多くの女性を悩ませる更年期障害は「加齢によって女性ホルモンの量が減少することが原因」と言われています。しかし、それを制御しているのは自律神経の一部である「視床下部」と「脳下垂体」です。

女性ホルモンにはエストロゲンをはじめとする卵胞ホルモンとプロゲステロンをはじめとする黄体ホルモンとに分類され、生理周期に合わせて割合を変えて卵巣から分泌されていますが、最終的に性ホルモンは3つのステップを経て作られています。
  • Step01.視床下部からゴナトトロピン(性線刺激ホルモン)が分泌される
  • Step02.脳下垂体ではゴナトトロピンの指令によってFSH(卵胞刺激ホルモン)とLH(黄体刺激ホルモン)を放出する
  • それらを受け取った卵巣がエストロゲンやプロゲステロンを分泌する
という流れです。
今回は更年期障害になるとプロゲステロンなど他のホルモンのバランスがどうなってしまうのかについて説明していきます。

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更年期障害時のホルモンの増減とホルモン補充療法について

説明する医師

更年期とは一般的に女性の45歳〜55歳頃までを指しています。その根拠となるのが女性は全員が経験する「閉経」です。
閉経とは12ヶ月以上生理が連続して完全停止している状態で、この閉経の前5年と後ろ5年の合わせて10年間を「更年期」と呼ぶと定義されているのです。
そして日本人の平均的な閉経年齢は50歳前後なので更年期とは45歳〜55歳頃までを意味するようになりました。
閉経に向かうということは女性の生殖器の機能が低下していくということでもあります。女性には生理周期という独特のリズムと妊娠、出産という大イベントがありますが、それ以外にも女性ホルモンが果たす役割にはとても大きなものがあります。
まず、卵胞ホルモン(エストロゲン)ですが、このホルモンには女性らしい体を作り、妊娠を手助けする働きがあります。
例えば受精を助けるように子宮内膜を分厚くしたり、卵子を作り出すなどです。
これ以外にも
  • 体温を下げる
  • 血管を拡張させる
  • 自律神経中の副交感神経に働きかけて体をメンテナンスする
  • 保湿成分のコラーゲンの生成を促す
  • 骨や軟骨を丈夫にする
  • 肌のキメを整える
  • 内臓脂肪をつきにくくする
  • 髪の毛を豊かにする
などの働きです。
一方の黄体ホルモン(プロゲステロン)には次の生理までの準備と妊娠後は受精卵が着床しやすいように子宮内膜を柔らかくしたり、乳腺を発達させて授乳できるような体つきにするために働きます。
それ以外にも
  • 体温を上げる
  • 気持ちを落ち着かせる
  • 便秘を防ぐ
  • 肌荒れを予防する
などの働きがあります。
肌の綺麗な女性
また、プロゲステロンにはエストロゲンとテストステロンという男性ホルモンの中間のような性質があり、性ホルモンの原料としても使われている物質です。
女性ホルモンとしては卵胞ホルモンは生理周期や妊娠の前半を安定させ、黄体ホルモンは後半を安定させるというとても重要な働きがあります。
こうした女性ホルモンを分泌しているのが卵巣という臓器ですが、この卵巣が女性ホルモンの全てをコントロールしているわけではありません。その指令は自律神経を司る「脳幹」の一部である視床下部と脳下垂体から出されているのです。
その指令というのは生理や妊娠の状態に合わせており、視床下部では性腺刺激ホルモン(ゴナトトロピン)という物質を脳下垂体に向かって放出します。
それを受け取った脳下垂体ではFSH(卵胞刺激ホルモン)とLH(黄体刺激ホルモン)を作り出し、それを血管内に放出して卵巣へと届けます。卵巣は受け取った指令通りに女性ホルモンを作り出していきます。
ただし、エストロゲンには自律神経に作用するという重要な働きがあり、プロゲステロンも生殖以外の働きにおいて重要な作用がありますので、量が増減するというだけで作られなくなるわけではありません。
ところが、更年期になると次第に卵巣の機能が低下していき、女性ホルモンの分泌量が減ります。しかし視床下部では生理周期に合わせて女性ホルモンの作成を指示し続けますので、卵巣からの「指示通り作りました」というフィードバックがないと自律神経が混乱します。
それに加えて、エストロゲンの不足は人体の癒しやメンテナンスを受け持つ副交感神経の不活性化を招きますので、あちらこちらの不具合が生じ更年期障害を発症します。
したがって卵巣での女性ホルモンの産生量が減るということはそれだけ指令書であるFSHやLHの血中濃度が増えることになり、また性腺刺激ホルモンも増加します。
婦人科では更年期障害の疑われる患者さんに対してこれらの血中濃度を測る血液検査を行い最終的に問診等と合わせて更年期障害であるかどうかを判断します。
採血をした注射
更年期障害と確定診断を受けたら治療には
・ホルモン補充療法:飲み薬、貼り薬、塗り薬などで卵胞ホルモンと黄体ホルモンを補う治療法です。
・プラセンタエキス注射:ヒト由来のプラセンタ(胎盤)エキスを注射する治療法です。ホルモン補充療法では効果が得られない人に対して行われます。
・漢方薬や自律神経を調整する薬による保存的治療法:効き目については上記2つの治療法ほど高くはありませんがその分副作用などについてもマイルドです。(漢方薬でも副作用はゼロではありません)
などが行われることになります。

まとめ

更年期障害といえば「女性ホルモンが不足する」と起こる病気というイメージがあり、これは間違いではありません。

しかし、女性ホルモンとは卵巣で作られる物質ですが、その量などを決めるために視床下部からは性腺刺激ホルモン(ゴナトトロピン)が、また脳下垂体からは卵胞刺激ホルモン(FSH)や黄体刺激ホルモン(LH)など性ホルモン以外のホルモンも必要になります。
これらの物質は卵巣の機能が低下すると消費量が落ち、血液中の濃度が増えるため、更年期障害を診断する際の血液検査では重要な指標となる検査項目となります。

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