更年期障害が更年期と呼ばれる年齢(45歳〜55歳頃まで)に起こる数々の健康被害で、その原因が閉経に向かいエストロゲンという女性ホルモンの産生量が落ちていくというのは既にご存知かと思います。

そしてエストロゲンには自律神経に働きかけて副交感神経優位な状態にするという重要な役割があります。
副交感神経は人体のドクター役で心身の傷を癒したり全身をメンテナンスする中枢神経で、更年期障害はこの副交感神経の不活性化によって生じるメンテナンス不良とも言えます。つまり、自律神経失調状態の一種なのです。
通常は更年期障害が確定したらホルモン補充療法を受けることになるのですが、場合によってはこの治療法が受けられない場合があります。
そのような時の選択肢として自律神経を整えるための薬「グランダキシン」が投与されます。今回はこのグランダキシンについて説明していきたいと思います。

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グランダキシンとはどのような薬なのか?

錠剤

グランダキシンとは日本の持田製薬が開発販売している薬で錠剤(50mg)と細粒10%という規格があります。
また後発薬(ジェネリック医薬品)にはトフィソパム(沢井製薬、日医工など)やグランパムなどがあります。
保険適用されている薬で自律神経失調所やパーキンソン病などの治療で用いられますが、更年期障害も自律神経失調症の一種なので治療に於いてはホルモン補充療法に合わせて処方されたり、同治療法が適用とならなかった場合の次の選択肢として処方されることになります。
似たような効果のある薬にはデパス(後発薬エチゾラム)などのベンゾジアゼピン系抗不安剤がありますが、こちらは精神科領域の薬で、グランダキシンは神経内科等で用いられることが多い薬です。
デパスやエチゾラム(ベンゾジアゼピン系抗不安剤)に比べると効き目も副作用もマイルドで依存性も低いので比較的軽度の自律神経失調症や更年期障害時に用いられます。
薬の効き方のことを専門用語で「作用機序」と言いますが、グランダキシンの作用機序にはGABAという物質が関わってきます。
抗ストレス成分として健康食品や機能性食品でもおなじみのGABAですが、本来は人間の体内でも作られている物質です。
しかし更年期障害や自律神経失調症、抑うつ状態などになると消費される量が増えもともとの生産量がそれほど多いわけでもなくさらに年齢によって次第に合成量が減っていってしまうので薬で物理的に補って脳内の興奮物質(ドパミン)を抑制させます。
その結果として得られる治療効果としては
  • 抗不安作用
  • 弛緩作用
  • 抗けいれん作用
  • 睡眠作用
などがあります。
これもデパスやエチゾラムと同じような作用機序になります。

グランダキシンのメリット

疑問を感じている女性

グランダキシンを使用するメリットしては以下のことが挙げられます。
  • 自律神経を調整する
  • 依存性が極めて少ない
  • 副作用が少ない
ただし、副作用が少ないとはいえ医薬品ですのでゼロではありません。
主な副作用として「発汗」、「めまい」、「動悸」、「倦怠感」、「頭痛」などが報告されています。
また弛緩作用があるため、飲みすぎると動きが緩慢になったり、集中力に欠けるなどの症状がおこり、さらに眠気をもようす作用のため服用後の自動車の運転等は控える必要性があります。
この点でもデパスやエチゾラムと比較されやすいのですが副作用に関してもほぼ同じと言って良いでしょう。しかし依存性も副作用もデパス等に比べると少ないというのがメリットです。

グランダキシンのデメリット

一方でこの薬のでメリットとして挙げられるのが「効き目が弱い」という点です。よく言えば安心して投与できるということになるのですが、自覚症状が強い更年期障害の場合では気休め程度での処方となります。

また薬の効き目が持続する時間=半減期が非常に短く服用してから1時間程度で血中濃度がピークを迎えその後は30分ほど作用したら代謝されてしまいます。
実際に効果が実感できるのは服用後15分程度してからとされているので薬が効いている時間は正味2時間〜6時間程度ということになります。(個人差があるので幅がありますが最も多いのは2〜3時間程度です)
最近では内容量にバリエーションのあるデパスやエチゾラムの方が服用量をコントロールしやすい上に頓服的な使い方もできるため、精神科や心療内科以外でも用いられることが多くなりました。
デパス等のベンゾジアゼピン系抗不安剤は0.25mg、0.5mg、1.0mgの三種類あり、容量の低いタイプだとグランダキシンよりも効き目の面でも信頼性があり副作用等もそれほど強くないのでこちらにシフトしてる傾向があります。
薬を飲む人
ただし、
  • 副作用や依存性を避けたい人
  • 高齢者
  • 比較的落ち着いた環境で投薬治療が可能な人(ドライバーや現場作業員など副作用が事故に繋がりやすい人以外)
  • 自律神経症状が比較的軽度な人
にはデパスよりもグランダキシンの方が向いています。
自分が服用する薬のことですので、メリットとデメリットについて担当医からしっかりと説明を受けた上で飲むことが重要です。

まとめ

更年期障害の治療のメインであるホルモン補充療法では十分な効果を得られない場合には自律神経を調整する作用があるグランダキシンが併用され、またホルモン補充療法が受けられない人の場合はこの薬が主となる投薬治療が行われます。

脳内のGABAという鎮静物質の量を増やし、異常興奮を起こしているドパミンなどを抑制して更年期障害でみられる精神症状の数々を抑えてくれるマルチな薬ですが、効き目が弱く軽症な場合でないとあまり意味がないというデメリットもあります。
もしグランダキシンでは十分な効果が得られない場合は同様の効き目があり実績のあるデパスやエチゾラムが使用される場合もありますが、こちらは副作用や依存性が強くなります。

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