更年期障害になると女性を襲う数々の体調不良の中でも特に辛いのは「痛み」を伴う症状です。
代表的なものとして
  • 胃痛
  • 頭痛
  • 腰痛
などがあります。
更年期障害とは閉経に向けて女性器官が機能低下を起こし、中でも卵巣の機能低下によってエストロゲンという女性ホルモンの分泌量が減ることで生じる自律神経失調からくる体調不良の総称です。
では、どうして更年期障害=ホルモンバランス異常+自律神経失調になると胃痛などの痛みを伴う症状が起こるのでしょうか?また、更年期の胃痛には更年期障害以外にも他に原因が隠されているのでしょうか?
今回は更年期になると起こる辛い「胃痛」を中心として更年期障害や他の疾患との関連性について説明していきたいと思います。

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更年期障害で起こる胃痛、吐き気、下痢などの消化器症状について

胃を抑える女性

更年期とは一般的に45歳〜55歳頃までのことを指しています。
この頃になると女性の場合は自然な生理現象である閉経に向けての数々の体調不良である「更年期障害」が起こりやすくなりますが、それ以外にも子供の独立や親の介護など様々な生活面での変化が起こり、体調を崩しやすくなります。
このパートでは更年期に起こる胃痛、吐き気、下痢などの“消化器症状”を「ストレス」、「更年期障害」、「それ以外の原因」にパート分けして説明していきたいと思います。

40歳以降のストレスによる消化器症状

ストレスによる消化器症状として最も代表的なものは「ストレス性胃炎」です。

これは文字どおり精神的なストレスが原因で胃痛や吐き気、下痢などを起こすもので、女性の場合は40歳以降になると患者数が増加する傾向にあります。
例えば
  • 子供が自立して夫婦二人きりの生活が始まり、日々の生活に穴が開いたような寂しさを感じる
  • 親が体調を崩し介護生活が始まる
  • 子供が進学して学費や仕送り等の心配が重なる
などが主な原因として考えられます。
胃腸はストレスを感じると自律神経が乱れ、胃酸過多の状態となり、胃壁が荒れて胃痛などの消化器症状が起こりやすくなるのです。
ストレスが原因ですが自律神経が乱れて胃痛を起こすという点では更年期障害との関連性は深いと思われます。
したがって年齢的に40歳を過ぎた頃から自然とホルモンバランス(こちらもストレスの影響を強く受けます)が乱れがちになるところにストレスフルなライフイベントが重なってさらに神経性胃炎をおこしやすい環境になると言えるのではないでしょうか?
ストレスを感じている女性

更年期障害による消化器症状

では更年期障害になるとどうして胃痛を起こしやすくなるのか、このパートではそこの部分を開設していきましょう。

更年期になると自然と卵巣機能が低下し、副交感神経(自律神経のうち心身のメンテナンスや癒しを担当する神経)を刺戟するエストロゲンという女性ホルモンの分泌量も低下します。これによってまずは脳と体の癒しやメンテナンスがうまくいかなくなります。そうなると体のあちらこちらの不具合が起こりはじめます。
また女性器官の機能が低下することで生理周期にも乱れが生じ、女性ホルモンの分泌量を調整している視床下部というところから出る指令どおりには女性ホルモンが分泌できなくなりさらに自律神経は乱れがちになります。
胃腸の働きは自律神経によってコントロールされているので、自律神経が乱れることで胃酸の状態はアンバランスになりやすく、胃痛や吐き気、下痢などの消化器症状が起こりやすくなるのです。
また更年期に起こる腰痛や頭痛も自律神経の乱れからくるものと考えられていますがその因果関係はまだ完全に解明されているわけではありません。

更年期に起こりやすいその他の原因による消化器症状

精神的なストレスや更年期障害以外にも40代になると次のような胃痛の原因が考えられます。

青ざめる女性

急性胃炎

食べ過ぎや飲み過ぎなどによって胃の消化活動の限界量を超えると胃酸過多の状態が解消されずに胃痛の原因となります。
また、急性胃炎には強いストレスを感じた時にも起こりやすいので、ストレスを感じている時には食事量に気をつけるようにしましょう。

慢性胃炎

慢性胃炎とは慢性的に胃粘膜に炎症を起こしている状態です。その原因はピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)によるものと、恒常的に生活習慣が乱れてしまうことで高血圧症や動脈硬化症を起こし血流量が減って、本来大量の血液を必要とする胃腸の機能が低下してしまうことで起こるケースとがあります。

現代では日本人成人のおよそ50%、40代以上では70%以上がピロリ菌に感染していることから更年期に起こる慢性胃炎の一番の原因はピロリ菌感染症であると考えられています。

胃アトニー

胃アトニーとは痩せている人に多い「胃下垂」の状態で起こるものです。無症状の場合は病気ではありませんが、放置していると消化不良からくる胃痛や胃もたれ、腹部膨満感などを覚えるようになります。

原因としては筋肉の量が少ない細身の女性に多いのですが、腹部の手術の後遺症や甲状腺機能亢進症や脳下垂体異常でも起こりやすくなります。
更年期では甲状腺機能亢進症も起こりやすいので細身の女性は注意が必要といえるでしょう。

更年期障害の胃痛時の投薬治療とその他の治療法

こちらを向く医師

胃痛は非常に辛い自覚症状なので基本的には医療機関での治療が必要と考えて良いでしょう。しかし、一過性のものや激しい胃痛ではなくごくたまに重たく感じるなどで病院での治療を受けるほどではないと考えている人は売薬や生活習慣を見直すなどのことである程度対処は可能です。
そこでこのパートでは胃痛時の治療やセルフケアについて説明していくこととします。

胃痛がひどい場合は医療機関で治療を受けましょう

胃痛には様々な原因が潜んでいます。激しい胃痛の場合は急性胃炎や慢性胃炎、あるいは胃潰瘍や胃がんなどの可能性も否定できないので、できるだけ早いうちに医療機関で検査を受けて病気の存在を確認することが重要です。

もし、検査の結果目立った障害が見つからなかった場合は更年期障害やストレスによる胃痛の可能性が高まります。このような場合は症状に合わせて
・胃酸をコントロールする薬:ガスター、マーロックスなど
ホルモン補充療法(更年期障害が原因の場合)
・向精神薬(精神的なストレスが原因の場合、ただし処方は精神科や心療内科から出されることが多くなります)
などの投薬治療が行われます。
胃痛時に行われる検査には以下のようなものがあります。

全身状態把握のための検査

・血液一般検査
・生化学的検査(血液検査)
・尿一般検査

胃内部の状態を見るための検査

・胃カメラ
・腹部CT
・胃透視

などです。
現在では胃カメラが主流となっています。

胃痛時の食事内容について

料理をする女性

胃が痛い時は胃腸に負担をかけない食事を摂るように心がけましょう。
その際の注意点
  • 消化の良いものを食べる
  • しっかりとよく噛んでから食べる
  • 焼き物よりも煮物、蒸し物にして食べるようにする・刺激の強い香辛料(唐辛子、生のネギなど)やコーヒー、緑茶、アルコールなどの嗜好品は避ける
  • 胃腸を冷やさないようにする
  • (下痢の時は)水分を多めにとって脱水に気をつける
  • 薄味を心がける
  • 乳酸菌を多く含む発酵食品を摂って腸内環境をよくし下痢や便秘にならないようにする
  • 残渣物の多いものを避ける(キノコ類、ごぼう、生の葉物野菜、イモ類などは食物繊維が多く消化に悪いので食べないようにする)
  • 白身魚や鳥の胸肉、ささみなどを摂る
  • うどんや白米は柔らかくしてたべる
  • 雑穀米や麦めしなどは消化に悪いので避ける
  • 生ものは食べない
などになります。
なるべく胃腸に優しい食事を心がけて下さい。

日常生活の改善を心がける

胃痛の原因がストレスや更年期障害の場合、その痛みの震源地は自律神経ということになります。自律神経は生きることそのものを支えている重要な神経なので生活習慣の影響を強く受けます。

そこで少しでも自律神経を正常な状態に戻すにはできるだけ規則正しい毎日を送ることが重要になってくるのです。
では「規則正しい生活」とはどのような生活習慣なのかを見ていきましょう。
手を差し出す看護師女性

寝る時間を一定にする

エストロゲンが減少することで一番ダメージを受けるのが副交感神経です。この神経が不活性化すると寝ている間の心身のメンテナンスがうまくいかずにいろいろな健康被害を起こすようになります。

しかし、本来自律神経の交感神経と副交感神経のスイッチングは副腎から出ている微量の性ホルモンの量で十分なのです。
ではどうして不具合が起こるのかというと、女性の場合体内で消費するエストロゲンのほとんどを卵巣に依存しているからなのです。したがって卵巣機能が低下すると自律神経にも悪影響がおよび、閉経後に副腎皮質から分泌されるエストロゲンになれるまでの間更年期障害が起こるという仕組みになっています。
そこで、なるべくエストロゲンのアンバランスからの影響を受けずに副交感神経へのスイッチングをスムーズに行うならば毎日ほぼ決まった時間に寝るようにすると良いのです。
そうすることで脳は寝る時間のパターンを記憶し、より少ないエストロゲン量で副交感神経を活性化させることができるようになるのです。
また、日中も意識してリラクゼーションできる時間を持つことで副交感神経は活性化しやすくなるので疲れを感じたら少し休むようにすると良いでしょう。

栄養バランスの取れた食事を心がける

ホルモンバランスを維持するには過不足のない栄養が必要です。そのためにも栄養バランスの取れた食事を三食きちんと食べることは代謝を維持するためのボーダーラインだと心得ましょう。

まちがっても極端な摂食制限をする過激なダイエットなどは更年期以降では行わないようにしてください。

運動習慣を持つ

ウォーキングする夫婦

更年期になると卵巣などの女性器官の働きが鈍る分代謝が落ちます。代謝が落ちるとその分カロリーの消費量が落ちるので食が細くなります。そうすると必要な栄養素が摂取できなくなりさらに代謝が落ちます。
このように更年期になると代謝が落ちることで負の連鎖が起こり始めるのです。これもまた更年期障害の原因であり、症状を悪化させる元凶でもあります。
それを予防するには先にあげた栄養バランスの取れた食事を三食きちんと食べることはもちろんですが、同時に適度な運動習慣を身につけて、カロリー消費をあげることで代謝をサポートすれば良いのです。
運動による更年期障害の予防改善効果やエンジングケア効果は化学的にも証明されていますし、運動が持つ健康効果は高齢者になっても得られるということもわかっています。
運動習慣を今まで持たなかった人は一日30分以上のウォーキング(散歩)やヨガ、ストレッチなどの軽めの運動を行うことでも十分に更年期障害の改善効果が得られるということが判明していますので、是非実践してみてください。

ストレスケアの実践

これまでにも述べてきたように更年期障害の原因となるホルモンバランスや自律神経は非常にデリケートなものでその乱れの最大の原因は「ストレス」であると言っても過言ではありません。特に抗ストレス物質であるエストロゲンが減ることで更年期になると強くストレスの影響を受けることになります。

これを改善するには「趣味を持つ」、「旅行に行く」、「友達とおしゃべりを楽しむ」などしてストレスを発散して溜め込まないようにすることが効果的です。
気の置けない仲間と一緒に食事やスポーツを楽しむこともストレス解消には効果的なので合わせ技として実践してみてください。

更年のゆらぎや痛みを和らげるための対策として・・・

頭痛を感じる女性

40歳を超えてからの胃痛や頭痛、腰痛の原因が更年のゆらぎからくるものだとしたら、それは女性にとって避けて通ることの出来ないものなのでしょうか?
いいえ、女性にとって更年期や閉経は必ず訪れるものですが、それにともなうゆらぎは早めに対策を立てておけば辛くならない状態にすることが可能です。
そのための方法としてゆらぎが出る前から前のパートで紹介したような対策を行うと同時にどうしても手が回らない時の対処法として、自律神経のサポートが得意な高麗人参サプリメントなどを活用するという選択肢もあります。
上手に活用すれば更年のゆらぎ全体への対策となりますので導入を検討してみてはいかがでしょうか?

まとめ

更年期と呼ばれる年齢に差し掛かると不意に襲ってくる頭痛や胃痛、そして腰痛など。これらはもしかしたら更年のゆらぎによるものかもしれませんが、他にも原因が隠されている可能性もあります。

したがって状態がひどい場合には無理をしないで医療機関で治療を受けることが必要ですが、日常生活に大きな支障がない程度で、明らかに更年のゆらぎから来ていると思われるものならばセルフケアでも対処可能です。
セルフケアでは本文でも紹介しているような生活リズムを整えることや高麗人参サプリメントなどを導入してめぐりをよくすることでキリキリする不調やズキズキする悩みを和らげることが可能になります。一度試してみてはいかがでしょうか?
以 上 
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