人の体は不調になると熱を発します。これは病原菌や炎症などの体内で起こっている不調の元を取り除くために体全体の代謝が上がり免疫機能が活性化するからです。
人の体の中では常に「体温」という熱化学反応が起こっています。人の細胞がもっとも活動しやすい温度帯は深部体温で37℃前後と言われています。しかし、これを1℃でも上回るような熱化学反応が長時間続くとそれは体からSOSが出ているサインだと考えられるのです。
風邪をひいて平熱が36度の人が37度になるともう体調を崩してしまいます。このように体温とは非常にデリケートなものなのです。それが長引くというのは健康にとって良くないサインですから放置しないでしっかりと対策を立てましょう。
今回は更年期になると起こる謎の微熱について迫りたいと思います。

スポンサーリンク


なぜ人は体調を崩すと熱を出すのか?

熱を出している女性

このパートではどうして体調を崩すと熱が出るのかについて説明していきたいと思います。
健康な時の体温は平熱、それから1〜2℃上がった状態(37℃〜38℃)を微熱、38.5℃以上を発熱(高熱)と言います。

更年期の微熱は夕方になると続く

平熱は体温計で計るとだいたい36℃台が多いのですが、ここからプラスマイナス1℃が平熱の範疇です。(外部体温の場合)身体の中の体温(深部体温)はこれよりも約1℃高いということを覚えておきましょう。

しかし人の体温は1日のうちでも変化します。活動中は体温が高めで休息中や寝ている間は低くなります。したがって夕方になっても体温が下がらないと体がだるく感じてきます。これが「夕方になると熱が上がる」と言われている所以です。しかし実際の所は熱が上がっているのではなく、熱が下がらないと言った方が正解なのです。
このように夕方から夜にかけても熱が下がらない微熱状態が4日以上続くと少し事態は深刻さを帯びてきます。肺炎や心臓病などの病気を起こしていることが疑われる状態になり、これを「発熱の4日ルール」と呼んでいます。

関節痛、吐き気、寝汗は微熱のサイン

微熱状態でも身体のあちこちに異変が起こります。代表的なのは「関節痛」、「吐き気」、「寝汗」などになります。
しかし、微熱というのは感染症や炎症性疾患(アレルギーなど)のときにばかり起こるものではありません。もし年齢が45歳頃になっているなら「更年期障害」でも微熱が出る場合があるのです。
更年期障害で代表的な熱性疾患といえば「ホットフラッシュ」です。これは顔を含めた上半身がほてり、大量の汗をかくという症状ですがこの時は特に顔がほてるため局所的に微熱状態になります。
1回のホットフラッシュ発作は数時間で収まりますが、症状が重いと1日に何度も発作を起こしたり、連日起こす場合もあります。このように短時間の発熱発作が断続的に起こる場合はホットフラッシュを疑っても良いでしょう。この時微熱症状があれば上記のような「関節痛」、「吐き気」、「寝汗」などを起こすことになります。
他にも更年期障害で熱が出やすいのは
  • 頭痛
  • うつ状態
  • 不眠
などになります。
特にうつ状態や不眠では頭がボ〜ッとして熱っぽく感じる「熱感」という症状を起こすことが多くなります。

更年期以外にも慢性的な微熱が続く場合がある

ホットフラッシュやうつ状態など更年期障害を代表するような自覚症状でも微熱は出やすいのですが、これまでにも説明してきた通り、発熱は体調不良を象徴する症状なので他にもいつくかの病気が考えられます。

更年期障害と非常によく似た症状で間違えやすいのが「甲状腺機能亢進症」です。これは甲状腺の機能が文字通り亢進して免疫過剰になることで熱発を起こすという病気です。
詳細な原因はわかっていませんが、20代〜50代の女性に多くちょうど更年期と重なる年代があるので混同されやすい病気になります。
甲状腺機能亢進症の場合甲状腺が腫れるという特徴があるので、首回りが腫れていたら甲状腺機能亢進症を疑って病院で検査してもらうようにしましょう。

更年期の生理前に微熱が出るのはなぜ?

疑問を感じる女性

更年期になっても閉経を迎える1年前までは生理があります。(完全無月経の状態が1年以上続いた場合に「閉経」とみなされます)しかし、更年期障害ではこの生理時に微熱が継続することが多くなるのです。
これは生理周期が乱れることでプロゲステロン(黄体ホルモン:排卵から次の生理までの間に分泌)の量が増える時期が長くなり、高温期が長くなることに由来しています。
さらに卵巣機能が落ち込みエストロゲン(卵胞ホルモン)の量が減ることで鎮静系の副交感神経の機能が鈍り体温が下がりにくくなってしまうことが重なり微熱が長期間続くことも考えられます。

微熱を伴う更年期障害時の対処法について

更年期障害を発症すると微熱が出やすくなるのはこれまでにも説明してきた通りです。しかしこれは逆説的に言うと「更年期障害をコントロールすれば微熱は起こらない」とも言えます。更年期障害は自律神経失調の一種ですので生活習慣と深い関わりがあります。

そこで更年期になる前からあるいはなってしまった人は今からでもいいので生活習慣を改善してみてください。それによって自律神経の乱れが落ち着きホルモンバランスの乱れに左右されることが少なくなることがあります。
それではその対処方法を紹介していきましょう。

ストレスケア

ウォーキングをする女性

ホルモンと自律神経は精神的なストレスの影響でバランスを崩すので、ストレスケアをしてその影響を少なくすることが更年期障害対策としてとても重要なことになります。
ストレスを発散するには
  • 旅行に行って環境を変えてみる
  • スポーツで汗をながす
  • カラオケで大声を出す
など色々あると思いますので、思い思いのストレス解消法を見つけてください。
ただし、興奮するだけでストレスが逆に溜まってしまうギャンブルやゲーム端末、深夜のSNSなどはやらないようにしましょう。

生活のリズムを整える

自律神経は交感神経と副交感神経をリズミカルに切り替えています。
したがって寝る時間と起床時間を一定にすることで少ないホルモン量でも切り替えがスムーズになります。

運動習慣の奨励

ストレス発散のところでも紹介しましたがスポーツをするというのは心身を健康にしてくれます。またスポーツ科学の分野でも定期的なトレーニングは自律神経を整え更年期障害にかかりにくい体質にするというデーターがありますし、高齢者になっても健康効果が得られると報告されています。

食事のバランスを考える

料理をする女性

代謝が落ちるということは消費するカロリーが減るので食が細くなります。食が細くなるということはさらに代謝が落ち次第に老化への一方通行をひた走ることになります。つまり食べるということは健康やエイジングケアにとって非常に重要な意味があるのです。しっかり食べて摂取したカロリーを運動で消費することで更年期障害知らずの身体になることができます。
ただし、栄養バランスを考え、低脂肪高タンパクに心がけミネラルやアミノ酸を豊富に摂るようにしましょう。また、三食きちんと食べるということも重要です。

更年期の微熱に効く漢方薬

指をさす眼鏡の白衣女性

更年期に起こる微熱対策として漢方薬を飲むという選択肢があります。
もともと漢方薬には女性特有の不調に効果のある処方が多いのでここでは微熱を伴う更年期障害に効くとされる漢方薬を幾つか紹介していきましょう。
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん):体力がある人向け。ホットフラッシュや足の冷えなどの熱性症(体温に異変がでる症例)に効果があります。更年期障害ではよく処方される漢方薬です。
白虎湯(びゃっことう):体力がある人向け。熱発や体の火照りなどを伴う更年期障害に効果があります。
三物黄芩湯 (さんもつおうごんとう):中くらいの体力で熱を伴う更年期障害などの不調や風邪、口の渇きなどにも効果があります。
柴胡桂枝乾姜湯 (さいこけいしかんきょうとう):体力がない人向け。神経症やうつ状態など精神症状やそれに伴う微熱があるときに処方されます。
ここにあげた漢方薬は現在第2種医薬品に指定されています。したがって薬局などで購入することは可能ですが、体質によって効果の出方が変わってくることと、副作用がゼロではないことを覚えておいてください。不明な点は薬剤師に聞くことになるので漢方に詳しい薬剤師のいる薬局で購入すると良いでしょう。
もし副作用が出たら使用を中止し、薬剤師に相談するか婦人科を受診するようにしてください。

微熱は辛いけど「副作用は嫌」という人に

微熱が出るだけでも

  • 体がだるい
  • 節々が痛い
  • 悪寒がする
  • 吐き気がする
  • 喉が渇く
などの辛い症状がでます。
それが連日続くということになると思うとそれだけで気が滅入りそうですね。しかし薬の副作用などは避けたいという場合は更年期対策サプリメントで対処するという手段もあります。
ただし、どうしても熱が引かないときは無理をしないで病院に行くというのが前提になります。
黄色いボトルのサプリメント
ここでは和漢としても有名な高麗人参を例として紹介していきます。
高麗人参は豊富な栄養素がバランスよく配合されているので体力を消耗しているときに最適な食材です。また薬ではないので処方箋も不要で、副作用や飲む時間などの制約がなく、誰でも安心して飲むことができます。
ただし、これで更年の悩みの全てが解消できるというわけではありません。あくまでも生活習慣の改善や辛さを和らげるためのサポートだと解釈してください。
飲み続けることで穏やかに作用していき、めぐりが改善されてホルモンバランスも調整されていきます。

まとめ

熱が出るというのは何らかの不調がおこっている体からのSOSのサインです。微熱だからと放置せずにしっかりとケアすることが重要です。更年期になると更年期障害による微熱というのが起こりやすくなります。更年期障害は閉経に向かう過程で起こる体調不良のことですが、どうしても具合が悪いときは微熱でも無理をせずに婦人科に相談するようにしてください。

また比較的軽度で様子見ができるような状態のときは上記に挙げているような対処法(高麗人参サプリメントなど)または生活習慣の改善などで軽くしていくことができます。
以 上 
PR

生活習慣の改善+高麗人参サプリメントで更年期を乗り切りましょう

更年期障害には高麗人参がオススメです


ゆらぎ世代の辛~い更年の悩みに最も効果バツグンなのが「高麗人参(朝鮮人参)」です。

高麗人参にしか入っていない更年有効成分「ジンセノサイド」が自律神経をサポートし辛さから解放してくれることでしょう。



今現在、高麗人参で10年連続売り上げ世界一なのが、「正官庄」です。
とにかくまずはこれを試してみて欲しいです。日本一ではなく世界一ですので断然実感力が違います