40代〜50代の半数以上の女性が発症すると言われているのが「更年期障害」です。ただし、多くのケースでは治療に至らない未病(東洋医学の概念で病気の一歩手前の状態)であり、体調は悪いもののなんとか日常生活を送ることが出来るレベルです。

しかし、悪化させると仕事はおろか立っているのも辛いほどの数々の症状に見舞われます。中には乳がんや子宮体がんなどの既往があり、経過観察のためHRT(ホルモン補充療法)が受けられない人もいます。
更年期障害は50歳頃が症状のピークを迎えると言われていますので、今はまだ大丈夫でも将来的に日常生活を送ることに支障をきたすほどのひどい状態にならないように更年期障害についてしっかりと学んでいきたいと思います。
今回は更年期障害を悪化させる原因とその対策について説明していきます。

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更年期障害のひどい症状の数々とは?

ぐったりしている女性

更年期障害は閉経前後で起こるホルモンバランスの乱れからくる自律神経失調症の一種です。自律神経は人が生きていく上で最も重要であり、また基本的な中枢神経でここが狂うと様々な体調不良を感じるようになります。
特に女性の場合はエストロゲンという女性ホルモンの分泌量低下によって癒しやメンテナンスを司る「副交感神経」の働きが鈍るため体のあちこちで不具合を起こし辛い自覚症状となってでてきます。
更年期障害を発症する人は40代〜50代の女性全体のおよそ6割〜7割程度ですが、多くの場合は婦人科での治療を必要としない状態と言われています。
しかし、全体のおよそ2割程度は積極的な治療が必要な重症例と言われていて、中には立って歩くこともままならないほどひどい症状を訴えるケースがあります。
では、更年期障害で起こりやすい症状について見ていきましょう。
ホットフラッシュ:上半身が火照り、額や首筋、背中から大量の汗が噴き出すという発作が時と場所を選ばずに起こります。
また火照りで頭がぼーっとして集中力を欠いたり、イライラしたりすることがあります。1回の発作は数十分程度ですが、重症化すると1日に何度も発作を起こします。
更年期障害を起こす人のおよそ8割が経験するとも言われていて、これによって更年期障害に気づく人も多い自覚症状です。
うつ状態:更年期障害を代表する精神症状です。日本人のおよそ4割はなんらかのうつリスクを抱えていると言われています。脳内の神経伝達物質のバランス不足から起こるもので、自律神経失調症の一種と言えます。
重症化すると強い倦怠感や疲労感、自己否定感などにさいなまされ、身体的にも筋肉の硬直、しびれ、血流障害などが起こります。動くことすら不自由になることもあり自分では対処できなくなってしまいます。
更年期障害として発症した場合も婦人科ではなく精神科や心療内科など専門的な診療科で投薬治療を受けることになります。
悲しそうに胸を抑える女性
不眠症:不眠症も更年期障害を代表する精神症状です。ホットフラッシュ発作は寝ている間も起こりやすくそれが原因で慢性的な睡眠不足になることもあります。
不眠には「入眠障害(寝つきが悪くなる)」、「中途覚醒(途中で何度も目がさめる)」、「睡眠障害(眠りが浅い)」、「早朝覚醒(早朝から目が覚めてしまう)」の4つのパターンがあります。うつ状態同様に精神科や心療内科での治療を受けることになります。
ヒステリー:更年期障害ではちょっとしたことでイライラしたり、強い不安感を抱えてしまうことがあります。これを不定愁訴と言いますが、それが高じて攻撃的な言動を繰り返すようになることもあります。
ヒステリーが原因で人間関係に深刻な影響を与えることもありまし、ヒステリーが高じて統合失調症やうつ病、パニック障害へと移行することもありますので早めに主治医(婦人科)に相談して必要があれば精神科を受診するようにします。
慢性型頭痛:血流障害が原因で起こる緊張型頭痛が多いのですが、もともと片頭痛持ちの人は両方の発作が起こる混合型頭痛に発展することもあります。
ひたいに手を当てる女性
・腰痛や膝の痛み:エストロゲンには血管を広げる作用があり、また全身の血流は自律神経がコントロールしているので、これらのバランスが崩れる更年期障害では血流障害を起こしやすくなります。その影響で腰や膝回りの筋肉に十分な血液が行きわたらずに腰痛や膝関節痛を起こしやすくなります。日本人は腰痛リスクが高いので十分な注意が必要です。
また整形外科領域ではエストロゲンが持つ骨を丈夫にする作用が不足することから将来的に介護が必要となるロコモティブシンドローム(骨粗鬆症や変形性股関節症など)へのリスクも高まるため腰痛や膝の痛みには十分な注意が必要です。
吐き気、下腹部痛:更年期障害は閉経前後に起こる疾患ですので、生理が不規則になり生理痛やPMS(月経前症候群)、不正出血(生理以外でも出血が起こる)というケースが頻発します。ひどい場合は吐き気や差し込むような下腹部の痛みが起こる場合があります。
下痢便秘を繰り返す:更年期障害では消化器症状が起こりやすくなり、その結果として下痢や便秘を繰り返すようになりがちです。胃腸に負担がかかるとQOL(生活の質)が下がり、仕事や日常生活に支障をきたしていきます。
循環器の異常:血流障害によって心臓に負担がかかり頻脈や不整脈、動悸・息切れなどを起こします。心臓病は日本人の死亡原因の上位にランクインするので脈や呼吸に異常を感じたら早めに主治医に相談するようにしましょう。
特発性難聴、メニエル病:自律神経失調やストレスが原因で発症すると考えられていますが、細かい原因は不明の病気です。
どちらも強いめまいと耳鳴りを伴いますが、特発性難聴は周囲の音が聞こえなくなるぐらいの耳鳴り(長引くことで聴覚が衰えやがて聴力を失います)、メニエル病は天と地がひっくり返るような強いめまい(回転性めまい)が主訴となります。重症化した更年期障害が長引くと発症リスクが上がります。
めまいの女性
冷え性:ホットフラッシュには下半身の冷え性が高い頻度で合併します。自律神経が乱れることで体温調整機能に異常をきたしていると考えられます。冷えることで日常生活を送ることが辛くなるので、靴下の重ねばきや保温性の高いスリッパ、入浴などを上手に活用することで対処します。
甲状腺機能異常:ホットフラッシュが長引くと発症リスクが上がります。
甲状腺は首の左右横側にある免疫系の臓器で、甲状腺機能亢進症を起こすと熱感や興奮状態になりやすく、また眼球突出、頭重感、易疲労感、強い倦怠感なども現れてきます。橋本病(慢性的な甲状腺機能低下症)やバセドウ氏病(慢性的な甲状腺機能亢進症)の可能性もありますので、頸部にハリやコリを感じたら一度主治医に相談してみてください。
・その他の症状:上記のような症状が悪化するとひどい自覚症状へと発展する代表的なものですが、更年期障害ではそれ以外にも「体重増加」、「生活習慣病の合併リスク」、「脱毛」、「肌荒れ」、「嗄声(声がかすれること)」、「不感症」、「膣乾燥」などの様々な症状が重複的にやってくる場合もあります。

更年期を迎えたら気をつけたいこと

更年期障害をひどくさせたくない場合は少しでも自律神経の乱れを抑えることに尽きます。女性は閉経からは逃れることができないので、生理不順は必ずと言って良いほど起こします。

しかし、およそ4割の人は無自覚で元気に更年期を乗り切る人というのも事実です。その違いは一体どこから来るのでしょうか?
・生活習慣:自律神経は内臓を動かす、体温を一定に保つ、血流を維持するなど生きていくうえで非常に重要な中枢神経です。したがって「生活リズム」による影響を強く受けます。
不規則な生活になると交感神経と副交感神経を切り替える時に多くの性ホルモンが消費されていってしまうので規則正しい生活を送り、消費量を減らすようにします。
・睡眠:更年期障害はエストロゲン不足から副交感神経が鈍化してしまうのが直接的な原因となります。副交感神経が最も活性化するのは寝ている時なので、できるだけ寝る時間を一定にしてエストロゲンの消費を抑え、質の良い睡眠をたっぷりとるようにしましょう。寝姿勢が悪い人は寝具を変えるということも重要です。
ソファーで眠る女性
・スポーツ:スポーツをする習慣のある人はない人に比べると更年期障害を発症しにくいといわれています。更年期障害を改善するには軽めのウォーキング(1時間/日)やヨガ、ストレッチなどでも十分なので毎日続けられる運動を心がけます。
・ストレスケア:女性はストレスによってホルモンバランスが乱れ肌荒れやイライラ感、生理不順などを起こしやすいので、趣味を持ったり仲の良い友人と会話を楽しむなどを心がけ、できるだけストレスを溜めないようにします。
・バランスの良い食事:更年期とは老化の始まりでもあります。歳をとると代謝が下がり必要なエネルギー消費が少なくなるためさらに代謝が落ちるという悪い流れに陥ります。近年では高齢者ほど肉(赤身や鳥にの胸肉など脂肪分の少ないタイプ)を食べたほうが健康的だということも判明しています。
更年期になると一気に代謝が落ちる人がいるのでバランスの良い食事を心がけ、不足しがちな栄養素はサプリメント等で補うようにしましょう。
・医療機関で治療を適切な治療を受ける:日常生活に支障が出ているような重症例では一刻も早く婦人科を受診するようにしましょう。
また精神症状がでている時は精神科や診療内科を合わせて受診することが多いので、うつや不眠を感じている時は先に精神科を受診するのも良いでしょう。
早期発見、早期治療が治療効果を最大限に高めます。

まとめ

更年期障害で治療が必要な重症例は全体の2割程度と言われています。およそ1割の人が発症する病気は国民病と言われるため、これは決して低い確率ではありません。

また、積極的な治療が不要なケース(セルフメディケーションやサプリメントによる対策等)では更年期を過ぎて再びホルモンバランスが落ち着くと症状も消失していきますが、重症例では合併症がそのまま長期化することもありますので辛いなと思ったらなるべく我慢をしないで早めに婦人科を受診してホルモンの状態を調べてもらった上で適切な治療を受けることをお勧めします。

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