今まで元気にバリバリに仕事や家事をこなしていたのに、ここ最近は外に出ることがほとんどなく、まるでひとりで深い闇の中にいるように引きこもってしまう・・・
社交的で人付き合いが得意だったのに、人と会うことをこばみ続け部屋にカギをかけて一人で引きこもってしまう・・・
身近にいる家族、そしてご自身でも、このような更年期の引きこもりでの症状でお悩みの方は多く、引きこもることで精神的にさらに落ち込み、本格的なうつ症状を引き起こしてしまうケースもあります。
引きこもりの症状が長く続く場合は、更年期障害が影響しているかもしれません。更年期障害では、倦怠感や無気力、何をやってもしんどいような状態になりやすく、気持ちも不安定になりやすいからです。
今回は引きこもりと更年期障害との関係を抑え、引きこもりの解消策をお話ししていきます。暗いトンネルの中から一歩ずつ抜け出していきましょう。

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更年期障害の症状が、引きこもりの原因に?

落ち込んでいる女性

厚生労働省では、平成21年から「ひきこもり対策推進事業」を設け、引きこもりへの対策を積極的に行っています。
厚生労働省の定義によると、引きこもりとは「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに6カ月以上続けて自宅にひきこもっている状態」です。(厚生労働省ホームページより引用)
更年期障害では、体への変化の他に心の変化も起こりやすくなります。強い倦怠感からとにかく体が鉛のように重く何もする気力がなくなったり、先々の不安などから気持ちが不安的になりやすい時期です。
引きこもりを起こす原因になりやすい更年期障害でのつらい症状ですが、他にも女性の更年期では親の介護、死別、夫に退職などに伴う生活環境の変化、子供の進学問題や独立というような大きな波のあるライフイベントが重なりやすく、更年期はストレスや疲労が溜まりやすい時期です。
性格的に几帳面であったり、なんでも自分で頑張ってしまう責任感に強い方は特に更年期障害の症状をさらに悪化させやすく強めてしまう傾向にあるようです。
更年期には、様々なストレスを感じる、頑張りたいけど頑張れない自分に落ち込むなどの状況で精神的にもネガティブになりがちで、人と会うことが面倒に感じたり、自分の殻に閉じこもり家に引きこもってしまうケースが多く起こります。

更年期の引きこもりから脱出する方法

泣いている女性

引きこもりの症状が続くことは大変心配です。引きこもりを解消する対策を考えていきましょう。

まずはストレスを解消すること

ストレスは自律神経を不安定にさせ、更年期障害の症状を悪化させててしまいます。また、ストレスホルモンが分泌されることで、体内の様々な器官へ悪い影響を与えます。

まずは、楽しめる趣味やリラックスできる方法を身につけて、気分転換を行ってみましょう。天気の良い日に散歩に出てみるのもいいでしょう。無理をするとかえってストレスの原因になってしまうので、自分のペースに合わせてゆっくり前進していきましょう。

引きこもりが長期化している場合は、病院へ

引きこもりの状態が長期化し、自らや家族の手だけでは解決できないようであれば、心療内科や精神科を受診し速やかに治療を受けることが大切です。
引きこもりが続く本人ではなかなか受診する意思にはつながりにくいので、周囲にいる方が受診へ導いてあげることも必要です。

まとめ

引きこもってしまう理由は、更年期障害だけでなく人それぞれかもしれません。でも共通して考えられることは、人と会ったり外にでるエネルギーが不足してしまっていることではないでしょうか。日常の疲労やストレスによる精神的な疲れによって、心身を健康に保つパワーの源が、底をついてしまうようなイメージです。

エネルギーをチャージするには、食事や睡眠、適度な運動、ストレス発散などを組み合わせた生活習慣を見直してみることも大切です。食べられない、眠れないではもちろん前向きに歩むエネルギーは減少していく一方だからです。
引きこもりになってしまう状況でいる時は、今は疲れていてエネルギーが不足している時期だと感じながら、焦らずにエネルギーのコップを徐々に満たしていってあげましょう。