子供や孫が運動会や学芸会で活躍する時、大声を出して応援してあげたいのに肝心な時に声が出ない。40代〜50代の人はこうした突然起こる「声」の問題に直面する人が少なくありません。
この年代はちょうど「更年期」と呼ばれる頃で、更年期障害などの体調面の衰え、ライフイベントが立て続けに起こることでの心理的なストレス、またこれから起こる老化への心配などが重なって「声」を出しにくい心身の状態に陥っています。
では、どうして更年期になると心理的なストレスによって声が出にくくなってしまうのでしょうか?
今回はこの知られざる「更年期と声」の関係性について説明していくことにします。もし、更年期になり声や喉の調子が悪いな?と感じている人は参考にしてください。

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なぜ更年期になると声が出にくくなるの?

喉を抑える女性

更年期とは人生におけるとても大きな転換期と言えます。
その理由は男女共年齢によって性ホルモンの分泌量が落ち、女性の場合は更年期障害、男性の場合はLOH症候群という数多くの自覚症状を伴う健康被害を発症し、さらにそれがひと段落すると今度は「老化現象」が始まるからです。
これは「更年期」という言葉が「さらに歳を重ねる時期」という意味を持つことからも分かる通り、言い換えれば初期の老化現象であると言っても過言ではありません。
そもそも更年期というのは女性の閉経に至るまでの5年間と閉経した後の5年間の合計10年間を意味しています。
つまり、女性で早くから更年期障害を発症すると10年間はいろいろな辛い自覚症状が複合的に襲ってくることになります。
男性の場合は女性ほど身体的な症状は強くありませんが同様の症状を起こすことが確認されていて、特に「生殖」に関わる部分では大幅な機能減退が見られるようになり、「うつ」などの精神症状については女性よりも深刻度が高いと言われています。
ため息をつく女性
ところで、更年期と声についての関係について説明する前にもう少しだけ予備知識として、
どうして性ホルモンの分泌量が落ちるのか?そして性ホルモンの減少がどうして更年期障害やLOH症候群につながるのか
について説明していきたいと思います。
更年期の定義が女性の「閉経」にあることは先にも述べた通りです。閉経とは12ヶ月以上完全に生理が停止している状態になると確定します。
つまり閉経前の5年間は緩やかに女性器官の機能が低下していき、完全閉経を持って膣や「おりもの」などの一部の機能を除いた部分は停止してしまうのです。
また、「性ホルモン」には生殖に関すること以外にも多くの重要な働きがあります。
特にエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンとテストステロンと呼ばれる男性ホルモンには「自律神経」に働きかける作用があり、エストロゲンは副交感神経、テストステロンは交感神経を活性化させるという働きがあります。
自律神経とは
  • 内臓を動かす
  • 体温調整を行う
  • 筋肉や腱を動かす
  • ストレスに対抗する
  • 感情を制御する
  • 性欲をコントロールする
  • バランスをとる
など生きていく上で基本的かつ重要なことを制御している中枢神経です。
男女共40代半ば頃から次第に性ホルモンの分泌量が落ちることで、この自律神経を活性化させる働きが鈍り、特に女性の場合心身の癒しやメンテナンスを司っている副交感神経が不活性化することで様々な辛い自覚症状を伴う「更年期障害」を発症しやすくなるのです。(更年期障害は女性の約60%以上がかかると言われています)
一方の男性の方はといえば、興奮や集中力、性欲を高める働きがある交感神経が不活性化しやすくなるため「ED(勃起障害)」、「前立腺肥大症」、「うつ」などの生殖や精神に関する障害が出やすくなります。
こうした特徴的な部分を除けばそれ以外の症状はどちらも“ホルモンバランスの乱れからくる自律神経失調状態”なので共通する症状が多いということがわかっています。
したがって、「声が出にくくなる」というのも男女の更年期に共通する症状です。
その原因はホルモンバランスや自律神経が乱れることで血流障害を起こし、基礎代謝が低下することで声帯やその周辺の筋力と肺活量が低下することであると考えられます。
この「血流障害」、「基礎代謝の低下」、「筋力の低下」は更年期が終了しても継続するため更年期から始まる老化現象の一環だということになります。
説明する医師
ただし、40代以降に声が出なくなる原因は他にもあります。
幾つかの例を挙げると
・更年期障害やLOH症候群では比較的合併頻度が高い「うつ」からくる心因性の無声症(ストレスで突然声が出しにくくなる症状)や「ヒステリー球」など。
・声帯ポリープ:喉を酷使する人は40代以降に発症比率が上昇します。
・甲状腺がん:20代後半から65歳頃までの女性に多いとされています。がん全体の1割程度を占めるため症例としては多い方になりますが治療なしで自然寛解することも珍しくありません。
・COPD(慢性閉塞性肺疾患):主な原因は喫煙です。咽頭から肺にかけて起こる慢性的な病気の総称で、声がかすれる、か細くなる、誤嚥を起こす、慢性肺気腫を生じるなどの症状があります。治療には禁煙が必須となります。
それではここで特に更年期障害、LOH症候群に多い心因性無声症とヒステリー球についてもう少し詳しく取り上げてみましょう。
「心因性」とは「精神的なストレスが原因」という意味の医学用語です。
特に「うつ」になると喉がつっかえたり、言葉がうまく出なくなることがあります。悪化させると全く声が出せなくなってしまうこともあります。これが「心因性無声症」です。
一方の「ヒステリー球」というのはこちらも主に心理的なストレスによって胸の方から火の玉のようなものが逆流してくるような感じを受けます。
よく似た症状をきたす病気には逆流性食道炎がありますが、これは胃酸や胆汁の影響によるもので、食道粘膜に炎症が確認できますが、ヒステリー球の場合は画像診断を行っても病変が見つかりません。
この二つの疾患はどちらも「うつ」に合併しやすいのですが、「うつ」は自律神経失調症の一種であり、更年期になると自律神経の乱れからストレス耐性が弱くなり「うつ状態を」起こしやすくなるので特にヒステリー球はよく見られる症例になります。
一方の「心因性無声症」もストレスが溜まりすぎるとやがて声が出なくなります。
しかしながらここまで悪化するには更年期によるうつ状態+ライフイベント(転勤や親の介護、子供の独立など)による心労がたび重なることによって直接的な引き金になるケースが多いようです。
悩んでいる女性
このように更年期以降に声が出せない、あるいは出しづらくなるのは
  • 老化現象
  • ストレスによるもの
  • 自律神経の乱れによるもの
  • 病的な原因
と多岐にわたる要因が考えられますので、我慢や無理をせずに一度病院で診察を受けることをお勧めします。

声がでなくならないようにするにはどうすれば良いの?

老化現象などある程度「不可抗力」であるとはいえ、ある日突然声が出なくなるのはやはり恐ろしいものです。
そこで早めの対策を立てることでこうした事態を回避する方法を紹介していきたいと思います。

「声が出ない」というのは「声帯の衰え」ですから、一番の対処法はヴォイストレーニングなどを受けて声帯を鍛えることです。
ただし、あくまでも声帯劣化対策ですからオーバーワークは禁物です。前述したように喉を酷使すると声帯ポリープが出来て病的な原因で声が出なくなってしまうこともあるからです。
ヴォイストレーニングの際には腹式呼吸でお腹から声を出すように心がけましょう。
また喉を使った後やトレーニング中に喉が渇いたらこまめに水分補給をしたり、のど飴を舐めるなどして喉の粘膜に炎症が起こらないように努めてください。
暴飲暴食や刺激の強い食べ物を食べすぎる、喫煙なども喉粘膜には良くないのでNGです。

まとめ

統計では50代を中心として声が出づらい、あるいは突然声が出なくなって恐怖心を感じたという人が少なくないようです。これは更年期から老年にかけて起こる声帯やのどの筋肉が衰えることで生じる老化現象の一環です。

しかし40歳を過ぎた頃から始まる更年期障害の中にはうつや不定愁訴(いらいらしたり、理由もなく強い不安を感じるなど)といった精神症状が合併しやすく、そこから「心因性無声症」という声が出せなくなってしまう症状や、COPD、甲状腺機能の病気などが原因のケースも考えられます。
そこで、こうした事態に陥らないようにするには「声帯を正しく鍛える」ことが重要になります。
五十の手習いではありませんが、ヴォイストレーニングやカラオケ教室で適宜声を出して腹筋や肺、声帯を鍛えておくと良いでしょう。

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