更年期障害の治療薬として漢方薬を選択する人の多くが一般的な治療で用いられる薬の副作用が心配な人になります。確かにホルモン補充療法で使われるホルモン製剤には強い副作用があることが報告されています。

そこで自然の生薬を原料とする漢方薬が選択されることになるのですが、一般的に効き目は合成薬ほど強くなく長期の服用が必要というイメージの強い漢方薬は更年期障害対策として本当に有効なのでしょうか?
今回は「更年期障害対策としての漢方薬の有用性」にスポットを当てて検証していきたいと思います。

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病院で処方される漢方薬について

病院

病院で処方される薬といえば一般的には西洋薬(合成薬)というイメージが強いのではないでしょうか?
しかし昨今は漢方薬の効果効能が見直され、現在では270種類を超える漢方薬が医薬品の認定を受け、そのなかの幾つかは医療用医薬品(医療機関での処方のみ認められている薬)もあります。
ごく一般的な例では風邪をひいた時の葛根湯や花粉症の時期に小青竜湯を病院から処方された人も多いのではないかと思います。
また、漢方専門の外来である「漢方外来」を設けている医療機関もあり、西洋薬の副作用が気になる人からは人気があります。
更年期障害もかつては病気として認定されていなかった時は漢方薬による治療が主流だった時代もあり、現在の一般的な治療法(ホルモン補充療法や薬物治療など)で副作用が強く出る人に対しては婦人科の方から漢方薬が処方されるケースも多いようです。
昔から漢方には三大女性処方というのがあって、更年期障害や女性疾患に効果の高い処方が存在しているので、それを紹介していきましょう。

加味逍遙散(かみしょうようさん):虚弱体質で疲れやすいという体質の人向け

  • 効果効能

・肩こり
・頭痛
・冷え
・ホットフラッシュ(顔ののぼせ、大量の汗など)
・めまい
・不安・イライラ(不定愁訴)
・倦怠感
・自律神経失調

など

桂枝茯苓丸(けいしぶくりゅうがん):中くらいの体力があり血色の悪い人向け

  • 効果効能

・のぼせ気味、赤ら顔(ホットフラッシュ)
・左右の下腹痛
・肩こりや首筋のこり
・膨満感
・めまい
・冷え

など。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん):虚弱体質の女性向け

  • 効果効能

・貧血気味
・冷え症
・易疲労感
・月経時のむくみ
・慢性的な肩こり
・全身倦怠感
・動悸、息切れがひどい

など
粉薬
これらは一般のドラッグストアや薬局でも購入可能ですし、病院等でも処方される漢方薬です。まず女性の更年期障害の場合にはこの三つのうちのどれかが処方されると考えてもらって差し支えないでしょう。

更年期障害の症状に効き目のある三大処方以外の漢方薬について

漢方外来や漢方に詳しい薬剤師のいる薬局では上記の漢方薬以外にも患者さんの症状に合わせて幾つかの漢方薬が選ばれる場合があります。

温経湯(うんけいとう):冷え性で体力がない人向け

・生理不順
・下腹部の冷え
・膨満感
・ホットフラッシュ(のぼせ)
・腹痛
・肌荒れ

など

五苓散(ごれいさん):偏頭痛発作時にのぼせを感じやすい人向け

・冷え
・めまい
・吐き気

など

女神散(にょしんさん):疲れやすい人向け

・イライラ
・頭痛
・めまい
・ホットフラッシュ(のぼせ、多汗)
・肩こり
・胸の張りが強い
・うつ状態
・便秘気味

など

当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう):比較的体力があり胃腸が丈夫な人向け

・慢性頭痛
・腰痛
・下腹部痛

など

八味地黄丸(はちみじおうがん):体力が低下し、冷え性の人向け

・下肢痛
・腰痛
・しびれ
・かゆみ
・軽い尿漏れ
・排尿困難、残尿感、夜間尿、頻尿
・むくみ
・高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)
・かすみ目

など

苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう):冷え性で尿量の多い人向け

・慢性腰痛、座骨神経痛
・夜尿症
・頻尿
・下半身の冷え

など

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん):体力が充実していて太り気味の人向け

・動悸
・肩こり
・ホットフラッシュ
・肥満
・高血圧
・湿疹
・痔疾患

など

温清飲(うんせいいん):体力が中程度で皮膚が乾燥し血色の悪い人向け

・生理不順
・ホルモンバランス異常
・更年期障害
・神経症
・湿疹・皮膚炎

など
こちらを向く医師
現在では治療薬として認められた漢方薬ですが体質によって効き目が異なるのと理論が抽象的なのでわかりづらく、一般の医師では漢方に詳しくないケースもあります。
したがって漢方薬を希望する場合には漢方外来を受診するか漢方薬に詳しい薬剤師がいる薬局に相談するようにするのが無難です。

一般の薬局やドラッグストアで手にはいる漢方薬

ちょっとわかりづらいのですが、漢方薬を購入する方法には3通りあります。

一つは病院で診察を受けた上で漢方薬の事を相談してみること(この際漢方医がいる漢方外来が最も適切です)、この時は医療用医薬品である漢方薬も処方の対象になります。
二つ目の方法はドラッグストアや薬局で第二種医薬品(一般薬)に指定されている成分漢方薬を購入する方法です。この方法では自分で薬の種類を選べますが、できれば漢方に詳しい薬剤師がいるお店を選ぶのが良いでしょう。
そして三つ目の方法は中医がやっている漢方専門の薬局で症状を説明しながら処方してもらう方法です。こちらは自分の症状に合わせた処方をその場で行ってくれますがコスト的には非常に高額となります。
(医療用医薬品や一般薬として認定を受けている漢方薬は全て成分漢方薬といってすでに薬の状態になっているものですので中医がその場で処方する漢方薬とは異なります)
そこでここでは二番目の選択肢であるドラッグストアや薬局で購入可能な一般薬としての漢方を紹介していいきましょう。
ドラッグストア

命の母A(小林製薬)

命の母Aは女性の更年期障害の一般治療薬としては圧倒的なシェアをもつ薬です。

漢方の三大女性処方と呼ばれる「加味逍遙散」「当帰芍薬散」「桂枝茯苓丸」をブレンドし、さらに女性に必要なビタミン類などの医療用成分を配合した更年期障害の総合治療薬です。

ルビーナ(武田薬品工業)

こちらは命の母Aに次いで人気のある一般治療薬となります。

ルビーナも漢方をメインとした処方であり、「四物湯(しもつとう)」と「苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)」という更年期障害に効果のある漢方を二種類ブレンドしさらに治療効果を高めています(これを漢方の世界では連珠飲といいます)。
命の母とは違う漢方処方となっているので、命の母では思った様な治療効果を得られなかった人に選ばれています。

養命酒

生薬(漢方の原料)をじっくりと発酵させたドリンクタイプの和漢薬です。

独自の漢方処方で、女性特有の冷えからくるめぐりの悪さを改善する効果があります。古くから女性の更年期障害の症状改善に効果があるとして人気の高い和漢薬です。

当帰芍薬散

(前のパートを参照してください)
この様に病院でも処方されるし一般薬としても購入可能な漢方薬があります。

漢方薬はどこまで更年期障害に効くのか?また副作用は?

疑問を感じる女性

漢方薬の特徴としては穏やかに作用して緩やかに効いていくタイプが多いということです。また、副作用への懸念を回避するために漢方薬を選ぶ人が多いという点も漢方薬の特徴のひとつと言えるでしょう。
しかし、副作用が弱い分、やはり合成薬に比べると即効性や効き目という点では劣るというのが正直な感想ではないでしょうか?また、漢方薬は食前や食間という飲み方をするタイプが多いので飲み忘れがちというデメリットがあります。きちんと服薬管理をするというのも慣れるまでは精神的な負担になりやすいので注意が必要です。
ただし、現行更年期障害の特効薬がない以上はどっちみち治療が長引く可能性があるので、どちらを選ぶかは患者さんの意志次第だと思います。
また、漢方薬も医薬品の認定を受けている以上多少なりですが副作用があります。さらに前述した様に体質によって効果が変わってきますので、自分に合う漢方薬を見つけるにはやはり漢方医か漢方に詳しい薬剤師に相談するのが一番の近道でしょう。

更年期障害を天然食材を原料としたサプリメントで対処する方法を検討してみる

拳を突き出す女性

これまでの説明で、更年期障害がいかに難しい病気であるかがお分かりいただけたと思います。
現在では病気と認められているので、婦人科を中心として医療機関での治療も可能ですが、やはり通院の手間や処方薬への副作用の心配は残ってしまいます。かといって漢方薬や一般薬でも体質に合致していなければ効果は期待できないということになります。
しかし、基本的に更年期障害というのは自律神経の乱れからくるものです。自律神経は命そのものを制御している中枢神経ですので、生活習慣(特に食生活)に大きな影響を受けていると言えます。
そもそも論として、人間を始めとする生き物は食事をすることで必要な栄養を補いながら命を繋いでいるのです。したがってめぐりが悪くなってホルモンバランスにも悪影響が出ているのだとするなら食事でめぐりをよくする栄養素を補えば自律神経の働きは正常化する期待が大きいのです。
この「食餌療法」の考え方は実際に医療現場でも非常に重要視されていて、更年期障害の治療時には必ず導入されます。
即効性は期待できませんが、投薬治療などと組み合わせれば高い効果が期待できるのです。
では、実際に更年期障害ではどのような食材あるいはサプリメントなどが適しているのでしょうか?
それには以下の様な栄養素もしくは食材が考えられます。
・大豆イソフラボン:大豆加工食品に多く含まれる成分で、エストロゲンとよく似た作用をする成分です。(フィトエストロゲンとも呼ばれています)
・サポニン:同じく大豆に多く含まれている成分で、めぐりを改善する効果が高いことが知られています。
・ビタミンE:ホルモンバランスを調整する作用があります。ナッツ類、アボカド、かぼちゃなどに多く含まれています。
・葉酸:身体の再生を助ける作用があります。サプリメントなどで補うと良いでしょう。
・プラセンタエキス:胎盤エキスのことです。女性に必要な成分が豊富に含まれているとして更年対策サプリメントとして注目を集めています。サプリメントでは豚や馬のプラセンタエキスが使われることが多い様です。
・ジンセノサイド:高麗人参に含まれているサポニン成分の一種です。サポニンと同等以上の作用があるとされていて、ホルモンバランスの再調整やめぐりの改善に優れた成分ということが判明しています。
さらに高麗人参にはジンセノサイド以外にも女性の美容に良いとされる栄養素がバランスよく含まれているので、更年の女性にとって強い味方になる食材です。
いかがですか?いずれの成分もかなり更年の不調を改善する働きに期待できそうなものばかりではないでしょうか?

まとめ

この様に更年期障害における治療法として漢方薬を選択するというのにはメリット同様デメリットも大きく、自分の体質にある漢方薬にすぐに巡り会えなければ時間とコストを大きくロスしてしまう可能性があります。

そこで、食餌療法の考え方を取り入れて更年の悩みの原因であるめぐりの悪さを改善する食材について検討してみると、めぐりの改善効果の高さと美容への働きかけに優れた高麗人参のサプリメントを導入するという選択肢は考慮に値するのではないかと思えます。
それ以外にも大豆イソフラボンやビタミンEなど日本人にはなじみのある食材に多く含まれている成分にも更年の悩みに対して有効なものが多いので、食事を見直すことで元気に更年期を乗り切ってください。
以 上 
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