更年期には閉経前の5年間の前期更年期と閉経後の5年間の後期更年期があります。
今回は後期更年期に起こりやすい「口の渇き(ドライマウス)」について説明していきたいと思います。
ドライマウスは文字どおり唾液の量が減ってしまう病態ですが、喉のイガイガや口渇感、また歯周病や口臭などの感染症、顎関節症などを起こしやくなるので注意が必要です。
特に後期更年期はその後の老化現象に繋がる症状が多く発症し、歯が抜けて入れ歯を余儀なくされるとQOL(クオリティオブライフ:生活の質)の低下も懸念されるため、悪化させないように十分な対策を立てることが重要です。
この機会に更年期障害と口の渇きの関係性を理解して健康的に更年期を乗り切るようにしましょう。

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更年期障害を起こすとなぜ口が渇くようになるのか?

困り顔のキャラクター

更年期(45歳〜55歳頃まで)の口の渇き(ドライマウス)は更年期障害を発症し唾液の量が少なくなっているとが原因と考えられます。
そもそも更年期とは女性の閉経をはさんだ前後5年間のことで、閉経前を前期更年期、閉経後を後期更年期とも表現します。更年期の口渇(こうかつ)感は更年期全体を通して起こりやすいのですが、特に閉経後になると多発する傾向があります。
これは閉経を迎え卵巣の機能が完全停止することで自律神経のバランスが乱れ、免疫機能が低下することで口腔内では粘膜と唾液腺の機能が低下していくからです。
更年期障害自体は閉経後5年で終わりを迎えますが、一度機能低下した口腔粘膜や唾液腺は再び機能を取り戻しにくく、その後の老化現象によってさらに症状が進んでしまうことが多くなります。
それではここから「更年期障害」と「口渇感(ドライマウス)」の関連性について説明していきたいと思います。

更年期障害とは

更年期障害とは更年期に起こる健康被害の総称です。日本人の平均的な閉経年齢は50歳〜51歳ですので更年期はだいたい45歳〜55歳ということになります。

しかし、個人差や女性器官の微妙な機能低下などを考慮に入れると大体40歳前後頃から様々な体調不良を覚えるようになったらそれは更年期障害と考えて良いでしょう。
このように更年期の定義は「閉経」が基準となります。
閉経とは12ヶ月以上連続して生理がこない状態ですので、生理(月経)に関する女性器官の膣や卵巣、子宮、乳腺などの機能が次第に低下していくのが前期更年期、卵巣から分泌される女性ホルモンが完全停止し、副腎皮質から分泌される性ホルモン(ステロイドホルモンとも呼ばれます)で自律神経を制御可能な状態になっていくのが後期更年期ということになります。
つまり閉経しても5年ほどかけてゆっくりと体調が安定していくため、この間は自覚症状が続くことになります。
ただし、更年期が終わっても基礎代謝の落ち込みは続き、今度は本格的な老化が始まります。

ドライマウスとは

口臭

口の中は粘膜組織で覆われていて、その粘膜に潤いを与えているのが「唾液」です。
唾液は唾液腺と呼ばれる器官から分泌され口のなかの衛生状態を守り、病原菌などの外敵をいち早く胃に落とし込んで胃酸で殺したり、消化酵素で食べ物の消化を促すなどの重要な働きがあります。
したがって唾液が不足するドライマウスでは口渇感以外にも
  • 口臭
  • 歯周病、歯肉炎
  • 虫歯
  • 顎関節症(歯周病などの感染症によって顎関節が蝕まれると起こります)
などを起こし、将来的には歯が抜けていくことになります。
歯がないと食べ物を十分に細かくすることができなくなるので胃腸に負担がかかり消化管の機能が低下していくなどの副次的な健康被害を生じることになりますので、ドライマウスには十分注意をして口が乾燥しがちな人はしっかりとした対策をとるようにしてください。

更年期障害とドライマウスの関係性

人の命の営みを支えている自律神経は性ホルモンの刺激によって交感神経と副交感神経を切り替えながら健康を維持しようとします。

活動中に優位となる交感神経はテストステロンという男性ホルモン、安静時に優位となる副交感神経はエストロゲンという女性ホルモンの刺激で活性化します。
更年期になると卵巣機能の低下からエストロゲンの分泌量が大きく落ち込むため、副交感神経が優位になりづらくなり自律神経内では不均衡が生じます。(同じ理由で男性も40歳頃から精巣の機能が落ち込みテストステロンの分泌量が減ることで男性版の更年期障害とも言えるLOH症候群を起こすようになります)
自律神経は人の免疫系を制御している重要な器官であり、唾液は口腔内の免疫力の主力となる重要な物質ですので、自律神経が乱れると唾液腺の機能も不安定となり、唾液量が減ってドライマウスを起こしやすくなるのです。

更年期障害からくるドライマウスの対処法

このパートでは更年期障害からくるドライマウスの対処法を説明していきます。

この場合のドライマウスは更年期障害の一症状ですので、基礎疾患となる更年期障害をケアすることで自然とドライマウスも解消されていくことを頭に入れておきましょう。

こまめな水分補給

水のペッドボトル

口のなかの衛生環境維持の要は全体を覆う粘膜組織です。
粘膜は潤いを保つことがもっとも重要なので、唾液が少ない場合はこまめな水分補給をして口の中が乾かないようにします。
あめを舐めたりガムを噛むことでも唾液が出てきますのでこちらもオススメですが、虫歯になる可能性があるのでシュガーレスタイプを選ぶのが良いでしょう。
またストロングミントタイプは唾液腺を萎縮させる危険性があるのでやめておいた方が無難です。

唾液腺を刺激して機能回復!

唾液腺は耳下腺から顎の下を通って配置されています。したがって耳の付け根から顎のラインにそって指で押すようにマッサージすると唾液が出てくるのが実感出来ると思います。
さらに顎の下から指で舌を突き上げるような刺激を加えると唾液がどんどん出てきます。
食事の前や寝る前、疲れがたまって口の中が乾燥していると感じる時などに試してみてください。

自律神経の働きを取り戻す

ドライマウスの基礎疾患である更年期障害は自律神経の乱れからくるというのはこれまでにも説明してきた通りです。
更年期では性ホルモンの分泌量の乱れから自律神経に狂いが生じてしまいますが、本来自律神経を正常に作動させるための性ホルモンの量は副腎皮質と呼ばれる部位から出ているわずかな量でまかなえるのです。
しかし女性の場合はエストロゲンを卵巣から、男性の場合はテストステロンを精巣から供給することに依存してしまっているので体調不良が起こります。
そこで少ない性ホルモンでも自律神経を正常に近づけさせるためには日頃から生活リズムを一定にして負担をかけないようにするのが効果的です。
特に、
・睡眠時間を一定にする:エストロゲンは入眠後にもっとも活性化するので寝る時間帯を一定にすることを心がけます。
・適度な運動:運動習慣のある人は更年期障害にかかりにくいということが証明されています。運動初心者や苦手な人は1日30分以上のウォーキングや全身のストレッチなどを心がけるようにしましょう。
・食事の時はよく噛んで食べる:栄養バランスの取れた食事を3回きちんと食べることでホルモンの産生量をできるだけ落とさないようにすることと、食べる時にしっかり噛むことで顎関節のそばを通る耳下腺から唾液がたくさん分泌されるのでドライマウスの予防・改善にも効果が高いとされています。

ストレスケアを心がける

こちらも自律神経を整えて唾液腺の機能を維持するための方法です。
自律神経はストレスの影響も強く受けるので
  • 旅行する
  • スポーツで汗をながす
  • 趣味を楽しむ
などの自分なりのストレス解消法で自律神経の負担を和らげるようにしましょう。
またストレスを感じた時はリラックスして一度頭の中をリセットすることでも自律神経への負担を軽減させることになります。

まとめ

50代になると、更年期障害による自律神経の乱れから唾液腺が萎縮してドライマウスを発症するケースが増えます。ドライマウスは口の中の衛生環境を悪化させて口臭や歯周病などの原因になるので、適切に対処することが重要です。

この時期にちゃんと対処しておかないと今度は老化によって症状が進行し、歯が抜けてものが上手く噛めずに栄養不足からさらなる健康被害に発展する可能性がありますので、十分な注意が必要です。
即効性のある対処法としては唾液腺のマッサージがオススメですが、基礎疾患である更年期障害へのケアも欠かさずに行って元気に更年期を乗り切ってください。

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