女性ホルモンは「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」の二種類に分けられ、卵胞ホルモンの代表がエストロゲン、黄体ホルモンの代表がプロゲステロンになります。

これらが約28日周期で入れ替わるのが生理周期という女性独特の生体リズムです。
エストロゲンには「自律神経に作用して沈静化する」、「受精、妊娠に関与する」、「基礎体温を下げる」などの働きがあり、プロゲステロンには「基礎体温を上げる」、「受精可能な状態に整える」、「乳腺を発達させる」などの働きがあります。
いずれも女性にとってはとても重要な働きです。
しかし、更年期になると卵巣機能の低下によって女性ホルモンの分泌量が減り、特にエストロゲン不足は自律神経に作用するという働きがあるためにそれが原因で自律神経のバランスが崩れ更年期障害を引きおこすリスクが急増します。
今回はこうした二つの女性ホルモンと更年期障害の関係性についてお話をしていきたいと思います。

スポンサーリンク


二つの女性ホルモンは更年期障害とどう関与しているのか?

疑問を感じる女性

冒頭の方でも述べたように女性ホルモンには卵胞ホルモン(主にエストロゲン)と黄体ホルモン(主にプロゲステロン)があります。
そこでまずは女性の体とホルモンバランスの関係性について説明していきましょう。
女性の体は年齢によって段階的に変化していきます。
10代で初潮を迎え、20代で女性ホルモンの量はピークに達し出産には最も適した体つきになり、それ以後は緩やかに分泌量が低下していき、やがて50代前半で閉経を迎えるというのが一般的なパターンです。
それではそれぞれの女性ホルモンが女性の身体にどのような変化にもたらすのか?その作用から見ていきましょう。

説明する白衣女性

エストロゲン

エストロゲンが分泌され始めるのは8〜9歳頃からで、この頃から卵巣が機能し始めます。こうしてまずは「女性らしい体つき」を作るために働くのです。

思春期(10代半ば頃)ではさらに女性らしい丸みを帯びた体つきになり乳房や子宮・膣などの女性器官が発達し、ほぼ女性としての機能が揃うようになります。
この頃からエストロゲンの分泌量はさらに増え、20代ではピークに達します。ホルモンバランスも一番安定していて、心身ともに最も女性が女性らしい年代と言えるでしょう。エストロゲンの分泌量の多さからも出産はこの年代で行うのが理想的です。
20代後半からは次第に分泌量が減りますが閉経を迎える1年前までは生理周期が訪れます。
しかし生理周期が順調なのは40代前半までで40代後半からは閉経に向けてホルモンバランスが急に不安定になります。
更年期とは閉経を迎えるまでの前半5年間と閉経後の5年間の合計10年間を意味しており、この間に起こる体調不良のことを「更年期障害」と言います。
つまり、更年期障害とはエストロゲン不足が直接的な引き金という事になります。もちろん個人差がありますので症状にも程度差がありますし、更年期が定義する年齢はあくまでも平均的なものです。
そして中には治療が必要ないレベルの人も半数近くいます。ただし、閉経は全ての女性が経験するものですから、生理不順や不正出血(生理でもないのに出血が起こること)はかなりの高確率で起こります。
また閉経とは無関係に副腎皮質という部位からは性ホルモン(エストロゲンと男性ホルモンのテストステロン)が分泌されていて、本来はここから分泌される微量の性ホルモンで自律神経は正常稼動可能なのですが、卵巣が活発に活動している時は卵巣がエストロゲンの供給元になっているため、更年期になると一時的な混乱が生じるのです。
しかし、その混乱も閉経後は次第に落ち着きを見せるようになり、更年期障害は自然寛解していきます。

プロゲステロン

一方のプレゲステロンの方は次の生理に備えるために女性器官を整える準備期間に分泌される黄体ホルモンです。黄体ホルモンが盛んに分泌される時は黄体期と言って基礎体温が上がります。

正常な生理周期ではこの状態が2週間ばかり続くわけなのですが、基礎体温が上がるということは微熱がず〜っと続くようなものであり、体調不良を訴えやすい時期になります。
微熱の女性
主な自覚症状としては
  • 発熱感
  • 頭がぼーっとして集中力に欠ける
  • PMS(月経前症候群)を起こしやすい
  • 下腹部痛
  • 不正出血
  • 多汗、全身の火照り
  • 動悸、息切れ
  • 頻脈
  • 強い不安感などの情緒不安
などです。
このようにぱっと見は女性にとって迷惑な存在であるプロゲステロンにもとても重要な働きがあります。
妊娠前の時は「次の受精にそなえ子宮内部の環境を整える」、「女性器官内で病原菌などの繁殖を抑制する」、「血流を上げる、「意欲の向上」などです。
また妊娠後には「子宮内膜を柔らかくして厚みを維持する」、「乳腺を発達させる」など妊娠・出産に向けた環境を整えるという働きもあります。
このようにエストロゲンとプロゲステロンが生理周期に則り交互に分泌されている状態が女性にとっては理想的な体調をもたらすことになります。
つまり、プロゲステロンの分泌不足もホルモンバランスが乱れていることの証左であり、卵巣機能が低下している可能性が高まるのです。
実際に婦人科で更年期障害関連の血液検査をする時は
  • E2検査(エストロゲンの原料となるエストラジオールの血中濃度測定)
  • FSH検査(卵巣にエストロゲンを作れという指令を送る卵胞刺激ホルモンの血中濃度測定)
  • LH検査(卵巣にプロゲステロンを作れという指令を送る黄体刺激ホルモンの血中濃度検査)
の3種類を行い総合的に卵巣機能の状態とホルモンバランスを判断します。

HRT(ホルモン補充療法)について

注射器
更年期障害が確定診断されたら、次に行われるのはHRT(ホルモン補充療法)です。この治療法では物理的に減少している女性ホルモンを投薬によって補います。
薬には飲み薬と貼り薬があり、症状や患者さんの希望などによって薬の組み合わせが決まります。また飲み薬にはエストロゲンだけでなく、プロゲステロン単剤やエストロゲン+プロゲステロンの複合薬もあります。
70%以上の治療効果が確認されているので現在では女性の更年期障害治療の主流となっています。
しかしながら全ての更年期障害患者がHRTを受けられるかというとそうではなく中には適用外となるケースがあります。それは次にあげるケースに該当する人です。
  • エストロゲン由来疾患(乳がん、子宮筋腫、子宮内膜症など)の既往歴がある人
  • ホルモン製剤にアレルギーがある人
  • 妊娠未経験者(急激な血中濃度の上昇に耐性がない場合があります)
  • 過去に抗がん剤や放射線治療を受けたことのある人
  • 女性器官の手術を受けたことがある人
などです。
この場合は漢方薬の処方や人胎盤エキス(プラセンタ)の治療などが行われます。

HRTの副作用

HRTには次にあげるような副作用があるとされています。

  • 下腹部痛
  • 不正出血
  • 乳房痛
  • むくみ
  • 吐き気、胃のムカムカ、呑酸など妊娠の初期症状と同様の自覚症状
などです。
治療を受ける際には医師から説明をきちんと受けるようにしてください。

まとめ

更年期障害になると性ホルモンのバランスが崩れます。これは女性の更年期障害では「閉経」が定義の根拠となっているためそれに向けて卵巣の機能が低下していくからです。

女性ホルモンには卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)があり、どちらも更年期にはいると分泌量が減ります。
したがって更年期障害の治療(HRT)に使われるホルモン製剤にはエストロゲンだけでなくプロゲステロンや二つの女性ホルモンが配合されている薬が症状に合わせて処方されます。
直接的にはエストロゲンの減少が更年期障害の原因ですが、その判断にはプロゲステロンの状態も血液検査で確認する必要があるのです。

更年期障害には高麗人参がオススメです


ゆらぎ世代の辛~い更年の悩みに最も効果バツグンなのが「高麗人参(朝鮮人参)」です。

高麗人参にしか入っていない更年有効成分「ジンセノサイド」が自律神経をサポートし辛さから解放してくれることでしょう。



今現在、高麗人参で10年連続売り上げ世界一なのが、「正官庄」です。
とにかくまずはこれを試してみて欲しいです。日本一ではなく世界一ですので断然実感力が違います