更年期障害になるとホットフラッシュについで発症しやすいのが

  • 気分障害:イライラする、動悸が強くなる、大きな不安感を抱いて落ち着きがなくなる
  • 不眠
  • うつ状態
などの精神症状です。
日本ではこうした精神症状が起こっている際に広く処方されているのが「デパス(後発薬:エチゾラム)」です。
デパスは「抗不安薬」にカテゴリーされる精神科領域のお薬ですが、半減期が短い(6時間程度の効き目)、0.25mg、0.5mg、1mgと成分量のバリエーションが多く錠剤や細粒などタイプ別に選ぶことができるので症状のコントロールがしやすい上に頓服薬としても使え副作用が比較的少ないというメリットがあります。
ただし、中には合わない人とっては重篤な副作用がありますし、抗不安薬というのは依存性が高いのがデメリットです。
今回は更年期障害時の気分障害を起こした時に処方されるデパスについて説明していきたいと思います。

スポンサーリンク


更年期障害の気分障害や動悸に処方されるデパスとは?

シートの薬

男女共だいたい40歳を過ぎた頃から「更年期」と呼ばれる体調変化を感じやすい体質に変わっていきます。
そもそも更年期とは女性の閉経を基準にしてその前後5年ずつの合計10年間を意味するのですが、男性にもちょうど同じような年代になると性ホルモンの分泌量が減ることで、更年期障害と同様に自律神経失調状態となり、似たような症状を起こしやすくなります。
この男性の更年期障害のことを「LOH症候群」と呼び、近年少しずつ認識されるようになりつつあります。
一方で女性の方の更年期障害はすでに広く知られている病気で、現在は健康保険を使った治療が行われています。
更年期障害とLOH症候群との共通した点は発症のメカニズム
・加齢からくる性ホルモンの分泌量の減少→ホルモンバランスが乱れる→自律神経失調状態となる→更年期障害やLOH症候群を発症する
という流れになります。
このフローからも分かる通り、自律神経は性ホルモン(女性はエストロゲン、男性はテストステロン)の刺激を受けて活性化しますので、ホルモンバランスが乱れると自律神経も乱れそこから“自律神経失調状態”となり、心身にさまざまな不具合を生じることになります。
更年期障害の中でも代表的な精神症状には以下に挙げるような症状があります。
  • イライラする、怒りっぽくなる、強い不安感を抱いて落ち着きがなくなる、気分が不安定になり動悸がする
  • 眠れなくなる
  • いろいろな症状が重なりストレスがたまる
  • 抑うつ状態:(上記のような症状が重なり無意識のうちにそれを抑え込もうとしてうつ病のように見える状態)
  • うつ状態
などです。
本格的なうつ病や不眠症になると抗うつ剤(SSRIなど)や睡眠薬が必要ですが、更年期障害やLOH症候群に見られるようなうつ一歩手前の抑うつ状態や気分障害に対しては「デパス」という抗不安薬が広く処方されています。
デパスは田辺三菱製薬から発売されている薬で、錠剤や細粒タイプがあり、ジェネリックにはエチゾラム(トーワ薬品など)があり、デパスとエチゾラムでは副剤も一緒で効果はほとんど変わらないと言われています。
デパスにはセロトニンという鎮静作用がある神経伝達物質の分泌を促し、不安感や興奮、苛立ちなどの気分障害や不定愁訴と呼ばれる症状全体に効果があるとされています。
錠剤と細粒がありますが、飲みやすさや取り扱いの容易さから錠剤タイプが処方されるケースが一般的となります。
また主成分の配合量には0.25mg、0.5mg、1mgの三種類あり一日の上限量は3mgなので0.25mgを処方する場合は症状に合わせて1日最大12錠まで飲むことができることから、症状に合わせて量をコントロールしやすいという点に優れているため、他の抗不安薬よりも使いやすく多くの精神科医やそれ以外の診療科でも処方されている薬です。
このため内服薬としての利用法以外にも患者さんが強い気分障害に見舞われた時の頓服薬としても使うことができます。

デパスのメリット

人差し指

デパス(エチゾラム)のメリットとしては以下の点が挙げられます。
  • 強い抗不安作用
  • 中等度の催眠作用(眠くなる作用)
  • 強い弛緩作用
  • 弱い抗けいれん作用
  • 6時間程度の短い半減期(薬が効いている時間のこと)
  • 副作用が比較的少ない
です。
催眠作用は副作用としての症状ですが、精神症状に不眠が現れている場合には睡眠導入剤としても有用で、また弛緩作用についても更年期障害やLOH症候群においてはよく現れる「腰痛」や「肩こり」、「緊張型頭痛」の緩和にも使うことが可能です。
抗不安薬としての効き目は安定していてとても処方しやすい薬であると言えるでしょう。特にこのカテゴリーの薬は「飲んだ」という安心感によって症状が和らぐため、0.25mgで1日6錠上限からスタートするのが一般的です。
1mgを1錠のむよりは0.25mgを1回2錠として1日2回飲むほうが「薬を飲んでいる」という安心から不安感が和らぎ、トータルの服用量を下げることにもつながります。

デパスのデメリットと副作用

抗不安薬としては万能薬に近いと言えるデパスですが、「依存性が強い」というのが最大のデメリットになります。

これは抗不安薬全体に言えることですが、中でも優秀な薬であるだけに、安易に処方されてしまったり、また患者側もデパスがないと不安が強まり精神症状もそれに合わせて強まってしまうという点があります。
これは半減期が短いためどうしても薬を飲む間隔が短くなりがちで、そうすることで依存傾向が助長されることになりやすいために起こります。
また、メリットでもある睡眠作用については日中に服用した場合にはデメリットとなり、仕事中の眠気につながるので危険を伴う現場作業や車の運転などはしないように指導されます。
その他の副作用としては
・呼吸抑制:これは弛緩作用からくるもので、息苦しさを覚える場合があります。
・誤嚥:これも弛緩作用からくるもので喉の筋力が落ち、食べたものが食道ではなく気管側に落ちることで炎症を起こします。
・生理不順、乳汁分泌
・ふらつき、めまい、倦怠感、脱力
・ごく稀にろれつが回らなくなる
などが報告されています。
更年期障害やLOH症候群は更年期が過ぎて再びホルモンバランスが安定すると自律神経の調子も元に戻り精神症状も落ち着きを見せます。そのため依存性に注意しながら将来的には減薬もしくは中止を視野に入れた計画的な処方が必要とされています。

まとめ

更年期障害やLOH症候群を発症すると高頻度で起こるのが辛い精神症状です。特に気分障害である「うつ状態」や「イライラする」、「強い不安から落ち着きがなくなる」というのは自分で制御することが難しく、精神科や心療内科で適切な治療を受ける必要性があります。

この時処方される抗不安薬として最もよく使われているのが「デパス」です。
重篤な副作用が少なく、成分配合量や薬の形状がバラエティに富んでいて症状に合わせた処方量のコントロールが容易で、内服薬としても頓服薬としても使えるというメリットがあります。
また気分障害から不眠、肩こりや腰痛の緩和という心身の症状緩和に広く対応しているのでとても優れた治療薬と言える反面、依存性が強いというデメリットがあるので医師の指示に従って適切に服用することがとても大切です。

更年期障害には高麗人参がオススメです


ゆらぎ世代の辛~い更年の悩みに最も効果バツグンなのが「高麗人参(朝鮮人参)」です。

高麗人参にしか入っていない更年有効成分「ジンセノサイド」が自律神経をサポートし辛さから解放してくれることでしょう。



今現在、高麗人参で10年連続売り上げ世界一なのが、「正官庄」です。
とにかくまずはこれを試してみて欲しいです。日本一ではなく世界一ですので断然実感力が違います