更年期障害は40代・50代の半数以上を襲う病気です。しかしその症状には個人差があり治療が必要な人は全体のおよそ20%程度になります。

もっとも更年期障害が病気に認定されていることを知らずに治療を受けずに我慢している人もいるのかもしれませんが、それはごく少数の人であり公表されているこのデーターどおりの数字付近に落ち着くのではないかと思われます。
病気というと体質や遺伝とかによるものなのでかかる人はかかるし、かからない人はかからないんじゃないの?とお考えの方もいるかと思いますが、更年期障害の発症メカニズムを知ると「遺伝」的な要素は極めて低く、重症化する人とそうではない人との間には明確な違いがあることがわかります。
そこで今回は更年期障害が出やすい人(重症化しやすい人)とそうではない人の違いについて説明していきたいと思います。

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更年期障害が出やすい人の特徴と出やすい人のための対策

壁にもたれかかる女性

更年期障害を発症した人に話を聞くと「親が更年期障害だったので」とか「もともと更年期障害を発症しやすい家系でおばあちゃんからも気をつけたほうがいいと言われていました」という意見をよく耳にします。
多くの人が更年期障害は遺伝性の疾患と考えているようです。
しかし、そもそも更年期障害は40代・50代の半数以上(60%)におこる非常に発症頻度の高い病気ですので「遺伝性」や「先天性」な要因はごくわずかでむしろ誰もが発症しうる病気と考えたほうが良いでしょう。
その最大の理由とは更年期障害が「自律神経失調症」の一種であり、女性の場合は「閉経」という身体変化がもたらすホルモンバランスの乱れが自律神経をも乱すからです。
閉経とは1年以上にわたり生理が停止してしまうと確定します。この前後5年の計10年間が「更年期」と定義されています。
閉経は全ての女性に訪れる加齢からくる代謝不良ですので、結論から言えば更年期障害は女性であれば誰もが発症する可能性があるのです。
しかし、実際にはおよそ40%の人は無自覚のまま元気に更年期を乗り切ります。さらに発症した人の中でも治療が必要な例は20%になります。
病気として考えればこれでも十分発症頻度の高い疾患ですが、ほとんどの人が発症してもそれほど重症には感じずに何となく我慢しながら日常を送っていることになります。
口に手を当てる女性
また、「更年期障害は遺伝ではない」というのも「閉経によってもたらされるホルモンバランスの乱れからくる自律神経失調症」であることから説明することができます。
遺伝性疾患の場合は親や祖父母からその病気を発症する遺伝子を受け継ぐことによって起こる疾患です。そして先天性疾患の場合は胎児の時に何かしらの影響を受けて正常に発育できなかった場合に発症する病気です。
どちらも10代には発病するケースが多いので40代〜50代で発症する遺伝や先天性疾患であるとは考えづらいのです。
家系的に更年期障害が多いというのはむしろ長く生活を共にすることによって起こる慣習的な事柄(食生活や運動習慣など)が原因で起こるもので、特に自律神経やホルモンバランスは精神的なストレスや生活習慣の影響を受けやすいので後天的な要因で発病するケースがほとんどになるのです。
これらのことから今回のテーマである「更年期障害になりやすい人、または重症化しやすい人」の答えとなる原因が見えてきます。
具体的には、更年期障害を発症しやすい傾向にある人たちには次に挙げるような共通点が見られるのです。
  • 生活習慣が不規則
  • 精神的なストレスに弱い、または日頃からストレスを感じている
  • 潔癖性で融通が利かない
  • ネガティブな性格の人
  • 体質的に女性ホルモンの分泌量が少ない人
  • 女性疾患(子宮内膜症、子宮筋腫など)の既往がある人
  • 生理不順やPMS(月経前症候群)を起こしやすい人
などです。
イライラしている女性
更年期障害の直接的な原因である自律神経の乱れというのは性ホルモンのバランス乱れ+精神的なストレスが重なることで発症する確率が飛躍的に高くなるのです。
その理由は2種類ある自律神経(交感神経と副交感神経)は性ホルモンの刺激によって活性化するからです。
交感神経はテストステロンという男性ホルモンの刺激で活性化し、主にやる気や集中力を高めストレスに対抗するためのアクティブな自律神経です。
一方の副交感神経はエストロゲンという女性ホルモンの刺激によって活性化し病気や怪我からの回復を促したり、ストレスや疲労感を和らげてくれるメンテナンスを受け持つ自律神経です。
ホルモンバランスが乱れるということは卵巣の機能が閉経にむかって低下していくにつれて女性ホルモンの分泌量が減ると起こります。
このことは更年期を迎えた全ての女性に起こることですが、生活習慣が不規則だったり、日頃からストレス過多の人は自律神経を切り替える時に消費される性ホルモンがそれだけ多くなるため、うまく切り替えができずに自律神経失調状態になりそれが長期化することで更年期障害として発症します。
加えて40代〜50代というのは仕事を持っている人であれば役職に就いたり、子供の自立や親の介護などストレス過多になりやすいイベントが続けて起こります。
そのため更年期障害を発症させる条件が揃いやすくなるのです。潔癖性で融通が利かない人というのはストレス耐性が弱くホルモンバランスや自律神経を乱しやすいので、若くして閉経を招く場合があります。
このケースでは通常の更年期障害よりも症状が重く長期化しやすいという傾向があります。
この“若くして閉経を迎えて強い自覚症状がでる症例”を「若年性更年期障害」と言います。(それ以外にも30代ころから更年期障害のような症状を起こし早期閉経しやすい症例を「プレ更年期」と呼びます)

更年期障害を起こしやすい人はどう対処すれば良いのか?

前のパートで説明した「更年期障害を起こしやすい人に見られる共通点」から、該当する人が更年期(40代・50代)を迎えたらどのような点に気をつけてなるべく発症しないようにするか、もしくは発症したとしても軽症ですむようにできるのかといえば、以下に挙げる点に気をつけてみてください。

指差す白衣女性

できるだけエストロゲンの消費を抑える

エストロゲンの分泌量なんて目に見えないので注意しろと言われてもやりようがないのでは?と困惑する人もいることでしょう。
しかし、更年期を迎えたら誰もが確実にエストロゲンの分泌量が20代や30代よりは落ち込んでいきます。その理由は閉経を迎えるからです。まずはこれをしっかりと覚えておきましょう。
そして女性の場合は更年期障害の直接的な原因はエストロゲン不足によって副交感神経が不活性化し、自律神経失調を起こす事であり、副交感神経は主に寝ている間に活性化する神経なので、寝る時間を一定にする、またできるだけ規則正しい生活を送るということが重要になります。
起きていても適宜自律神経は切り替えを行っていますが生活パターンが同一だとその際に消費される性ホルモンの量が少なくて済むからです。
元来、自律神経を切り替えるのに必要な性ホルモンは副腎皮質からも分泌されていて、更年期というのは性ホルモンの供給元を生殖器から副腎皮質にスイッチするための猶予期間のようなもので脳が副腎皮質からのホルモンで自律神経を切り替えるのに慣れると更年期障害の多くは自然と消失していくものなのです。
また重症例で治療が必要な時に第一選択肢となるのは「ホルモン補充療法(HRT)」なので、エストロゲンの代わりに働いてくれる大豆イソフラボン(豆乳や納豆、豆腐など大豆加工食品に多く含まれています)や代謝の落ち込みをリカバリーしてくれるビタミンB群など栄養バランスのしっかりと取れた食事を心がけるようにしてください。
更年期になると太りやすくなる人も多いのですが無理なカロリー制限や偏食に頼る過激なダイエットは絶対にやめましょう。

ストレスを解消する

ストレスには血流を妨げる作用があり、万病の元とも言われています。
またストレスを強く感じると「頭痛がする」「胃が痛くなる」「生理周期が乱れる」など自律神経が制御している内臓や筋肉の動きにも大きな悪影響を及ぼすため、なるべくストレスを溜めないようにすることが重要です。
効果的なストレス解消法としては「スポーツで汗をながす」、「たまには家事を休んでのんびりする」、「仕事のオンとオフをきっちりと切り替える」、「余暇を楽しむ」、「旅行に行く」、「趣味を楽しむ」、「友人との会話を楽しむ」、「ぬるめのお風呂にゆったりと浸かる」などです。
お風呂に浸かる女性
特に運動習慣のある人は更年期障害を発症しにくく、また重症化しにくいというデーターがありますのでスポーツで汗をながすというのは特にオススメの方法になります。
ただし、負荷の強い運動をいきなり始めると怪我の元になりますので最初は60分程度のウォーキングやストレッチなど軽い運動から始めるようにしましょう。

楽天的に物事を考える

更年期障害を代表する症状には「不定愁訴(ふていしゅうそ)」、「うつ状態」、「不眠」などの精神症状が数多くあります。
不定愁訴とはちょっとした事でヒステリックになったり、大した理由もないのにクヨクヨしたりする情緒不安のことです。これが悪化すると「うつ状態」や「うつ病」になります。
またいずれの精神症状も自律神経失調症に分類されるものですので、自律神経が乱れる更年期には十分な注意が必要です。特に「うつ状態」や「不眠」は慢性化すると自力では対処困難になります。
実際の治療でもこれらの精神症状を発症している場合は精神科や心療内科を併せて受診することになります。
こうした精神症状は「真面目な人」、「潔癖性」、「ネガティブ思考の人」、「頑固な人」、「こだわりの強い人」などが発症しやすいので、考えすぎずに楽天的な思考を持ちポジティブに更年期を過ごすようにしましょう。
こうした対策を講じていても「大量の汗をかく」、「上半身が熱い」などホットフラッシュと呼ばれる症状が再発を繰り返すようなら早めに婦人科を受診するようにしてください。
ホットフラッシュは更年期障害を起こす人の80%が発症するといわれている最も代表的な症状です。

まとめ

更年期障害を起こしやすい人には共通した特徴があります。

  • 生活習慣が不規則(暴飲暴食や睡眠時間が一定していない)
  • 日頃からストレスを感じている
  • 生真面目で責任感が強い
  • 運動不足気味
  • 人付き合いが下手
  • ネガティブ思考
などです。
総じて「ストレスを強く感じているかストレス耐性が弱い人」が更年期障害に罹りやすいと言えるでしょう。若い頃から生理不順やPMSを起こしやすい人も上記と同様のパターンを持っています。
仕事や日常生活に支障をきたしている人は治療が必要な症例ですからあまり無理をしないで婦人科(もしくは精神科や神経内科)を早めに受診するようにしてください。

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