エストロゲンは女性ホルモンの一種です。女性ホルモンには大きく分けて卵胞ホルモンと黄体ホルモンに分類されますが、エストロゲンは卵胞ホルモンに属します。

女性ホルモンは
  • 女性らしい体つきを作る
  • 生理、妊娠、出産可能な体にする
などの生殖に関する働きが有名ですが、他にも
  • 免疫力を強化する
  • 血流をコントロールする
  • 興奮を鎮める
  • 自律神経に働きかけて心身のメンテナンスを行う
といった重要な働きを幾つもになうとても重要な物質でもあるのです。
また、エストロゲンはほとんどが卵巣で作られます。生理周期の中では月経後にエストロゲンが盛んに分泌されているうちは精神的にも落ち着き体調も良くなります。
そして、それ以外に最も重要な働きとして知られているのが「自律神経中の副交感神経に作用して活性化させる」という作用です。今回はこのエストロゲンと更年期障害について詳しく説明していきたいと思います。

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更年期障害の治療に用いられるホルモン補充療法とは?

説明する白衣女性

更年期障害を発症し、それが確定診断されると婦人科では治療の第一選択肢として「ホルモン補充療法」が適用されるというのが現在のガイドラインです。
では、更年期障害という病気についての概要から説明していきましょう。
そもそも「更年期」とは閉経をはさんだ前後5年間を合わせて計10年間と定義されています。日本人女性の平均的な閉経年齢は50歳前後と言われています。
閉経後は卵巣機能が完全に停止して女性ホルモンは分泌されなくなります。また閉経とは12ヶ月以上連続して生理がこない状態ですので実際には49歳前後で卵巣は機能停止することになります。
前のパートでも述べたように女性ホルモンのエストロゲンには自律神経のひとつ「副交感神経」に作用してこれを活性化させ、寝ている間やリラックス中に精神的なストレスや肉体疲労などを癒してくれます。
したがってエストロゲン不足は副交感神経が鈍化する原因であり、このことからメンテナンス不足を招いて様々な辛い自覚症状を伴う更年期障害が発症するのです。
このように「更年期障害」とは更年期からくるエストロゲンの急激な減少により生じる体調不良の総称です。もっとも自覚症状が強くなるのは卵巣の機能が停止する閉経の1年前ごろからと言われています。
また閉経後は副腎皮質から分泌されているエストロゲンによって再びホルモンバランスが整い、自律神経失調状態からも回復するので更年期障害は自然と消失していきます。
婦人科で行うホルモン補充療法は物理的に減っていく女性ホルモンを投薬で補う方法ですので、高い治療効果が望めます。その確率は70%以上いうことなので現代における更年期障害の治療法としては最も確実性のある方法なのです。

ホルモン補充療法

血液検査の注射

ここからはホルモン補充療法について説明していきます。まず、この治療法は投薬で行われますが、根治が目的の治療ではなくあくまでも対症療法になります。
しかし、更年期障害の場合は閉経後数年でホルモンバランスが再調整されていきますので対症療法でも継続していると寛解していきます。(寛解とは治療の必要がなくなるほど状態が回復するという意味です)
この治療は現在保険適用となっていますので金銭的な負担も少なくて済みます。治療開始時にはまず、実際に更年期障害を発症しているのかどうか、そして卵巣の機能と全身状態を把握するために問診と血液検査が行われます。
血液検査では
・LH検査:黄体刺激ホルモンというもう一つの女性ホルモンであるプロゲステロンという黄体ホルモンを作る指令を出すホルモンの血中濃度を測定します。
・FSN検査:卵胞刺激ホルモンというエストロゲンを作る指令を出すホルモンの血中濃度を測定します。
・E2検査:エストラジオールというエストロゲンを構成する物質の血中濃度を測定します。
という3種類の検査が行われます。
これらはいずれも基準値よりも高い場合には卵巣の機能が低下しエストロゲンの分泌量が減っていて更年期障害を発症しているという根拠になります。
人差し指
ところで、ホルモン補充療法には飲み薬と貼り薬、クリームがあるのですが、飲み薬ではエストロゲンだけでなくプロゲステロンという黄体ホルモンを配合した薬が投与される場合も有ります。
エストロゲンは卵胞期に盛んに分泌されている物質です。月経は卵胞期に入ってから4日目から5日目のことで次の排卵を迎えるまで続きます。この間は体温が少し低くなり、心身共にリラックスした状態で過ごすことができます。
このことからも分かる通りエストロゲンには心身を落ち着かせる鎮静作用があるのでエストロゲン不足になるとストレスが溜まりやすくいらいらする不定愁訴や体温調整機能が狂い上半身がほてるホットフラッシュや下半身の冷えなどを起こしやすくなります。
一方のプロゲステロンは排卵期になると次第に分泌量が増え、排卵日から2週間近く続く高温期に盛んに分泌されます。月経が始まる直前までこの時期が続き、PMS(月経前症候群)などを起こしやすい体力的に不安定な時期になります。
女性にはこのような生理周期という独特の生体リズムがあるため生活習慣が不規則になったりストレスがたまることでホルモンバランスが崩れて更年期障害の発症が早まることがあります。
一見すると負担の強いプロゲステロンですが、こちらには体温を上げて代謝を活性化させ、妊娠しやすい体を作るという重要な役割があります。
この二つの女性ホルモンが秩序良く交互に分泌されることが女性の体にとっては望ましいことなので、血液検査ではLH検査も行い必要があればプロゲステロンも投与されることになります。
しかし、エストロゲンが不足することで副交感神経が鈍化してしまうことが更年期障害発症の直接的な原因なので、ホルモン補充療法ではエストロゲンの補充治療が主となります。

ホルモン補充療法が適用できない場合

治療効果が高く現在では更年期障害の治療の主流であるホルモン補充療法ですが、場合によっては適用できないケースがありますので紹介しておきます。

1).女性器官(乳房、膣、子宮、卵巣など)の手術を受けたことのある人
2).女性器疾患の既往がある人
3).がんで化学治療や放射線治療を受けたことのある人
4).ホルモン剤にアレルギーがある人
などになります。
治療開始時にはインフォームドコンセントを受け、治療のメリットとデメリットをしっかりと把握した上で臨むようにしてください。
早期発見、早期治療が回復への最短コースですから、更年期になって体調不良を感じたら無理をしないで早めに婦人科を受診するようにしてください。
キラキラした女性

まとめ

更年期障害ではエストロゲンが不足することで、自律神経にアンバランスが生じていくつもの自覚症状が同時多発的に起こります。

また閉経に向かうことから生理不順と不正出血はほぼ全員が経験すると言ってよいほどの頻度で起こります。
ただし、個人差がありますので治療が必要なレベルかどうかというのは一度婦人科で血液検査を受け、卵巣機能と全身状態を把握する必要性があります。
その結果更年期障害と診断された場合にはホルモン補充療法が適用されます。現在薬も改良されてかなり高い治療効果があげられるのですが場合によっては適用されないケースも有りますので主治医から説明をしっかりと受けた上で治療を行うようにしてください。

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