):腹部の痙攣や収斂性の胃痛など(副作用として眠気がある)
などこれらの薬はやや副作用が強いことで知られています。
このように一口に「自律神経調整薬」と言っても現出している症状によって処方される薬が変わってきますし、副作用が少ないとはいえ自律神経を乱しているホルモンバランスの調整力はない薬なので効果もあまり期待できないという報告もあります。
婦人科でもホルモン補充療法が適用できな場合の対症療法薬として処方されるので、これだけで更年期障害に対処するのは無理があると思われます。

市販の漢方薬でセルフメディケーション

市販薬には昔から漢方処方を中心とした女性の更年期障害向けの治療薬があります。ここでは人気のある二つの漢方処方の治療薬をご紹介しましょう。

  • ラムールQ(ツムラ)

女性の更年期障害に効果があるとされている中将湯処方に鎮痛効果のあるエンゴサクや鎮静効果のあるカンノコウ、便秘解消効果の高いセンナエキスなど8種類の生薬を配合した総合治療薬です。

  • ルビーナ(武田薬品工業)

血流を促進させて冷えを解消する「四物湯」に自律神経の働きを整え、むくみを解消する「苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)」を配合した漢方製剤です。(このように複数の漢方薬を組み合わせてさらなる効果をもたらす飲み方を連珠飲と言います)

一般的に合成薬に比べると副作用の懸念が少ないと考えられているのが漢方薬ですが、医薬品の区分けでは多くの漢方薬が第2類医薬品に指定されているため副作用がないというわけではありませんので注意が必要です。また、漢方薬は体質によって効き目が変わってくるというリスクもあります。

更年期対策には副作用のないサプリメントで

袋に入ったサプリメント

ここまで紹介してきた更年期障害対策はどれも一定の効果が期待出来るものの、副作用があったり、またサプリメントに加工されたものでは改善効果がないというものばかりでした。
そこで、現存する対策法の中で唯一副作用などのデメリットのないものが「高麗人参」を単独原料としたサプリメントです。
高麗人参は和漢の原料として万能的な働きをすることで重宝されてきましたが、それは高麗人参にしか含まれていない「ジンセノサイド」という成分によるものです。
それに漢方薬になると複数の生薬(原料となる成分)をブレンドすることで第2類医薬品指定となりますが、高麗人参単品であればあくまでサプリメント(一般食品)のカテゴリーとなり、副作用はありませんので安心して毎日飲むことができます。
古くから女性特有の更年の悩みを解消してきた高麗人参を試した上で必要があればさらなる対策として薬物治療などを考えるのが最もリスクの低い対処法であると考えます。

まとめ

更年の不調を治療するには幾つかの選択肢があります。
比較的軽い不調の場合には自分で行う対処法がお勧めです。しかし、一般薬でも医薬品である以上は副作用のリスクがあります。これは漢方薬も当てはまるのです。

では、どうすれば可能な限り安全に更年の不調対策が立てられるのかといえば、唯一副作用へのリスクがないのが「一般食品」や「サプリメント」での対策です。
中でも高麗人参に含まれている「ジンセノサイド」という特殊な成分は古くから女性の不調を癒してきました。大豆イソフラボンやざくろはサプリメントに加工されると効果が確認されないというデーターがあります。
したがって、現状最も有力な初期対策としては高麗人参が適しているといえるでしょう。
以 上 
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更年期障害には高麗人参がオススメです


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今現在、高麗人参で10年連続売り上げ世界一なのが、「正官庄」です。
とにかくまずはこれを試してみて欲しいです。日本一ではなく世界一ですので断然実感力が違います