女性の多くが「痩せてキレイになりたい」と願っていることでしょう。しかし、更年期になり病的な激やせをしている場合は単純に痩せてきたからと喜んでばかりはいられません。

40代〜50代といえば「中年太り」が健康上の大きな問題であり、更年期障害の一症状でもあるのですが、一方で女医でもありタレントとして大活躍されている西川史子さんは50歳頃から更年期障害を発症し一時期激やせして話題になりました。
更年期なのに太るのではなく痩せるとはどういうことなのでしょう?
また更年期に過激なダイエットを行うことの危険性など、今回は更年期と激やせ、そして過激なダイエットに潜む危険性などを取り上げていきたいと思います。

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更年期の激やせも更年期障害?

ガリガリの女性

スレンダーなプロポーションは全ての女性の憧れだと思います。
しかし、健康的に痩せているのと病的にやつれているのとでは見た目の印象も180度異なってしまいます。「やつれ」からは絶対に健康的な印象を受け取ることはありません。
更年期にはいると誰もが「中年太り」を気にするあまり年齢的にも無理のある過激なダイエットを始めてしまう人がいます。
そして極端なカロリー制限や偏食ダイエットによって体調を大きく崩してしまい、ただでさえ代謝が落ち込んでいるところに栄養不足が重なって肌はカサカサ、頬は痩せこけてシワだらけになる病的なやつれ方をしてしまう人がいます。
更年期にこのような状態になるともう一度体力を回復させるには「治療」と計画的なトレーニングや生活習慣の全体定期な見直しが必要になる一大事です。
したがって更年期に入ってからの過激なダイエットは絶対に行わないようにしましょう。
若いころよりも代謝が落ち、エネルギー消費量が減ってしまうことでさらに代謝が減速するという負のスパイラルを起こしているのが更年期の体ですから、むしろ若いころよりも率先して栄養バランスのよい食事を朝昼晩しっかりと食べることを心がけ、軽い運動でもいいですので運動習慣を身につけることで代謝を上げて健康的なダイエットを目指すようにしてください。
ダンベル運動をする女性
また近年激やせで話題になった女性タレントの西川史子さんのように更年期障害と思われる激やせで仕事やプライベートに悪影響が出てしまう場合もあります。
タレントさんと女医さんという二足のわらじを履いていたことでストレスも多かったことが影響していたのかもしれませんが50歳ころから急激に痩せ始め診断の結果急性胃腸炎で一ヶ月もの入院を余儀なくされていたのです。
実は彼女はこのころ同時にホットフラッシュ不定愁訴(ちょっとしたことでイライラしてヒステリーを起こしたり、些細なことで不安感が強まって涙が出てしまうなどの情緒不安など)を起こしていたことを復帰後に告白しています。
ホットフラッシュや不定愁訴は更年期障害を代表する症状です。特にホットフラッシュは更年期障害を起こすおよそ8割の人が経験するという自覚症状です。
そして西川史子さんが経験した急性胃腸炎ですが、こちらもストレスや更年期障害が原因と考えられます。というのもこの病気では胃腸に障害を起こすことも多いからです。
ではどうして40代〜50代が更年期と呼ばれ、更年期障害が発生してしまうのかについて説明していきましょう。
医学的に更年期とは「閉経前の5年間と閉経後の5年間の合わせて10年間を指す」と定義されています。日本人はだいたい50歳ころで閉経を迎えるため45歳〜55歳ころまでを「更年期」と呼びます。またこの年代に多く発症する体調不良の総称を「更年期障害」と呼びます。
説明する
更年期になると閉経に向かうことから女性器官の機能が低下し始めます。ここでいう女性器官とは「卵巣」、「子宮」、「膣」、「乳腺」、「子宮頸部」などです。閉経を迎えたら一部の機能を除いて女性器官のほとんどの機能が停止します。中でも特に更年期障害と密接な関係があるとされているのが「卵巣」です。
卵巣の主な役割は卵子と女性ホルモン(卵胞ホルモンと黄体ホルモン)の合成です。
ホルモン」とは身体の中で代謝に関与している重要な物質で生殖器(女性:卵巣、男性:精巣)では性ホルモン、副腎皮質ではステロイドホルモン、甲状腺では甲状腺ホルモンなどが作られています。(他にもいろいろな場所で働きの異なるホルモンが合成されています)
性ホルモンの中でも女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)と男性ホルモンのテストステロンには自律神経に働きかけ交感神経と副交感神経を切り替えるという作用があります。エストロゲンは副交感神経を刺激して優位に立たせ、テストステロンは交感神経を刺激して優位に立たせます。
エストロゲンが関与する副交感神経は寝ている間やリラックス中に優位になり疲れやストレス、心身の傷や病気からの回復を促す重要な中枢神経です。
更年期になるとこの副交感神経が優位に立ちづらくなり心身のメンテナンス不足から「自律神経失調症」を引き起こすのが「更年期障害」の仕組みです。
一方の男性には閉経という現象は起こりませんが加齢から精巣の機能が低下し、40代〜50代でテストステロンの量が減少し、やる気や集中力を高める交感神経が優位に立ちづらくなり「うつ」や「ED(勃起障害)」、「健忘」などの主にメンタル面での不調を感じやすくなります。
鬱に襲われる男性
こちらは女性の更年期障害に対してLOH症候群と呼ばれる症状群で、タレントではビートたけしさんが50代ころに「性欲減退」や「健忘」といった自覚症状を感じていたことを告白しています。
更年期障害もLOH症候群も“性ホルモンの分泌不足からくる自律神経失調症”ですので、多くの症状が一致しています。
西川史子さんが経験した「急性胃腸炎」もその一つです。自律神経は人が生きていく上でもっとも重要な役割を果たしている中枢神経でが、具体的な働きは「内臓を動かす」、「血流を調整する」、「体温を一定に保つ」などです。
そして意識とは無関係に「生きていくことの全てを制御」しているのですが、それだけにストレスや生活習慣の影響を強く受けてしまいます。
ストレスがたまると胃が痛くなる神経性胃炎も急性胃腸炎の一種ですが、食欲や胃酸の量など胃腸の働きをコントロールしているのも自律神経なので、「癒しのホルモン」と言われているエストロゲンや「やる気のホルモン」と言われているテストステロンが不足しても胃腸の働きに悪影響が出て強い症状の「胃腸炎」を起こしてしまいます。
また治療が必要なほど重症度の高い更年期障害やLOH症候群では出てくる症状が総じて悪化しやすいため、西川史子さんのように1ヶ月以上もの入院を余儀なくされるケースもでてきます。
この間食欲がなくなってしまうため、一種の拒食状態になり激やせを起こしてしまうのです。「拒食」の状態は精神的なストレスも高まっている可能性が強いので婦人科による更年期障害の治療と精神科による拒食症の治療が必要です。これは男性側にも起こりやすい症状なので十分な注意と対策が求められます。
ぐったりする人
また、「激やせ」というのは甲状腺ホルモン異常でも起こります。
女性の場合は甲状腺機能関連疾患を起こしやすく慢性甲状腺機能低下症(橋本病)を起こしていると激やせを起こしやすくなります。この場合は代謝内科や一般内科での治療が必要になってきます。
では、更年期になって激やせしないようにするためにはどうすれば良いのでしょうか?

更年期の激やせ予防対策:消化の良いものを食べる

更年期は代謝が落ち込む年代ですので、胃腸の機能が弱まりがちです。そこで激やせを防ぐためには消化吸収の良いものを食べ栄養はしっかりと摂るようにしましょう。

脂質の多いものや食感の固いもの、乾物、キノコ類は消化に悪いので食べ過ぎないようにすることが重要です。
また胃もたれや胸焼け、げっぷが多い、酸っぱいものが込み上げてくるという自覚症状を感じている人は「逆流性食道炎」を起こしている可能性がありますので早めに消化器内科を受診するようにしてください。

更年期の激やせ予防対策:ストレス解消

前述したように自律神経はストレスの影響を強く受けストレス性胃腸炎を起こしやすくなりますので、趣味や旅行、おしゃべり、スポーツで汗を流すなどでストレスをなるべく溜めないようにしてください。

睡眠と休養をたっぷりと摂ることも重要です。
眠る女性

更年期の激やせ予防対策:自律神経の働きを取り戻す

自律神経を整えるには

・生活習慣を規則正しいものにする:特に寝る時間を一定にするとより少ないエストロゲン量で副交感神経が優位に立ちやすくなります。
・ぬるめのお風呂にゆったりと浸かる

・冷え性の人は体を冷やさないようにする:重ね着や発熱素材の下着などを上手に活用してください。
・アロマテラピーを活用する:香りは脳にダイレクトに刺激を送るため、軽度の自律神経の乱れを調整するのに役立ちます。リラックスしやすい香りを楽しんでください。
・適度に運動をする:1日30分〜1時間程度のウォーキングやストレッチなどでも更年期障害を予防し自律神経の働きを正常に近づけることが可能です。

更年期で「うつ」が起こった場合

更年期で食欲不振や拒食が起こる原因の一つには「うつ」を発症している可能性も考えられます。実は「うつ」は不定愁訴(イライラして怒りっぽくなるなど)に次いで更年期障害を代表する精神症状なのです。

「うつ」を起こした場合は自力での対策は難しくなりますので、早めに精神科や心療内科で適切な治療を受けるようにしてください。
「うつ」には食欲不振や拒食以外にも
  • 腰痛
  • 肩こり
  • 頭痛
  • 記憶が曖昧になる
  • やる気が起こらない(慢性的な倦怠感)
  • 集中力の低下
  • 疲れが取れない
  • 動くのも辛くなる
などの心身双方の状態が同時多発的に起こります。

まとめ

更年期になると太りやすくなる一方で病的に痩せていく人もいます。この場合

  • 肌がカサカサになり
  • しわやシミ、そばかすが増える
  • 食欲が極端に落ちる
  • すぐに疲れる
など健康状態や肌のコンディションが悪くなってしまいますので早めの対策を講じ、それでも効果が出ない場合は婦人科や精神科(心療内科)での治療を受けるようにしてください。
また頭痛や吐き気、激やせなどは更年期障害ではなく、橋本病(慢性甲状腺機能低下症)を起こしている可能性があります。これは治療が必要なケースですので我慢は禁物です。
更年期では「太らないようにする」ことも重要ですが、過激なダイエットは栄養素とカロリー不足から病的にやつれていき更年期障害の症状が重症化しやすくなります。
もともと性ホルモンの原料はコレステロールなので極端なカロリー制限を行うのはNGです。

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