更年期と呼ばれる年齢になるといつの間にか声がかすれてしまい、十分に会話が楽しめないという人が増えます。

更年期に起こる体調不良といえば更年期障害が連想されますが、こうした発声障害もやはり更年期障害からくるものなのでしょうか?
更年期とは45歳頃から始まり55歳ころまで続きます。原因はホルモンバランスの乱れで自律神経失調状態となることで、色んな自覚症状を伴います。
したがって声の不調も更年期障害と考えられがちですが、更年期とは初期の老化現象が始まる時期でもあるのです。
更年期障害は再びホルモンバランスが落ち着きを見せると自律神経失調状態も改善し、辛かった自覚症状も自然と消失していきます。
しかし、老化現象は更年期が終わっても継続します。では、声のかすれはいったいどちらに該当するのでしょう?
今回は知られざる加齢と声音の変化について説明していきたいと思います。

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更年期障害で声はかすれるのか?

喉を抑える女性

声がかすれるというのは医学的に「嗄声(させい)」と言います。
嗄声の嗄という漢字には「かすれる」という意味があります。嗄声は主に成長期や思春期に起こる「変声期」が有名ですが、更年期や仕事で喉を酷使する人にも高頻度で起こる声帯の異常です。
そもそも「」とは声帯が震えることで伝わる空気振動のことです。声帯は喉の奥の方にある筋膜状の組織で筋肉と腱の中間のような丈夫な組織です。
しかし、日頃から大声を出したりホルモンバランスが異常をきたすことで自律神経にも狂いが生じると筋肉を制御している神経に異常や疲労が生じ嗄声が起こりやすくなります。
それ以外にも風邪やインフルエンザなどの感染症やアレルギー性疾患、声帯ポリープや声帯結節などの病的な原因、あるいはアルコールや喫煙などの生活習慣によってもリスクは高まります。
さらに、精神的なストレスによってヒステリー球(咽喉頭異常感症)や心因性無声症など、検査によっては声帯や喉に異常がなくても声が出にくくなってかすれてしまったかのように聞こえてしまう場合もあります。
これらの現象の多くは「更年期」になると起こりやすくなるのですが、ではその直接的な原因は「更年期障害」にあるのでしょうか?
指差す白衣女性
更年期とは閉経をはさんだ前後5年間を合わせた10年間である」と医学的に定義されています。閉経とはすべての女性が迎える生理的な現象であり、12ヶ月間以上連続して生理がこない場合に確定されます。
閉経によって女性は生殖活動が制限され妊娠や出産はできない体質になります。というのも卵巣や子宮などの女性特有の器官の大半が停止してしまうからです。(おりものなど一部の機能を除きます)
そして、その結果卵巣から分泌されている女性ホルモンの量が激減します。
性ホルモンの中でエストロゲンという女性ホルモンには自律神経の「副交感神経」、テストステロンという男性ホルモンには「交感神経」を刺激して活性化させるという働きがあり、どちらも私たちが生きていく上で非常に重要な役割を担っています。
というのも、自律神経には
  • 体温を調整する
  • 免疫力を制御する
  • 内臓を動かす
  • やる気を起こしたり(交感神経)、心身のメンテナンス(副交感神経)を行う
  • 血流をコントロールする
など基本的で重要な働きがあるからです。
まさに“生きていくことをコントロールする中枢神経”と言っても過言ではありません。
ただし、前述した通り、40歳を超えた頃から男女共自然と代謝が落ち始め、性ホルモンの分泌量が落ちることで女性は更年期障害、男性はLOH症候群という健康被害を起こすようになります。
特に女性は心身のメンテナンス不足から辛い自覚症状(身体症状)を伴い、男性の場合はやる気を刺戟する交感神経の不活性化から「うつ」や「倦怠感」などの精神症状を起こしやすくなります。
ストレスを溜める女性
また自律神経の障害である自律神経失調状態以外にも
  • 子供の独立
  • 親の介護や相続問題
  • 単身赴任や異動
などのライフイベントが重なり心身ともにストレスが溜まりがちになるため余計に体調不良が起こりやすくなります。
ところでここで一つ大きな疑問が生じてきます。
自律神経には交感神経と副交感神経の二種類があり、それぞれが性ホルモンの刺激を受けて活性化します。
ただし、男女共自律神経は存在しているので、異なる性ホルモンはどこから分泌されているのでしょう?
実は、自律神経を切り替えるための性ホルモンは卵巣や精巣などの生殖器以外にも「副腎皮質」という部位から微量ながら分泌されています。
女性が交感神経を活性化させるための男性ホルモンと男性が副交感神経を活性化させるための女性ホルモンはこの副腎皮質(ステロイド)から分泌されている量でまかなえるのです。
こうして、更年期が過ぎてもステロイドホルモンで自律神経の切り替えがうまくいくようになると更年期障害やLOH症候群は自然と寛解していきます。(寛解とは治療が必要ない程度まで回復するという医学用語です)
しかし、それとは別に更年期後も継続する体調不良があります。
例えば今回のテーマである「嗄声」や関節の障害、骨がもろくなる、免疫力が低下する、体力が落ちるなどが挙げられます。
これらは更年期障害とほぼ同時期にはじまりますが、老化現象と呼ばれるもので更年期が過ぎると落ち着く更年期障害とは区別されています。
ただし、更年期が始まると同時に老化のスピードも早まるため、更年期を老化現象の初期段階と捉える医師や専門家もいます。
説明する医師
したがって、更年期に入ってから起こる「嗄声」は更年期障害というよりむしろ老化現象に属するタイプの不調であると考えるのが一般的です。
そこで、できるだけ老化(エイジング)を防ぎたいというのなら以下の対策を実践してみてください。
・規則正しい生活
・高タンパク低脂肪で質の良い動物性蛋白質(鶏肉や赤身肉、白身魚など)を主菜に取り入れた3度の食事
・睡眠時間の確保:体は寝ている間に副交感神経によってメンテナンスされます。
・適度な運動習慣:一日30分以上の散歩やヨガ、ストレッチなどでもエイジングケア効果は得られます。
・ストレスケア:ストレスには血管を萎縮させる効果があり、血流障害から代謝が落ち込み、老化が早まります。趣味に興じる、旅行に行くなど自分なりのストレス発散方法の実践を心がけましょう。
・カラオケなどで声帯を鍛える:ただし、酷使するのはNGです。歌った後は喉を潤すなどして適切にケアを行いましょう。
もしも、嗄声に次のような症状が合併している場合は「甲状腺関連疾患」や「声帯ポリープ」などの病的な原因も考えられるので、そのような時はお医者さんに相談してください。
  • 首が腫れている
  • 喉が痛い
  • 喉に熱感や異物感がある
  • 声が全く出ない
  • 呼吸がしづらい
  • 動悸や息切れがする
  • 頻脈や不整脈がある
  • 目が飛び出してきた(バセドウ氏病や甲状腺機能亢進症が疑われます)
  • ものがうまく飲み込めない
  • 急に体重が落ちたなど
精神的な原因が関係している場合もあるのでのちに精神科や心療内科を合わせて受診することもありえますが、まずは耳鼻咽喉科を受診すると良いでしょう。

まとめ

更年期になると嗄声が起こる。ネットや文献を調べてみると更年期障害に原因があるかも?と思う人が多数います。

確かに更年期障害でも嗄声リスクがあがる要素がありますが、実際には「更年期障害」とは更年期が過ぎると症状が落ち着く健康被害の総称で、嗄声のきっかけにはなりますが、症状そのものは更年期後も継続することが多いので、この場合は更年期障害というより加齢によるもの=老化現象と捉えるのが自然でしょう。
エイジングケアはお肌だけでなく全身の細胞に行き渡るよう本文にあるような対策を講じるようにしてください。
ただし、中には病的な原因もあるので、痛みがあったり見た目に首が腫れているような状態ならばまずは医療機関を受診して治療を受けるようにすることが重要です。

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