ドライマウスという病状をご存じでしょうか?
唾液の分泌量不足で口の中が乾き、菌類が繁殖しやすくなり口臭や歯周病など口腔内のトラブルの原因となる症状です。
近年ドライマウス人口が増加傾向にあり、その理由には
  • 食の欧米化によって柔らかい食品が好まれるようになり顎と唾液腺が未発達になる
  • 高齢化により基礎代謝の落ち込みから唾液を分泌する機能が低下してしまう人
  • ストレスにより自律神経の乱れからくる唾液腺の機能低下を招きやすくなったから
  • 日本でも肥満傾向が進み、睡眠時無呼吸症候群などで口呼吸をする人が増えたから
などが挙げられます。
ここで注目してもらいたいのが「自律神経の乱れ」によるドライマウスです。
自律神経が乱れる最大の原因はホルモンバランスの乱れですが、40代になったら更年期を迎え多くの女性はホルモンバランスが乱れがちになります。
今回はこの更年期障害とドライマウスについて説明していきたいと思います。

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更年期障害とドライマウスそしてその改善について

口

ドライマウスは漢字で書くと「口腔乾燥症」と言います。読んで字のごとく口のなか(口腔)が乾燥するという病態です。
ではドライマウスになるとどのような障害が起こりやすくなるのでしょうか?
口のなかは粘膜で覆われています。
そして粘膜は適宜唾液で潤うことでウィルスや病原菌などから口の中の衛生環境を維持しているのです。
したがって口の中が乾くということは口腔粘膜の機能がほぼ停止している状態であり、衛生上の悪影響が起こりやすいと言えます。
次にドライマウスになるとどのような症状が出てくるのかについて説明します。
ドライマウスでは以下のような症状を起こします。
  • 口の中が乾く
  • 舌や口の中がヒリヒリする
  • ものが飲み込みにくくなる
  • 口臭がする
  • 歯周病や虫歯がある
  • 唾液の量が少ない
です。
また、ドライマウスを招く原因としては
  • 加齢
  • 自律神経の乱れ
  • ストレス
  • 顎の未発達
などが挙げられます。
イライラする女性
中でも「加齢」や「自律神経の乱れ」といった原因からも分かるように更年期になるとホルモンバランスが乱れがちになり、性ホルモンの刺激を受けて交感神経と副交感神経をスイッチングしている自律神経にも狂いが生じ始めることからドライマウスをきたしやすくなるのです。
特に女性の場合は寝ている時間帯やリラックス中に活性化して体のメンテナンスを行ってくれる副交感神経がエストロゲンという女性ホルモンの働きで活性化するため、更年期になってエストロゲンの分泌量が減ると体のメンテナンス不良から様々な体調不良を起こすケースが多発します。
しかし、本来自律神経を制御する性ホルモンの量というのはごくわずかで済みます。
これは女性でも活動中に活性化する交感神経はテストステロンという男性ホルモンの刺激が必要であり、この分は腎臓の上部にある副腎を覆う副腎皮質という粘膜組織から分泌されていますし、逆に男性の副交感神経は副腎皮質から分泌されている微量のエストロンで正常に機能することからも説明がつきます。
ただし、女性の場合更年期になる前までは自律神経もエストロゲンの供給元を卵巣に依存していたので卵巣機能が低下していく更年期障害になると一時的な不具合が起こってしまうのです。
そのため閉経して女性ホルモンも副腎皮質から分泌される分で良好にコントロールできるようになると数々の自覚症状も自然と落ち着きを見せるようになります。
木漏れ日
現在の更年期障害の定義では「閉経をはさんで前後5年間の都合10年間」ということになっていますので、遅くとも50代後半ぐらいまでには更年期障害は落ち着きを見せる人が多いようです。
したがって、ドライマウスも通常であれば更年期障害が終わると症状が落ち着く・・・と思いたいのですが、実は唾液腺が劣化してしまうとなかなか元には戻らず、また更年期の後は「老化」が始まるため基礎代謝が落ち唾液の分泌量は依然として少ないままでドライマウスも継続してしまうことが少なくありません。
そこで、更年期中には少しでもドライマウスを軽減するために次に挙げるような対策を講じてみてください。
これらの対策法で重要なことは「唾液腺を劣化させないこと」です。
つまり顎をしっかりと使い唾液がたくさん出る工夫をすることが重要であるということを念頭に置いて読み進めていってください。

よく噛んで食べる

ものを食べる時によく噛むことで顎が動き、顎関節付近を通る唾液腺(耳下腺)が刺激されて唾液が大量に分泌されます。

耳下腺から分泌される唾液には消化酵素が豊富に含まれているので食事の際にはとても重要な働きを担っているのです。
だから、食事をする時には片方の歯だけで噛まずにバランス良く食べたものの形がなくなるぐらいまでよく噛んで食べると消化吸収も良くなり栄養もしっかり取れるようになるのでドライマウスの改善と合わせてより健康効果の高い対策となります。

禁煙を心がける

禁煙マーク

タバコに含まれているヤニやタールが口腔粘膜にこびりつくと唾液の分泌が低下し、ドライマウスになりやすくなります。
またニコチンは口腔粘膜を刺激し炎症を起こし、免疫力を低下させて歯周病を悪化させ口臭を強める可能性があるので、禁煙を心がけるようにしましょう。

唾液腺をマッサージする

唾液腺は顎関節から顎のラインにそって配置されています。また唾液は耳下腺、顎下腺、舌下腺というところから分泌されるため、顎関節から顎のラインの下側に沿ってマッサージをすると唾液が出やすくなります。

親指の腹で顎関節(耳の付け根)から顎のラインの内側に沿って優しくマッサージしたり、顎の下から舌を押し上げるようなマッサージをすると大量の唾液が出てくることがわかりますので、口が渇いているなと思ったら唾液腺をマッサージしてみてください
また、緊張している時に唾液腺をマッサージすることで自律神経が調整され、緊張感がほぐれることがあります。これは緊張すると唾液が出なくなり口がカラカラに乾くという状態から脱することで得られるリラクゼーション効果になります。

口腔内を清潔にする

歯と歯ブラシ

食事の後や寝るまえの歯ブラシはもちろんのこと、うがいやこまめに少量の水を飲んで雑菌を洗い流すことで常に口の中を清潔にするということもドライマウスを予防するのには重要なことになります。
ただし、この時気をつけなければならないのは
・歯磨きやマウスウォッシュを使う時は刺激の強すぎるものを避けること:刺激の強すぎる口腔内衛生剤は唾液腺を萎縮させ唾液の分泌量を低下させるのでできれば低刺激性タイプを使うのが良いでしょう。
・食後30分は間隔をあけてから歯を磨く:食後の歯磨きは口腔衛生にとってとても重要ですが、食事の酸などによって歯のエナメル質は溶かされています。この状態で歯磨きをすると研磨剤や歯ブラシの先端などによって歯の表面が傷つきそこに雑菌が住み着きやすくなってしまいます。
歯の再石灰化にも唾液が必要ですのでドライマウス気味の人は食後唾液腺のマッサージを行ってしっかりと唾液を出し、再石灰化が終了してから歯を磨くようにしましょう。歯の再石灰化には20分〜30分程度時間がかかります。
もし、こうしたセルフケアを行ってもドライマウスが改善しない場合は更年期障害の症状が重たいかシェーングレン症候群など他の疾患の可能性も考えられるので、一度医療機関で相談してみると良いでしょう。
病院

シェーングレン症候群とは

シェーングレン症候群は現在国の難病指定を受けている病気です。
難病指定を受けている病気の場合治癒は困難で治療法も対症療法が中心となります。

難病の多くが自己免疫性疾患であり、この病気もその中の一つとされています。患者は主に中高年の女性に多く、涙腺や唾液腺に障害が起こり「ドライアイ」や「ドライマウス」を起こすのが最大の特徴とされています。
また進行すると全身性の臓器障害を起こし、そこから身体中に炎症が広がり激しい痛みや発熱、硬直などが起こるようになります。
この病気には他の膠原病(関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、皮膚筋炎など)に合併する二次性シェーングレン症候群と原発性(原因疾患がないという意味)シェーングレン症候群とに分類されます。
発症初期の段階では現出している症状によって診療科が異なります。
・ドライアイ→眼科
・ドライマウス→口腔外科もしくは歯科

*ただし、ドライマウスの原因が「更年期障害」の場合は婦人科(女性の場合)を受診することになります。

まとめ

更年期を迎えて口臭が急に強くなったと感じる、またはそのことを家族に指摘されて悩んでいるという人は「更年期障害」が原因となるドライマウスを発症しているかもしれません。

ドライマウスになると口腔内の衛生状態が悪化し、口臭以外にも歯周病や歯槽膿漏、虫歯などが起こりやすく、そこから様々な健康被害を来すようになります。
どうしても症状が辛い場合には医療機関に相談して適切な治療を受けるようにしてください。
またドライマウスの直接的な原因は唾液腺の障害ですので、本文に掲載しているような対策を立てて日頃からドライマウスになりづらい身体状態にしておくと良いでしょう。
もちろん現在ドライマウスを発症している人にも効果的ですのでお試しください。

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