更年期と呼ばれる年代になると肌が乾燥しがちになり露出しているうでや足、または蒸れやすい陰部にかゆみを感じる人が多く、ネット上にはそんな人には言えない肌のかゆみで悩んでいる人の相談が多く掲載されています。

この肌のかゆみは更年期障害が原因と考えられます。なぜなら更年期になると減り始めるエストロゲンという女性ホルモンにはコラーゲンの生成を助ける作用があるからです。
コラーゲンとは保湿成分の一種で肌に潤いとハリをもたらすのに欠かせない物質で、コラーゲン不足になると肌や粘膜が乾燥し、ちょっとした刺激でもかゆみが起こります。
腕やスネなど露出しやすい部分の発赤や湿疹もあまり人には知られたくないものですが、中には陰部や肛門周囲がかゆくなり、人前で対処できずに辛い思いをしたことがストレスになりさらに症状を悪化させるケースもあります。
今回は更年期障害で起こる悩み深きかゆみについて考えてみたいと思います。

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更年期障害を起こすと陰部にかゆみが起こる?治療薬は何がいいの?

背中をかく女性

更年期障害の中には「皮膚トラブル」というのがあります。
一口に皮膚トラブルと言っても特に問題となるのは乾燥によるかゆみや湿疹です。ではどうして更年期になると皮膚が乾燥してしまうのでしょうか?
更年期の定義とは女性の閉経年齢が基準となります。閉経前の5年間と閉経後の5年間を「更年期」と称しているからです。
閉経とは生理の完全停止が12ヶ月以上継続すると確定されるのですが、日本人の平均的な閉経年齢は50.5歳ですので45歳前後から閉経までを前期更年期、閉経後の5年間を後期更年期と言います。
そして閉経によって女性は妊娠出産ができない体質になるのですが、その前の閉経までの5年間では卵巣機能が低下する事でエストロゲンという女性ホルモンの産生量が不安定になります。
エストロゲンには非常に重要な働きがいくつもあり、主なものでも10種類以上、細かく数えると400種類近い作用があると言われているのです。
更年期障害を引き起こす直接的な原因はエストロゲンの最重要作用の一つ「自律神経(副交感神経)に働きかける作用」が十分に行われなくなる事で自律神経のバランスが崩れてしまうことにあります。

副交感神経とは入眠中やリラックス中に優位になり、気分を落ち着かせ心身の傷を癒す人体のメンテナンスを担当している重要な中枢神経です。女性の更年期障害はこのメンテナンス機能が十分に働かないために起こる健康被害の数々なのです。

当然、肌の新陳代謝も落ち込み乾燥肌やシミ(色素沈着)、そばかすなどの肌トラブルが起こりやすくなります。
つまり皮膚や粘膜のかゆみが起こる原因の一つが更年期障害であると言えるのです。
そしてもう一つエストロゲンにはコラーゲンの生成を促すという作用があります。
すなわちエストロゲン不足はコラーゲン不足を招くことになり肌が乾燥しかゆみを起こす原因となるのです。この二つが同時に起こることで40代以降の肌はカサカサになりちょっとした刺激で炎症を起こしてかゆみの原因となるのです。
特に女性の陰部は皮膚と粘膜でできているため、乾燥が進むと下着やオリモノの不快感でかぶれてしまいかゆみが強くなります。
それが精神的なストレスになるとさらにホルモンバランスが乱れ皮膚症状が進行してしまうという負の連鎖を起こします。これを防止するには日頃から次のような対策を講じると良いでしょう。
説明する看護師女性

更年期の肌のかゆみ対策

ここからは更年期の皮膚や粘膜のかゆみへのセルフケアの方法を紹介していきます。

・保湿を心がける:乾燥肌で敏感になっている人は薬剤師に相談してメディカルコスメによる基礎化粧で保湿を心がけましょう。
・水分補給をこまめに行う:冬場でも空気が乾燥している時は粘膜が荒れがちになります。汗をかく夏場だけでなく通年でこまめな水分補給を心がけるようにしましょう。喉が乾く前に数口でいいので水分を補給すると一度に大量に水分を摂取するより効果的な保湿が可能になります。
・市販薬を使う:かゆみが強い時は市販の塗り薬を使います。フルコートやベネトベート軟膏のようなステロイド系かゆみ止めが良いでしょう。ステロイドは副作用が強いというイメージがありますが、近年改良が進み従来よりも副作用が少なくなっています。ただし、能書通りに使用することが重要です。使いすぎは皮膚の抵抗力を落とすからです。
・どうしても我慢できない時は皮膚科に相談する:かゆみが強くて日常生活でも困る人は皮膚科を受診して適切な治療を受けるようにしてください。

漢方薬でのセルフケアについて

皮膚のかゆみではステロイドなど副作用が出やすい薬を敬遠したい人もいることと思います。そこでこのパートでは更年期障害でも有用なかゆみに効く漢方薬を3つほど紹介したいと思います。

ただし、漢方薬といえども副作用は確認されていることと、体質によって効き目が異なるため、購入時には漢方に精通している薬剤師がいる薬局で相談しながら購入する事をお勧めします。
漢方薬のメリットはやはり合成薬に比べると副作用が軽微なことと、皮膚症状だけでなく全身的な問題も改善可能であるという点です。服用する薬のメリットとデメリットをしっかりと見極めライフスタイルに合った対処を心がけるのが重要です。
*紹介した漢方薬の中には一般の薬局やドラッグストアでは買えない医療用医薬品も含まれています。
もしどうしても漢方薬を導入したい場合は漢方外来を標榜している医療機関で専門医に相談しながら処方してもらうのがお勧めです。他にもいろいろな種類がありますので一般薬で求めたい場合は上記の通り漢方に詳しい薬剤師がいる薬局で相談しながらお求めください。
すり鉢
・六味地黄丸(ろくみじおうがん):医療用医薬品です。足腰が弱っている高齢者や体力が低下している人に向いている処方です。乾燥肌のかゆみや湿疹、下半身の冷え、夜間頻尿などの年齢からくる泌尿器のトラブルの治療薬として処方されます。糖尿病の人にも処方可能です。
・当帰飲子(とうきいんし):医療用医薬品です。乾燥肌による肌トラブル全般に効果があります。あまり体力がなく、冷え性の人に向く漢方です。上記六味地黄丸と同じように使われますが特に血虚(けつきょ)と言われる血流障害を伴う人に向いています。
・牛車腎気丸(ごしゃじんきがん):医療用医薬品です。こちらも六味地黄丸とほぼ同等の薬効があり、適用される症例も似ています。六味地黄丸との区別は顔色が悪い人(血色不良)の人に対してはこちらの薬が用いられることが多いようです。特に体力が低下している人に向いています。

まとめ

更年期になると自律神経の乱れによる更年期障害とエストロゲン不足でコラーゲンの生成力が低下するという二重の理由で肌が乾燥し、少しの刺激で湿疹が出る接触性皮膚炎を起こしがちになります。

接触性皮膚炎は粘膜部にも症状がでるため常に下着やオリモノなどの刺激を受ける陰部にかゆみが出てそれがストレスでさらに症状が進行してしまうという悪循環を起こします。
本文に記載してあるセルフケアや皮膚科受診、漢方薬の導入などで適切に対処しましょう。長引くかゆみは痛みよりも辛いので早めの対策が重要となります。

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