更年期障害はエストロゲンという女性ホルモンの分泌量が減ることで自律神経にアンバランスをきたして発症するということはよく知られていますが、同時に「エストラジオール」という物質も減少していきます。

この物質は更年期障害を判断するためのもう一つの指標と言われているのですが、一体どのような物質なのでしょう?
実はこの物質、エストロゲンを構成する主要成分の一つで、エストロゲン中に最も多く含まれている成分なのです。
エストロゲンが減少するということは原料のエストラジオールの濃度は増加していくということなので、今回は更年期障害とエストラジオールの関係性について説明していきたいと思います。

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更年期障害確定診断時のエストラジオールの数値について

チェックシート

更年期障害が確定診断されるときは血液検査によってエストロゲン量を調べるのですが、根拠となるデータはエストロゲンの量だけではありません。
もう一つの指標としてエストロゲンの原料でもある「エストラジオール」という物質の血中濃度も測定されます。
女性の更年期障害を判断する際の目安となるのはFSH検査とE2検査そしてLH検査であり、これらの数値を総合的に解析して更年期障害を発症しているかどうかが判断されます。
それではここでエストラジオールがエストロゲンの主成分であるという点に着目してみましょう。
エストロゲンは女性ホルモンの一種で女性らしい体型を維持し、生理周期や妊娠に深く関与しています。
それ以外にも10種類以上の重要な働きがあり、中でも自律神経中の交感神経を刺激して人体のメンテナンスとリラクゼーションをもたらすという重要な働きがあります。
女性の場合更年期(45歳頃〜55歳頃まで)になると閉経に向かい卵巣から分泌されるエストロゲンの量が減り、心身のメンテナンス不良から更年期障害を発症します。
頬に手を当て困り顔の女性
そしてこのエストロゲンですが、幾つかの原料によって構成されている物質で主なものとしてはエストラジオール、エストロン、エストリオールがあります。
この中で最も含有量が多いのはエストラジオールでエストロゲがもつ数多くの作用の多くがこのエストラジオールによってもたらされているとされています。
更年期障害を確定診断するための血液検査3種類のうちエストラジオールの値を直接測定するのはE2検査になります。これで卵巣機能の状態や更年期障害と閉経の可能性のおおよその判断がつきます。
エストラジオールの値が高い=エストロゲンが合成されていない=更年期障害を発症しているという目安になるからです。
またFSH検査はエストラジオール、エストロン、エストリオールなどからエストロゲンを作り出す指令を卵巣に送っている「卵胞刺激ホルモン」の血中濃度を測定するための検査です。
血液中にFSHが基準値を上回る場合はこの物質が消費されていないことになり、卵巣機能が低下していることが判別できます。
さらにエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が低下してしまうということはもう一つの女性ホルモンである黄体ホルモン(主にプロゲステロン)の合成も落ち込んでいることになれば“卵巣機能の低下→更年期にはいった”ということがほぼ確定になります。
LH検査は「黄体刺激ホルモン」を測定するためのもので、FSH同様この物質の血中濃度が高いということは黄体ホルモンが合成されていないことを示していることになります。
こうしてこの3種類の検査の結果と問診を総合的に判断して更年期障害が発症しているかどうかが確定します。
*ただしE2検査の場合はエストラジオールが減少している原因が代謝の落ち込みからくる可能性もあり、この検査単独では更年期障害の確定診断ができないことになります。
また男性も副腎皮質からエストロゲンが放出されていて副交感神経を活性化させています。その関係で男性の血液中にもエストラジオールが存在していることになります。

エストラジオール(E2)の基準値

指差す白衣女性

検査というのは測定方法や実施機関によって基準値が異なってきます。身近な例では血圧もデジタルと水銀柱を使う従来のアナログ方式とでは正常値が異なってきますし、デジタルではメーカーによっても若干の差異があります。
そこで、ここでは現在主流となっているCLIA法の基準値を紹介していきたいと思います。
*従来のRIA法よりも検査結果が出るのが早くそれだけ早期治療開始が可能なためCLIA法を採用している医療機関が増えています。RIA法に比べるとCLIA法の方が基準値が高めに設定されています。
・男性の場合:CLIA法→19〜51、RIA法→20〜60
・女性の場合
(卵胞期)CLIA法→19〜226、RIA法→(前期)10〜78、(後期)31〜200
(排卵期)CLIA法→49〜487、RIA法→103〜366
(黄体期)CLIA法→78〜252、RIA法→(前期)14〜225、(後期)251以下
(閉経後)CLIA法→39以下、RIA法→18以下

・妊婦の場合
(前期)CLIA法→780〜16,600、RIA法→106〜5,880
(中期)CLIA法→1,150〜36,600、RIA法→2,040〜19,400
(後期)CLIA法→5,450〜44,900、RIA法→7,310〜46,400

まとめ

更年期障害を発症しているかどうかの最終的な判断材料は血液検査によって女性ホルモンの量を調べる検査と問診になります。

血液検査では E2、FSH、LHという3つの物質の血中濃度が測定されますが、中でもE2はエストロゲンの主成分であるエストラジオールの量を調べるとても重要な指標になります。
この検査結果を軸にしてその他の検査結果をトータルで分析し更年期障害が発症しているかどうかが最終的に判断されることになります。
婦人科での更年期障害の治療の第一選択肢はホルモン補充療法ですので、LH検査も合わせて女性ホルモン全体の分泌状態を知ることはとても重要な意味を持ちます。

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