更年期障害は40代〜50代の女性の60%が経験する病気です。そのうち治療が必要となるほどの重症例は20%ですのでほとんどの人が何かしらの辛い自覚症状を抱えながら毎日を過ごしています。

更年期障害が発症する仕組みとは
  • 40代になり閉経に向かって女性器官が機能低下していく
  • 卵巣機能が低下し女性ホルモンの分泌量が減り、生理周期が大きく乱れ始める
  • 生理周期をコントロールしている自律神経が混乱し始める
  • また直接自律神経に作用しているエストロゲンという女性ホルモンの分泌量も減る
  • さらに40代〜50代ではストレスフルなライフイベントが重なる
  • 自律神経失調状態となり更年期障害を発症する
という流れになっています。
「閉経」は自然な現象ですのでこれを止めることはできませんが、少しでも自覚症状を軽減させることは不可能ではありません。
今回はこうした更年期障害の自覚症状を軽減させる方法について説明していきます。

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更年期障害の軽減方法について知る

困り顔の女性

冒頭の方でも述べましたが更年期障害は40代〜50代の女性のおよそ60%を襲う病気です。
発症の仕組みも前のパートで述べた通りですが、閉経という女性であれば逃れられない現象からくる病気にもかかわらず40%の人が無自覚で元気に更年期を乗り切っています。
ということは更年期障害発症のメカニズムについて正しい知識を身につけ、発症しない人に見られる共通点を参考にすれば更年期障害のつらい自覚症状を軽減できるかもしれません。
もともと更年期障害で治療を受けるような重症例は全体の20%程度です。それ以外の人は「病気」と言えないけれどなんとなく体調不良を感じていることになります。
そもそも更年期障害とはホルモンバランスの乱れからくる自律神経失調症の一種です。ホルモンバランスや自律神経はストレスや生活習慣の影響を強く受けます。その理由は自律神経が生きて行くということそのものを支えている中枢神経だからです。
統計上も更年期障害を発症しない人あるいは極軽症で済んでいる人は基本的に規則正しい生活を送っていて楽天的性格やポジティブに物事を捉える人が多いといわれています。
では、現時点で婦人科で更年期障害の治療を受ける際、投薬や検査などの治療以外に日常生活で心がけること、すなわち更年期障害の症状を軽減するための方法を紹介していきましょう。

規則正しい生活

前述したように自律神経は生活習慣の影響を強く受けます。当然のことながら生活習慣が乱れている人の方が更年期障害を発症しやすくまた重症化しがちになります。

規則正しい生活を送る上で一番に心がけたいのが「寝る時間」です。これは睡眠時間をたっぷり(7〜8時間以上)とるということに加え、寝る時間を一定にするということも重要です。
女性の更年期では2つある自律神経のうち寝ている間に優位に立ち病気や怪我、ストレスからの回復を促す副交感神経に作用するエストロゲンが不足しがちになります。
ただし、自律神経を切り替えるために必要な性ホルモンは本来副腎皮質からも分泌されているので、更年期を過ぎて自律神経が副腎皮質へとホルモンの供給元を切り替え再びホルモンバランスが安定したら更年期障害の自覚症状も消失していきます。
つまり更年期の間はより少ないエストロゲン消費で副交感神経が優位に立つよう寝る時間帯を一定にしておくと良いのです。
ぐっすり眠る女性

ストレスを解消する

自律神経やホルモンバランスはストレスの影響も強く受けます。ストレスが万病の元と言われるのは慢性的に蓄積すると血管を収縮させて血流障害を起こすからです。

生理不順やPMS(月経前症候群)などもストレス過多からくる血流障害で発生しやすいことからもホルモンバランスがストレスからの悪影響でバランスを崩すことが伺えます。
したがってストレス解消法を身につけると血流障害が改善されホルモンバランスや自律神経の乱れが改善できます。趣味をもったり旅に行くまたは気の置けない友人とのおしゃべりやスポーツで汗をながすなどしてストレスを解消してください。
また、統計上も楽観的な人はストレス耐性が高く更年期障害にかかりにくいというデーターがあります。

リラックスを心がける

副交感神経はリラックスをもたらす神経です。したがって日頃からできるだけリラックスすることを心がけておけば万が一卵巣からのエストロゲン分泌が滞りがちになってもすぐに足りない分は副腎皮質から補うことができるようになります。

また上記のようにリラックスすることはストレスを癒してくるので血流が改善され更年期障害の自覚症状を軽減することにつながります。

食事の内容を見直す

料理を作る女性

更年期障害の症状には肌荒れや体重増加などがあります。これもエスロゲン不足からくるのですが、こうした症状がでると極端なダイエットに走る人がいます。
しかし、更年期以降になると自然と代謝が落ち、その影響でエネルギー消費量が低下してさらに代謝が落ちるという連鎖が始まります。
新陳代謝(肌の代謝)も同様に落ちていくため極端なダイエットで栄養不足になると却って更年期障害が進んでしまい症状が強くなったりほかの症状が合併するリスクも向上します。
エストロゲンが不足しているときは
・大豆イソフラボン:エストロゲンとよく似た働きがありますので更年期の女性は積極的に摂取を心がけたい成分です。文字どおり豆乳や豆腐などの大豆加工食品に多く含まれています。
・ビタミンB群、ビタミンC
・ベータカロテンなど抗酸化力の高い成分
・亜鉛、カリウム、マグネシウム、カルシウムなどの必須ミネラル
・アルギニン
・必須アミノ酸
など栄養バランスが取れた高タンパク低カロリーな食事を1日に3食食べるようにします。それでも補いきれない栄養素は更年対策用サプリメントなどを活用すると良いでしょう。

早めに病院での治療を受ける

更年期障害を発症している人の多くがなんとなく体調が悪いのを我慢しながら日々の生活を送っています。

しかし、ストレス過多などで症状が強まり仕事や家事に悪影響が出てきた場合や、上記の対策をとっても症状が改善しない場合は我慢しないで早めに婦人科に相談して適切な治療を受ける様にしてください。

更年期障害だと思っていたら実は大きな病気が隠れているという可能性もあります。
例えば以下の様な疾患です。
・生活習慣病:特に糖尿病や高血圧には要注意です。
・うつ病、統合失調症、不眠症、パニック障害、認知症などの精神疾患:発症してしまうとセルフケアは困難です。もともと日本人のおよそ4割はなんらかのうつリスクを抱えていると言われていますし、ここに挙げた精神疾患も更年期障害同様に「自律神経失調症」の一種なので区別がつきにくいということもあります。
さらに更年期障害でもうつ状態や不眠を発症している場合は婦人科での治療以外に精神科や心療内科などの専門診療科で投薬治療やカウンセリングを受けるので、慢性的な倦怠感や強い不安感、日中に強い眠気を覚えたり夜何度も目がさめるなどの症状がある場合は精神科や心療内科を先に受診してみてください。
泣きながら震えている女性
・頚椎症、座骨神経痛、椎間板ヘルニア、変形性膝関節症、リウマチなどの整形外科疾患:エストロゲンには骨を丈夫にするという作用があり、更年期障害でHRT(ホルモン補充療法)を受けている人は更年期後のロコモティブシンドローム(骨粗鬆症や変形性股関節症など将来的に介護が必要になるかもしれない運動障害を伴う疾患の総称です)予防にエストロゲン単剤が継続して処方される場合もあります。
このようにエストロゲンが不足すると骨や関節に異常を起こしやすく更年期障害の代表的な症状には腰痛や肩、背中の痛みや痺れなどがあります。これも治療が必要な整形外科疾患とは区別がつきにくいので動かすのが困難な強い痛みが出たときは早めに整形外科を受診する様にしてください。
・甲状腺機能関連疾患:甲状腺からは甲状腺ホルモンが分泌されていて、橋本病(慢性甲状腺機能低下症)やバセドウ氏病(慢性甲状腺機能亢進症)を発症している場合でもホルモンバランスの乱れを起こしそこから自律神経失調症となり、更年期障害とよく似た症状を起こします。
更年期障害でも甲状腺機能低下を起こしやすく、頭痛や冷え性、無気力感、易疲労感などが起こっている場合は婦人科もしくは内科を受診する様にしてください。
・狭心症、心筋梗塞などの心臓病:動悸や息切れ、頻脈、激しい胸痛なども更年期障害では起こりやすいのですが、年齢的に50代以降は心臓病への罹患リスクが向上するので、定期的な検診を受けて心臓の状態を把握する様にしてください。
・メニエル病、特発性難聴などの耳鼻科疾患:ふらつき感や耳鳴りも自律神経失調からくるものです。ただし立って歩ことができない様な激しいめまいや周囲の音が聞こえないぐらいの耳鳴りがする場合はメニエル病や特発生難聴などの耳鼻科疾患を発症している可能性があります。
どちらの疾患も強いめまい(天地がひっくり返るかと思う様な回転性のめまい)や耳鳴りが主訴ですが、メニエルはめまいが強く、特発性難聴は耳鳴りが強くなりやがて聴力を失う病気です。どちらも原因不明の難病ですがストレスが主な原因と言われていますのでストレス過多になると起こりやすい更年期障害に合併することがあります。
めまいを感じる女性
・膣びらん、子宮体がん、卵巣などの婦人病:そもそも閉経に向かって女性器官の機能低下が原因で起こるのが更年期障害ですので、こうした婦人病には要注意です。生理の時期でもないのに出血する不正出血を起こす場合も量が多かったり色が濃い、匂いが強いなどのケースや強い下腹部痛、生理痛などが起こった場合は要注意です。
・その他:更年期障害は実に多彩な症状を起こします。ここまでに紹介したもの以外でもアレルギーや膠原病(原因不明の自己免疫性疾患)なども自律神経の狂いで生じることがあるので、我慢しすぎないで早めにお医者さんに相談するようにしましょう。

まとめ

更年期障害は東洋医学でいうと「未病」という状態です。これはなんとなく不調を感じながらも病院に行くほどではないと思い我慢している状態ですが、いくら軽めの体調不良だからといっても長引くとやはり辛いもの。

そこで、更年期障害を軽減するためには「生活習慣、食生活の見直し」、「ストレスケア」、「リラクゼーション」を心がける様にしてください。軽めの運動で汗をながすなども効果的です。
ただし、仕事や家事に悪影響が出ている場合には無理をせずに早めにお医者さんに相談することが症状を悪化させないためには重要なことです。

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