今回取り上げる「クエン酸」は果物や梅干しなどを食べた時に感じる「酸っぱい(酸味)成分」です。酸っぱいし、酸とつくので酸性成分かと思われがちですが、実はアルカリ性です。

人の体は疲れやストレスが蓄積すると酸性に傾きますが、アルカリ性食品であるクエン酸にはそれを元に戻す作用があります。疲れた時に酸っぱいものを食べると元気を取り戻せるのはこのクエン酸の働きが大きいのです。
また適度な刺激が脳に伝わることで覚醒し、脳自体の神経疲労を和らげてくれます。
その他にも人体に様々に作用するのがクエン酸ですので、今回は更年期障害で慢性的な疲労感を感じている時にクエン酸がどの程度効果的なのかを説明していきたいと思います。

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クエン酸は更年期障害にどのように作用するの?

柑橘系のフルーツ(レモンやみかんなど)、あるいは梅干しなどを食べた時に感じる強い酸味の正体が「クエン酸」です。

酸味や〜酸という言葉から酸性物質を連想しがちですが実はアルカリ性で、酸性に傾いた身体を元に戻す作用があります。これをクエン酸回路(TACサイクル)と呼んでいます。
梅干し
ところで体が酸性に傾くとはどういうことなのでしょう?
実は疲労やストレスが蓄積すると、身体の中では活性酸素が盛んに作られます。
活性酸素とは体内で抗ストレス物質(アミノ酸やホルモンなど)が作られる時に出来る副産物でこれ自体にも疲れて免疫力が低下した時に侵入してきた物質に取り付き無害化させる重要な働きがあります。
そして疲労物質と抗ストレス物質とが結合すると様々な酸性物質ができます。また活性酸素自体も酸性物質で体内でつくられすぎると健康な細胞を攻撃して錆びつかせてしまいます。(酸化反応)
クエン酸はこのように疲労やストレスで酸性に傾いた身体を元の状態に戻す作用があるのです。
具体的には体内で「エネルギーを作り出す時に作用する重要な物質」になります。
それではTACサイクルのシステムをもう少しわかりやすく説明していきましょう。
人の細胞の主なエネルギー源は糖質(炭水化物など)ですが、これらが消化吸収後即エネルギーに変わるのかというとそうではなく、酵素やビタミンなどの協力を得てエネルギーを作り出す仕組みになっています。
そしてクエン酸などの物質に変化し、またクエン酸に戻って排泄されるというシステムになっています。
つまり、クエン酸自体体内で合成されるのですが、年齢と共にその量が減っていってしまうのですが、本来はこのクエン酸の酸化還元反応によって疲労物質や乳酸などの老廃物がスムーズに代謝されていくようにできています。
子供の頃は酸っぱいものが苦手でも大人になると平気になるどころか疲れていると酸っぱいものが食べたくなるというのも体内でつくられるクエン酸の量が減るので食事などで「外から補おうとする本能的な欲求」になるのです。
そしてもともとクエン酸は水溶性の物質で、血液の流れによって身体中の隅々に運ばれそこでエネルギーを作り出す手助けをした後、再びクエン酸となり酸性の疲労物質やストレス性物質を溶かして尿として排泄させる役割があるのです。
指差す白衣女性
また、クエン酸には強い酸味があるのはすでに述べた通りですが、この酸味を舌が感じた時に脳がクエン酸を察知してすぐに吸収されるように活性化していきます。(梅干しを見ると唾液がでるのもクエン酸を含む食材に脳が反応している証拠と言われています)
このように体内でエネルギー産生を促進させることで代謝が上がり疲労からの回復が早まるのです。
また、クエン酸には疲労回復効果以外にも以下のような働きがあります。
・食欲増進効果:クエン酸の働きによって脳が活性化し、唾液や胃液が分泌され食欲が増進します。またアルコールや胃酸過多で胃がもたれている時にも梅干しを食べるとスッキリするというように、胃酸を中和して胃粘膜を保護する作用があります。
・尿酸値の減少:痛風発作の原因物質である尿酸がクエン酸によって溶かされて尿として排出されていきます。
・尿路結石の予防:クエン酸によって尿がアルカリ化するため、コレステロールが酸化して出来る尿路結石を溶かし、スムーズに排泄します。
・ビタミンB群の吸収促進:ビタミンB群は細胞を活性化させ、代謝を上げるために有益な栄養素です。クエン酸とビタミンB群とは違いに作用しあい、エネルギーを生み出す能力を向上させます。
・ミネラルの吸収を促す:クエン酸には金属イオンと結合する作用があります。この反応をキレート反応といいます。クエン酸は水溶性の物質なので金属イオンをスムーズに体内に取り込む時にこのキレート反応が必要となるのです。
このようにクエン酸には健康を維持する上で重要な働きがいくつもあるということが判明しています。
びっくりしている女性
では、このクエン酸が持つ更年期障害への有用性はどうなのでしょうか?
更年期障害とは更年期(45歳〜55歳ころまで)になると起こる健康被害の総称です。
女性の場合は閉経前後の5年間(計10年間)を合わせて更年期と言います。閉経に向かうということは卵巣の機能が徐々に低下していき、女性ホルモンの分泌量が減っていくことになります。
特にエストロゲンという卵胞ホルモンには様々な働きがあり、中でも更年期障害と密接に関連するのが「自律神経の一種である副交感神経を活性化させる」という働きです。
副交感神経は人体のメンテナンスや癒しを受け持つ重要な中枢神経で寝ている間やリラックス中にエストロゲンの働きかけによって活性化します。
つまり、エストロゲンが不足することで副交感神経の不活性化を招き、メンテナンス不足で体調不良を起こすのがまず一つ目の更年期障害発症の大きな原因となります。
もう一つの原因が生理周期の乱れです。
女性にはこの独自の生体リズムがあり、妊娠や出産をコントロールしています。
しかし閉経が近づいてくると女性ホルモンの分泌量が低下することで生理周期が乱れ、それをコントロールしている視床下部や脳下垂体(自律神経を制御している器官の一部です)のバランスも乱れてしまうことで「自律神経失調状態」になり、これが長引くと更年期障害を起こしやすくなるのです。
さらに三つ目の要素として40代半ば頃から親の介護や相続の問題、また子供の独立や夫の単身赴任などのライフイベントが重なりストレス過多の状態に陥りやすくなります。
自律神経やホルモンバランスはストレスの影響を強く受けるため、更年期という年齢に加え自律神経失調状態に精神的なストレスがかさなり、更年期障害が起こるという仕組みです。
そして更年期障害を代表する症状は身体的な症状と精神的な症状に分けることができます。

更年期障害の身体的な症状

ため息をつく女性

ホットフラッシュ:上半身を中心として体温が異常に上昇し、ほてり感や大量の汗をかく発作が起こります。
下半身の冷え:ホットフラッシュと合併して起こるやすい症状です。
首や肩の強い凝り
・腰痛
頭痛ふらつき感
吐き気、悪心、嘔吐
・下腹部痛
下痢便秘
・血圧異常(高血圧や低血圧)
動悸、息切れ、頻脈などの循環器症状
生理不順不正出血:生理でもない時に出血を起こす状態を「不正出血」と言います。
・肥満、体重増加
・生活習慣病など

更年期障害の精神的な症状

うつ状態:肩こりや腰痛などの身体的な症状も伴います。
不眠
・慢性疲労感、倦怠感
不定愁訴:ちょっとしたことでイライラしたり、強い不安感を起こしてヒステリー状態になります。
・性欲の低下、不感症など

クエン酸は特に疲労回復効果や胃酸過多、動脈硬化の予防などに効果がありますので、更年期障害の精神症状や血圧の異常などの症状に有益であるといえるでしょう。
またビタミンB群との相性もいいので、積極的に摂取したい成分です。

クエン酸の副作用

適量を摂取する分には健康にとても有益ですが、摂りすぎは「歯を弱くする」、「胃腸のpHバランスを崩す」、「酸味が強いため味覚異常を起こし食欲が減退する」、「吐き気を起こす」など逆効果になることもありますので、あくまで適量を摂取する様にしてください

口腔内や胃壁などの粘膜は健康な状態だと弱酸性を示しています。クエン酸を過剰摂取するとこの弱酸性のバランスが乱れバリヤ機能を低下させてしまいます。

まとめ

更年期になると起こるのが更年期障害です。本文にもある通り更年期障害には様々な原因と症状があり、とくに心身の両方から起こる作用として「慢性疲労感」や「倦怠感」があります。

これは代謝が落ちることでエネルギーの産生力と消費が低下することで起こる症状です。クエン酸にはTACサイクルというエネルギー産生を促進させる効果があり、疲労回復や生活習慣病の予防に高い効果があります。
更年期障害時に起こる慢性疲労感や食欲の低下、血圧異常の予防などにも効果がありますので1日の適量(2g/1日)を目安に継続的に摂取すると良いでしょう。

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