更年期障害を発症すると自律神経の乱れから血圧が安定せず、高血圧や低血圧を合併することがあります。
どちらも血流障害からくる疾患で、その時の体調によって血圧は大きく変動しているためどちらになりやすいかということは一概には言えませんが、高血圧も低血圧も合併するとさらに危険な病気を呼び込んでしまう可能性があるので十分な注意と対策が必要です。
また後に説明しますが、特に高血圧は様々な病気との因果関係が深く生活習慣病としても代表的な疾患になりますので、今回は更年期障害と高血圧の関連性に着目して、皆さんに正しい知識を身につけ、高血圧から他の怖い病気へと進行しないように十分な対策を講じてもらいたいと思います。

スポンサーリンク


更年期障害と高血圧について知る

血圧計

更年期障害と高血圧について知るにはまず、更年期障害がどうして発病してしまうのかについて知る必要性があります。
更年期とは閉経を間にした前後5年のことで日本では平均的な閉経年齢が50歳〜51歳ころなので一般的には45歳〜55歳を「更年期」と称しています。またこの年齢に起こる様々な体調面の不調を総じて「更年期障害」と呼ぶのですが、その主な原因は閉経に向かって卵巣が機能低下を起こすことでエストロゲンという女性ホルモンの一種が減り、その影響で自律神経にも乱れが生じることで自己修復機能が正常に動作せず多様な体調不良を起こすというメカニズムになっています。
自律神経には
  • 内臓を動かす
  • 体温を正常に維持する
という重要な役割があり、いずれも「血流」が大きく関わってきます。
血流は血管の健康状態によって左右され、高血圧とは血栓や炎症(感染症やアレルギーなどで起こります)によって血管の劣化が起こり内圧が高まっている状態が恒常的に続く病気で、血流障害の代表的な病気であり、生活習慣病の一つでもあります。
生物の体は血流によって内臓機能が正常に保たれるようにできているため高血圧は非常にたくさんの病気との因果関係が深く、また高血圧を基礎疾患として色々な病気が合併することもあるので自覚症状がないからといって油断は禁物です。
更年期障害のケースでは自律神経に乱れが生じることで血管の動きを制御している神経にも不具合が生じ血管が収縮したまま元に戻らず、血圧が上昇するというケースや、免疫機能が乱れることで血管に炎症が起こり血圧が上昇するケースなど幾つかのパターンが存在します。
そこで、更年期障害+高血圧で起こりやすい症状を以下に挙げておきますので参考にしてみてください。

更年期障害と高血圧:動悸

胸をおさえて苦しそうにしている女性

動悸とは心臓に負担がかかって起こる不整脈のことで「ドキドキする」という特徴があります。
ストレスなどでも動悸は起こりますが、症状が重いと
  • 顔が紅潮する
  • 呼吸が苦しくなる
  • 胸痛が起こる
  • 意識消失
  • めまいや耳鳴り
  • 頭痛
などの事態を引き起こす可能性があり、非常に危険です。
心臓に負担がかかるということは高血圧の特徴的な症状の一つですので覚えておきましょう。

更年期障害と高血圧:めまいと頭痛

頭痛で頭をかかえる女性

更年期障害になると起こりやすい症状の一つに「めまい」と「頭痛」があります。
めまいは内耳の中にある三半規管という平衡感覚を司る器官に狂いが生じることで発生します。多くのひとが目の障害だと勘違いしていますが実は耳の障害なのです。
三半規管は非常にデリケートな構造を持ち、中には液体が満ちていて体の傾きに合わせてその液体の傾きを測定しデジタルデータ化して脳へと送るという造りになっています。一種のジャイロセンサー(傾きを測定する機械)といって良いでしょう。
高度な情報処理をする器官ですので大量の栄養が必要で、血流障害を起こすと三半規管が正常動作せずにめまいが起こります。
具体的には更年期障害になって自律神経が乱れ、血流障害から栄養不足が生じると三半規管を制御している脳幹との連絡網(三半神経)に異常が起こりめまいが発生します。
また、人の体の中で最もエネルギー消費の激しい臓器の一つが「」です。すでに説明の必要もないぐらいですが、脳が人の命の営み全体を制御しているのですから、それだけ働きが大きく大量のエネルギーを必要とするのです。
血流障害になると脳への血流も滞り、脳が栄養と酸素を求めて異常興奮状態になるために頭痛が起こります。また、更年期障害はストレス過多でもなりやすい病気ですので、脳が緊張すると起こる「緊張型頭痛」が発生しやすくなります。
このように血流とめまい、そして頭痛には深い因果関係があるので高血圧になるとこうした健康被害を生じやすくなるのです。

更年期障害と高血圧:糖尿病

青ざめる女性

高血圧も糖尿病も共に生活習慣病を代表する病気でありお互いにとても深い因果関係があります。まず高血圧の方ですが、この病気は血栓や炎症などで血管の内圧が上がり血流が悪くなることで起こる病気です。
一方の糖尿病とは恒常的に血糖値が高い状態になる病気で膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが不足することでブドウ糖がエネルギーとして消費されなくなってしまい細胞が栄養不足から活動できなくなってしまうという病気になります。
膵臓も血液から栄養分と酸素を供給されながら活動する臓器であり高血圧になると膵臓の機能が低下しインスリンの分泌量が減って糖尿病になりやすくなり、逆に糖尿病が先でもインスリン不足から血管細胞や脳にエネルギー源のブドウ糖がうまく消費されなくなってしまうので機能不全を起こし高血圧自律神経失調症(更年期障害も自律神経失調症の一種です)になりやすくなってしまいます。
このように更年期障害に高血圧や糖尿病はかなりの高頻度で合併が疑われると考えたほうが良いでしょう。

更年期障害に合併している高血圧は何科で治療を受ければいいの?

病院のイラスト

女性の更年期障害は通常婦人科で治療を受けます。たとえ高血圧を合併している場合でも普通は婦人科で治療可能です。
しかし、耳鳴りやめまいがひどい場合、あるいは頭痛や不眠、うつ状態が合併している場合には耳鼻科(耳鳴り、めまい)、精神科もしくは心療内科(頭痛、不眠、うつ)を合わせて受診する場合があります。
また糖尿病を合併している場合には代謝内科を受ける必要性も生じますが、インスリンの量が著しく低下していてインスリン治療が必要なケースでなければそのまま婦人科だけで大丈夫でしょう。
高血圧を指摘されて最初に内科を受診した時には、問診等で更年期障害が強く疑われるとその次からは婦人科へと転科するケースが多いので、高血圧以外にも更年期障害を疑わせるような以下の症状が合わせて起こっている場合には最初から婦人科を受診したほうがいろいろな診療科を回されなくて済むと思います。
(更年期将棋を疑わせる代表的な症状)
生理不順
不正出血
ホットフラッシュ
・下腹部痛
・うつ状態、不眠
・イライラしたり、不安に感じる(不定愁訴)
頭痛
・腰痛
・強い肩こり
など。

更年期障害に合併する高血圧対策について

男性と女性の医師

更年期障害の治療には通常ホルモン製剤が使われます。しかし、効果が高い反面副作用も強いためそれを敬遠して漢方薬の処方を希望する人も多いようです。
漢方薬といえば穏やかに効いて副作用が少ないと考えられていますが実際には即効性のあるものや効果が非常に強いタイプなどがあります。
考えてみればトリカブトやヒ素といった劇薬も自然界に存在しているものですから漢方といえども飲み方を間違えるとそれなりに副作用や毒性を示すことがあるので十分な注意が必要といえるのです。
これから紹介する漢方薬は更年期障害や高血圧症に効果があるとされているものです。現在では200種類以上の漢方薬が医薬品の指定を受け、臨床現場でも用いられています。
多くは第2種医薬品といって一般薬のカテゴリーになるのでドラッグストアや薬局でも買い求めることができますが、その時は漢方にくわしい薬剤師がいるお店で買うようにしましょう。
漢方薬は体質によって効き目が変わってくるからです。また高血圧が長く続くような場合は投薬治療が必要なケースかもしれませんので婦人科に相談するようにしてください。

食生活を改善して更年期障害と高血圧をコントロールする

料理をする女性

更年期障害や高血圧をもたらす自律神経失調は生活習慣と密接に結びついています。そもそも自律神経というのは生きていくことそのものを制御している重要な中枢神経なので生活パターンによって少なからず影響を受けるのは仕方のないことなのです。
逆説的に言えば生活習慣を正せば自律神経を健全な状態にすることは可能ということになります。実際のデーターでも生活習慣の正しい人はそうでない人よりも更年期障害や生活習慣病にかかりにくいということが証明されています。
では具体的に生活習慣の何を改善すればいいのかといえば一番大切なのは食生活の改善です。
人間が生きていく上で必要な栄養素のなかには体内では合成できない物質「必須ミネラル」、「必須アミノ酸」、「ビタミン類」がありますので、これらは食事から補う以外の手立てがありません。
つまり生活習慣を見直す時に最優先すべきところは食生活であるといえるのです。
では、高血圧を伴う更年期障害時に気をつけたい食生活改善の3つのポイントについて説明しましょう。
・高血圧を予防するための食事:血圧は塩分過多になると上昇する傾向があります。したがって日々の食事は薄味を心がけ出汁などで風味を増して満足感を得られるようにしましょう。
・エストロゲン不足を補う食事:更年期障害の原因はエストロゲン不足です。私たち日本人には非常に身近な食材である大豆には大豆イソフラボンという物質が含まれています。これは体内でエストロゲンとよく似た働きをするフィトエストロゲンという物質の仲間ですので、大豆加工食品である納豆、豆乳、豆腐などを積極的に食卓に加えるようにしましょう。
・栄養バランスを考えて3食きちんと食べる:健康を維持するためには1日に30品目以上の食材を食べる必要があると言われています。これを少ない回数で消化するのは大変なことなので、1日3回はしっかりと栄養バランスの取れた食事を摂るようにしてください。
太ってはいけないからといって極端なカロリー制限や偏食による過激なダイエットは絶対に行わないでください。

更年期障害時の高血圧に良い漢方薬

粉薬

・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん):体力がなく色白で血圧が高めの人向け。ホットフラッシュや下半身の冷え、肩こり、むくみなどの解消にも効果があります。
・黄連解毒湯(おうれんげどくとう):体力があり赤ら顔の人向け。血圧が高くイライラしたり、胸のつかえ(うつなどで出やすい症状です)などがある場合に向いています。
・釣藤散(ちょうとうさん):更年期以降の高血圧症で頭痛を伴っている場合に効果があります。また鎮静作用があるので興奮しやすい人やイライラなどにも向いています。

忙しい方のための対策として

前のパートで更年期障害に伴う高血圧対策として食生活の見直しについて解説していますが、仕事と家事を両立させなければならない現代女性にとって毎日3食別メニューを考えるのは大変な手間だと思います。そこで少しでも生活改善の助けとするためにサプリメントを導入してみるというのも選択肢の一つになると思います。

ケースに入ったサプリメントの写真
ただし、サプリメントの導入には正しい知識が必要なので、ここではサプリメントの原料としてよく用いられていて、なおかつ様々な不調にも良いとされている「高麗人参」を例にとって説明していきたいと思います。
高麗人参には独自成分のジンセノサイドが含まれています。ジンセノサイドはサポニン(医療用成分にも指定されています)の一種で、高い健康効果があることで知られています。
また、サポニンの場合は過剰摂取すると毒性を示すというリスクがあるのですが、ジンセノサイドにはこの毒性がありません。したがって毎日安心して飲むことができます。
高麗人参には興奮系のトリオール系成分と鎮静系のジオール系成分とが両方含まれています。
ジンセノサイドのこの働きはちょうど自律神経の「交感神経(興奮系)」と「副交感神経(鎮静系)」の働きとよく似ています。この二つの成分のおかげで自律神経へのアプローチがスムーズで、飲んだ人のその時の体調に合わせて必要な成分が作用するようになっているのです。
これが高麗人参が長く和漢の世界で頂点に君臨し続けられる理由と言っても良いでしょう。
また巡りを改善する作用にも優れているので今回のテーマには最適なサプリメント原料と言えるのが高麗人参と考えます。

まとめ

更年期障害は自律神経失調の一種なので血圧のコントロールにも異常をきたし高血圧を起こしやすくなります。高血圧は様々な病気との因果関係が指摘されている生活習慣病で、高血圧が原因にもなり(原発性)、他の病気が原因で起こる高血圧(二次性)もあります。

したがって更年期に入り高血圧を指摘された人はまず更年期障害を疑って婦人科を受診してから適切な治療を受けるか、高血圧を発症する前に生活習慣の改善+サプリメントの導入といった対策を講じて予防するのが良いでしょう。
今回はその時のサプリメントの原料として高麗人参を挙げていますが、自分の生活パターンや不調の度合いなどによって薬剤師やサプリドクターに相談の上で決めるという方法もあります。
以 上 
PR

更年期の高血圧の予防・対策に高麗人参をおすすめします

更年期障害には高麗人参がオススメです


ゆらぎ世代の辛~い更年の悩みに最も効果バツグンなのが「高麗人参(朝鮮人参)」です。

高麗人参にしか入っていない更年有効成分「ジンセノサイド」が自律神経をサポートし辛さから解放してくれることでしょう。



今現在、高麗人参で10年連続売り上げ世界一なのが、「正官庄」です。
とにかくまずはこれを試してみて欲しいです。日本一ではなく世界一ですので断然実感力が違います