ドライアイにおいて一番多い症状は「充血」です。
目は涙によって常に眼球の表面が潤っていることで感染症や炎症を防いでいるのですが、ドライアイになると病原菌が眼球に取り付きやすくなり、炎症を起こして充血が起こります。悪化すると目のかゆみや痛み、目やになどが起こりますので十分な注意が必要です。
充血に次いで多いのが「眼精疲労」です。目を酷使すると眼神経が疲弊し、涙腺の機能が低下して目が疲れやすくなります。
人間の脳は処理する情報の8割を視神経に依存していると言われているため、目の障害であるドライアイは脳への情報伝達にも不都合を生じやすいので要注意です。
そしてもう一つ、40代になるとホルモンバランスが乱れてそこから自律神経失調状態(更年期障害)になり、かすみ目やドライアイが起こりやすくなります。
今回はこの知られざる「更年期障害」とドライアイの関連性について解説していきたいと思います。

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更年期とドライアイのつながりとは?

充血する目

まずはあなた自身がドライアイかどうかをセルフチェックしてみましょう。
以下に挙げた項目の中で思い当たる点がいくつあるかを調べます。
  • 目がかすむ
  • すぐに目が疲れる
  • ピントが合いにくくなった
  • 充血が見られる
  • 目がかゆい
  • 眼球が痛い
  • 目やにが多くなった
  • こめかみやまぶたが凝っている感じがする(ハリや痛みを感じる)
  • 肩や首筋がこる
  • 瞬きの回数が減った
  • 目がゴロゴロする
  • 目に違和感がある
この中に一つ以上該当するものがあればドライアイの可能性が高くなります。
では次に更年期について説明をしていきたいと思います。
更年期とは「閉経をはさんだ前後5年間」と定義されています。日本人女性の場合、平均的な閉経の年齢は50歳〜51歳なので更年期はその前後5年ずつつまり45歳〜55歳が一般的な「更年期」ということになります。
更年期=閉経に向かうこと、ですので閉経に近づくにつれ次第に妊娠、出産が困難となり、閉経によって完全にその機能を失うことになります。
妊娠や出産は性ホルモンの活動によって支えられているため、更年期になると次第に卵巣(女性ホルモンを分泌している女性器官)の機能が低下して、ホルモン産生能力が落ちていきます。
また、性ホルモンには重要な役割がいくつもあり、その中の一つに「自律神経に働きかける」というとても大切な働きがあります。
なかでも女性ホルモンの一種「エストロゲン」は自律神経中の副交感神経を刺激して活性化させる働きがあるのですが、副交感神経とは寝ている時やリラックスしている時に活性化して体のメンテナンスを行うとても重要な神経です。
この副交感神経がエストロゲンの不足によって不活性化してしまうと、ストレスや心身の疲れが取れず脳にとってはとてもストレスフルな状態になり、よく眠れなかったり、イライラしたり、逆にひどく落ち込むなどの自覚症状が現れてきます。
イライラする女性
自律神経は
  • 内臓を動かす
  • 血流を調整する
  • 免疫力を調整する
  • 体温を一定に保つ
など生きていく上で欠かせない中核的な働きをする神経ですので、副交感神経の不活性化によって交感神経とのバランスが乱れるとこれらの機能にも悪影響が出始め、上記の自覚症状以外にも
  • 肩こり
  • ホットフラッシュ
  • 多汗
  • 月経不順
  • 不正出血
  • 冷え性
  • 便秘、下痢、吐き気などの消化器症状
  • 腰痛
  • 頭痛
  • うつ状態
  • 血流障害(低血圧症や高血圧症)
  • 不感症
など様々な健康被害を及ぼすようになります。
それで今回のテーマである「ドライアイ」と更年期障害はどのように関係しているかということですが、ここまでの説明では少しわかりづらいいのでもう少し細かく説明していきましょう。
まず、更年期障害になると「血流障害が起こり免疫力が不安定になる」という部分をしっかりとご理解いただきたいと思います。
人の体というのは血液によって酸素と栄養素が各細胞に供給され、そして老廃物も血液で運ばれて行き、排泄されるということを連綿と繰り返し、細胞の活動が維持されています。
この血液によって支えられている細胞の活動のことを「代謝」と読んでいます。人間の生命維持は全てこの代謝によって支えられているといっても過言ではありません。
そして「目」ですが、目が健康的な状態であるためには常に「涙によって眼球の表面が潤っていること」が重要になります。
涙は眼球表面を弱酸性に保ち、汚れや病原菌などの侵入を防いでいる目の免疫系の主力となる物質です。当然涙を分泌する涙腺の機能も代謝によって維持されているので血流障害を起こし自律神経が乱れる更年期になると不安定になります
目の表面が乾くと雑菌や埃によって眼球に炎症が起こり疲れ目や視力の低下、老眼または眼病の元になります。
老眼でスマートフォンが見えにくい女性
さらに「年齢」によって自然と基礎代謝が落ちこみ、涙腺の機能が低下してしまうこともドライアイの原因の一つとされています。
更年期”とは読んで字のごとく“更に年を重ねる時期”という意味ですので初期の老化現象が始まる年齢でもあり、老化現象とは加齢によって基礎代謝が落ち体の様々な臓器や器官が機能低下を起こす自然な現象です。
つまり更年期になると更年期障害(ホルモンバランスの乱れからくる自律神経失調状態)と老化現象が重なってドライアイがかなり高頻度に発症すると考えられるのです。
また、ドライアイが重症な場合は「シェーングレン症候群」の可能性もあるので、冒頭の方のチェックシートにある自覚症状の状態が重い場合は眼科を受診するようにしてください。

シェーングレン症候群について

この病気は自己免疫性疾患の一つです。自己免疫性疾患とは何らかの原因で免疫系が暴走し健康な細胞を標的にして攻撃してしまう病気で、全身性炎症疾患の総称です。

シェーングレン症候群になると体内の水分量が不安定になり
  • ドライアイ
  • 口の渇き
  • 鼻粘膜の渇き
  • その他の粘膜の渇き(性器など)
などが感じられ、全体的に肌がカサカサになり潤い不足から全身に炎症を起こし関節痛などに発展していきます。
生命に危険が及ぶような重症例になることは少ないのですが、炎症が強くならない限りはっきりとした自覚症状がなく、発症例が掴みにくい難病とされています。
原因も不明で現在では現出している自覚症状を投薬などで和らげる対症療法以外の治療法は確立されていません。

ドライアイのセルフケアについて

目

まずはドライアイそのもののセルフケア方法について解説していきます。
目を酷使することでドライアイを起こしやすくなるので、特にエアコン、パソコン(空気が乾燥しやすくなります)、コンタクトレンズの使用には十分に注意をしてください。
・パソコンは目より下に置くことで目を大きく見開かずに済みます。こうすることで涙の蒸発を防ぎドライアイを防ぐことになります。
またパソコンなど輝度の高いモニターを長時間見続ける場合は意識的に瞬きをする、定期的に休憩を取るなどの対策を心がけるようにします。
・エアコンを使うと室内が乾燥しがちになりドライアイを招きやすくなります。エアコンの風が直接当たらないように工夫をして、乾燥しがちな場合は加湿を心がけるようにしてください。
・コンタクトレンズは高度医療器具の一つです。近年は処方箋がなくても購入できるようになったので手軽さが増しましたが、眼球に直接触れるものですから使用上の注意書きにしたがって正しく装着し、衛生面にも十分に注意しましょう
他人と共有したり装着期間を過ぎたものを使い続けたりするのは絶対にNGです。
また定期的に眼検診を受けて目の状態を把握するようにしてください。
目薬を「正しく」使うこともドライアイの予防と改善には効果的です。使用する際は使用上の注意書きをよく読んで使用するようにしてください。

更年期障害のセルフケアでドライアイも改善しよう

更年期障害をケアするということは自律神経の乱れをケアすることでもあり、それによって涙腺の機能の低下の速度が遅くなり結果としてドライアイ対策にもなります。

更年期障害をケアする方法としては

スッキリ目覚める女性

・食生活の改善:栄養バランスの取れたものを3食きちんと食べること
・適度な運動習慣を身につける:運動習慣のある人はない人に比べると更年期障害を発症しにくい傾向にあります。また発症したとしても程度が軽くて済むことが多いので軽めの運動(1日30分〜1時間のウォーキングやヨガ、ストレッチなど)を習慣付けると良いでしょう。
・ストレスケアを行う:自律神経を制御している性ホルモンのバランスはストレスによる悪影響を受けます。こうしたストレスを解消するには旅行に行く、カラオケで大声を出す、趣味を持つ、スポーツで汗をながすなどが効果的です。
・規則正しい生活:自律神経は生きて行く上で必要なことをコントロールしている中枢神経なので、生活習慣からの影響を受けやすいとされています。そこでできるだけ生活習慣を規則正しくすると、自律神経内で交感神経と副交感神経とのスイッチングが行いやすく、少しの性ホルモンの分泌でも問題なく生活できるようになります。
特に就寝時間と起床時間を一定にすることに重点を置き、自律神経の切り替えがスムーズにいくよう癖をつけると良いでしょう。
*更年期障害は女性特有の病気と思われがちですが、男性も40歳頃から男性ホルモンの分泌量が減り、ED(勃起障害)やAGA(男性型脱毛症)、うつ状態、肥満などの更年期障害を発症しやすくなりますので女性と同様に注意するようにしてください。

まとめ

40歳を過ぎると急に起こり始める目の障害がドライアイです。この病気は単に目が乾くということだけでなく、眼病の原因となりますので注意が必要です。

40歳を過ぎると急にドライアイが起こりやすくなるのは
  • 更年期障害
  • 加齢(老化現象)
など「年齢が原因」となる自律神経の乱れや涙腺機能の衰えが原因です。
更年期障害も加齢も自然なことである程度は仕方ないと思われがちですが、適切に対応策を講じることで出現してくる自覚症状の程度を軽くすることができますので本文を参考にして実践してみてください。

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