自分が更年期障害かも?と思った瞬間はどのような症状を感じた時でしょうか?
多くの人は

  • 急にイライラするようになった
  • 顔がほてるような感じがして、たくさんの汗が出てくる
  • 頭痛やめまいがするようになった

という自覚症状から自分の更年期障害を知る人が多いようです。

実際にこれらは更年期障害の初期に現れやすい代表的な自覚症状で、半数以上の女性が感じるものなのです。特にイライラやめまい、頭痛は一刻も早く治したい、辛い症状です。
現在はいろいろな更年期障害に効く医薬品や治療法が存在しているので、今回はそこにスポットを当ててできるだけわかりやすく解説していきたいと思います。

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まずは更年期対策サプリメントや治療薬に配合されている成分について知ろう

パソコンのキャラクター

今回このコンテンツをご覧の方はすでに自分でネットを通じていろいろな更年期対策サプリメントや治療薬の情報を収集していることと思います。
しかし、世の中には怪しい成分にさも効果があるような謳い文句で購買意欲を煽る商品も多く、実際にそういった根拠のない成分が配合されている製品を購入させられるという被害に遭うケースも後を絶ちません。
そこで、このパートではまずは実際に更年期障害の症状改善に効果があるということが認められている成分について説明していきたいと思います。
この成分について知っておけばこのサイトをご覧になった後から自分にあった更年期治療薬や治療法を探す際に心強い羅針盤になってくれることでしょう。
女性の更年期障害でよく言われていることは、加齢からくるエストロゲンという女性ホルモンの減少がきっかけで自律神経のバランスが乱れていろいろな自覚症状がでるということです。
これから紹介する成分はこのような更年期障害のきっかけとなるエストロゲンと似た働きをする成分自律神経の働きを調整してくれる成分などになります。

イソフラボン

特に大豆に多く含まれている大豆イソフラボンは“フィトエストロゲン”と呼ばれる成分で、人体内でイソフラボンとよく似た働きします。
そのため、多くの更年期対策サプリメントでは主原料として用いられています。

サポニン

こちらも大豆に多く含まれている成分です。
高い抗酸化力や血流改善効果があり、数多くの健康食品にも用いられています。
女性の更年期障害は自律神経の乱れからくる血流障害も大きな要因の一つですので、サポニンが持つ血流改善効果は辛い自覚症状の改善に効果的とされています。

大豆と豆腐

ローヤルゼリー

欧米ではすでに長い歴史を持つ更年期対策用の健康食品としても有名です。
働きバチの5倍もの長寿を誇る女王蜂の主食となる豊富な栄養素を含んでいて、そこには女性特有の「種の保存」に関わる重要な成分がたくさん含まれていると考えられています。
動物や昆虫のメスにも女性ホルモンは存在しているので、ローヤルゼリーにもそのような有効成分が豊富に含まれていると考えられています。

エクオール

先ほど紹介した「イソフラボン」が人の腸内で善玉菌や酵素が作用することで合成される成分で、イソフラボン以上にエストロゲンに近いとして今大注目されています。
人の体内でも合成可能ということで安全性が高いのではないかと考えられます。

ジンセノサイド

こちらはサポニンの一種です。しかし同じサポニンでも高麗人参にしか含まれていないことで知られる成分で、サポニンが過剰摂取をすると毒性を示すのに対し、同等かそれ以上の働きがありながら毒性を示さない成分として注目されています。

ポリフェノール

主に植物の実の皮の部分に多く含まれている色素成分のことです。植物を有害な紫外線から守るため、高い抗酸化作用があることが確認されています。

ワイン

ザクロ

ザクロに含まれている“エストロン”という物質もフィトエストロゲンの一種です。更年期になり減ってしまったエストロゲンを補える成分として注目されています。

プラセンタ

プラセンタとは胎盤エキスのことで、女性に必要なホルモンや栄養素を豊富に含んでいるため、パーフェクト臓器とも呼ばれています。
サプリメントでは豚や馬由来のプラセンタエキスが使われています。

マカ

日本では男性の強壮剤の原料というイメージが強いマカですが、原産地の南米では女性の不感症や不妊症にも効果があるとされ、特に更年期障害の民間治療では有名な存在です。
血流改善効果やホルモンバランスの調整力があるとされています。

ビタミンB1

ビタミンB1には脳の神経を調整する働きがあります。前述したように更年期障害は自律神経の乱れからくるものなので、ビタミンB1の脳神経を調整する働きによって改善が見込まれています。

ビタミンD

カルシウムの吸収を助けるビタミンですが、もう一つ卵巣に多く含まれる成分で女性ホルモンの合成を促す成分としても知られています。

葉酸

細胞の活性化や代謝の向上、血流の改善、動脈硬化予防などに効果のあるビタミンBの一種です。

右腕を上げる元気な女性
他にも様々な物質がありますが、更年期障害ではいろいろな症状が起こるので、栄養が偏らないようにバランスの良い食事を心がけることも非常に重要視されています。

更年期障害の治療法について前もって知っておくべきこと

現在は病気として認知されているのが女性の更年期障害ですので、病院では健康保険を使って治療ができます。

かなり治療効果の高い方法も確立されていますが、幾つかの注意点があるので具体的な治療法を知る前にその注意点について知っておきましょう。何事もリスクを先に知ることが転ばぬ先の杖となります。
まず、医療行為というものには必ずリスクがつきものだということです。
例えば薬の副作用です。病院で取り扱う治療薬は「医療用医薬品」と言いますが、これは効果が一般薬(薬局等で処方箋なしでも買える薬のこと)よりも高い反面強い副作用があります。
また内服薬を処方してもらう時には処方箋が必要ですので、通院するという負担もかかってきます。
更年期障害は長い人だと10年以上自覚症状に悩まされる人もいるので、長期通院はそれなりに負担になるという覚悟が必要です。
飲みかけの薬
一方で自覚症状はあるもののそれほど重くないという人はサプリメントや漢方薬、あるいは一般薬によるセルフメディケーションという方法も有力な選択肢になります。
医療用医薬品の成分は多くが合成されたものなのに対し、更年期障害の場合は漢方にしても一般薬にしても自然由来の生薬が中心ですし、サプリメントの場合は機能性食品や一般食品のカテゴリーなので副作用に対するリスクは医療用医薬品ほどではありません。
ただし、漢方も含めて治療薬の場合はわずかでも副作用が起こる場合があるのでその点は注意が必要でしょう。

病院から処方される更年期障害の治療(医療用医薬品)について

病院(婦人科)では更年期障害の治療として最も多く行われるのが薬物治療です。
中でも「ホルモン補充療法」は治療の第一選択肢となります。

ホルモン補充療法には投薬と注射がありますが、現在では投薬治療の方が主流となっていますのでこのパートでは最も受けるケースが多くなる“ホルモン補充療法の投薬治療”について説明していきましょう。
病院

ホルモン補充療法で処方される薬

エストロゲン単剤

・内服薬:プレマリン錠(結合型エストロゲン)
・内服薬:ジュリナ錠(エストラジオール)
・貼り薬:エストラーナ、フェミエスト(エストラジオール)
・塗り薬:ルエストロジェル、ディビゲル(エストラジオール)

エストロゲン+黄体ホルモン配合薬

・内服薬:ウェールナラ配合錠(エストラジオール+レボネルゲストレル)
・貼り薬:メノエイドコンピパッチ(エストラジオール+酢酸ノルエステチロン)

黄体ホルモン単剤

・内服薬:プロベラ、プロゲストロン錠、ヒスロン錠(酢酸メドロキシプロゲステロン)
・内服薬:デュファストン(ジドロゲステロン)
・内服薬:ノアルテン錠(ノルエステチロン)

お薬手帳
代表的なものはこのような感じになっています。
これ以外にも自由診療(保険証が効かない治療)での処方としては“低容量ピル”が処方されるケースもあります。
ピルとは女性の避妊薬のことですが、低用量ピルには卵巣の機能を向上させる効果があります。
通常の場合だと月経周期を意図的に亢進させて避妊しやすくするのですが、更年期障害やPMS(月経前症候群)の諸症状を緩和する効果があるとされています。
現在低容量ピルには第一世代〜第三世代まであります。

低用量ピルの種類

・第一世代:オーソM、オーソ777、シンフェーズ(月経周期の乱れ、過多出血に効果的)
・第二世代:トリキュラー、アンジュ、ラベルフィーユ(不正出血、月経周期の乱れに効果的)
・第三世代:マーベロン、ファボワール(男性ホルモンの抑制効果が高い)
などです。

投薬以外の治療ではエストロゲン薬の注射やプラセンタ注射などもありますが、多くの人は通院の負担が少ない内服薬での治療を選択する傾向にあります。
(貼り薬や塗り薬は内服に比べると効果が弱いという報告もあります)

投薬治療のメリットとデメリット

疑問を感じる女性

女性の更年期障害は閉経に向けて卵巣の機能が低下し、女性ホルモンの生産量が減少することで起こる長期的な自律神経失調症の一つであり、エストロゲンの刺激によって活性化する「副交感神経」の活動が停滞しがちになることで起こります。
したがって、物理的に女性ホルモンの量を増やすホルモン補充療法は治療効果が高いという反面、合成された女性ホルモン製剤のため強い副作用が起こりやすいというデメリットがあります。
また、ホルモン補充療法ではメインとしてエストロゲンを増やすことを目的としていますが、エストロゲン過剰になると、エストロゲン由来の女性疾患である

  • 乳がん
  • 乳腺症
  • 子宮筋腫

などへの罹患リスクが上昇します。

特に過去に女性器官の手術を受けた人や乳がんの既往がある人は再発リスクが高くなると報告されていますので、注意が必要です。
このような人の場合は黄体ホルモンとの組み合わせでリスクを下げることができますが、コントロールが非常に難しく、開始当初は通院のペースが増えることになりますし、また黄体ホルモンを併用したからといって100%防げるわけではないのでメリットとデメリットをしっかりと納得した上で治療に臨むようにしてください。
医者に相談する女性
また、低用量ピルは比較的副作用は少ないと言われていますが、

・第一世代の副作用:不正出血が多くなる、吐き気や倦怠感が起こる
・第二世代の副作用:全身倦怠感、性欲の減退
・第三世代の副作用:抑うつ、制欲の低下、吐き気、嘔吐

などが報告されています。さらに前述したように低用量ピルは保険適用外なので経済的な負担が大きくなります。

漢方療法(ツムラ漢方)について

このパートでは更年期障害治療のもう一つの選択肢である「漢方療法」について解説していきます。

まだ、更年期障害が老化現象の一つであり、病気としては認められていなかった時代には漢方薬を用いての治療はとてもメジャーな治療方法でした。
現在では200種類以上の漢方薬が保険治療の適用を受け、保険診療可能となった影響で婦人科での治療でも漢方薬が処方されるケースも多いようです。
ただし、漢方はメーカーによって若干調合の違いがありますので、今では国内最大の漢方薬メーカーに成長したツムラ薬品の漢方薬の中から女性の更年期障害に効果があるとされているものを幾つか紹介しましょう。
粉薬

当帰芍薬散料(とうきしゃくやくさんりょう)

・易疲労感、頭重感、肩こり、めまいなどを伴う更年期障害、月経不良に
・冷え性で貧血気味の人向け

加味逍遙散(かみしょうようさん)

・肩こり、便秘傾向、易疲労感などに
・虚弱体質の人向け

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

・ホットフラッシュ(のぼせ)、下半身の冷え、肩こりに
・便秘や冷えがなく、比較的体力のある人向け

温清飲(うんせいいん)

・ホットフラッシュ(のぼせ)、イライラ、神経症、月経不順、月経困難などの更年期障害に
・皮膚の色艶が悪い人向け

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

・うつ状態(抑うつ感:喉がつかえる感じ、胸部痛、気分の落ち込みなど)、不安神経症などに
・心配性や神経質な人向け

薬剤師に相談する女性
このように漢方でも症状に合わせて薬のチョイスが変わってきます。現在多くの漢方が医療用医薬品または第2種医薬品(薬剤師のいる薬局やドラッグストアで売られているタイプ)の扱いになっています。
合成薬に比べれば副作用へのリスクが低いとはいえ、「医薬品」の認定を受けているものには少なからず副作用は付きまといます。
特に漢方薬の場合、「体を温めて血流を改善する」という作用が重視されているため、間違った薬のチョイスをしてしまうとホットフラッシュや発熱、偏頭痛様頭痛の場合は症状が強くなってしまう場合があります。
また、漢方薬の主成分として有名な生薬「甘草」には一種の毒性があり、摂り過ぎや体質によっては「偽アルドステロン症」という健康被害を被る可能性があります。

偽アルドステロン症とは・・・

“アルドステロン”とはステロイド(副腎皮質)ホルモンの一種で、血圧上昇やカリウム(高血圧の原因であるナトリウムの排泄を促すミネラル)の排泄作用があり、甘草にはアルドステロンとよく似た作用のある物質が含まれていて、過剰摂取をしたりもともと高血圧傾向の人、あるいは高血圧の薬(降圧剤)を服用している人が飲んでしまうと低カリウム血症(ミオパシー)を起こし高血圧症状を悪化させる可能性があります。

このような症状のことを「偽アルドステロン症」と言います。
その他にも間質性肺炎やむくみ、動悸、息切れ、胃腸障害、肝機能障害なども漢方薬における重篤な副作用として報告されています。
ただし、このような重症例に陥ることは稀なので前述した様に一般的な合成薬よりは副作用へのリスクは低いと考えてよいでしょう。

更年期障害のセルフケア、ネットで人気のサプリメントでは?

サプリメント

更年期障害はそれほど症状が重たくなければセルフケアするというのも一つの選択肢です。近年は女性の社会進出も当たり前になり、外で仕事をする40代、50代の人も増えています。
更年期障害は長い人だと10年かそれ以上症状に苦しめられることもありますので、病院に行くとなるとそれなりに通院の手間がかかってしまいます。
そこで、我慢できないほどの重症例でない限りは市販薬やサプリメントを使ってのケアも可能なのです。(前のパートで紹介した漢方薬もセルフケアの一つです)
ネットで人気の更年期対策サプリメントでここ最近閲覧数が圧倒的に伸びているのが「エクエル」です。

エクエルについて

エクエル」の主成分は「エクオール」という新成分です。女性の更年期障害対策サプリメントの多くに採用されているのが「大豆イソフラボン」ですが、この大豆イソフラボンが腸内の善玉菌の働きによって合成されるのが「エクオール」です。

大豆イソフラボンは体内でエストロゲンと同じ様な働きをすることから「フィトエストロゲン」と呼ばれる物質にカテゴライズされていますが、エクオールはイソフラボンよりもさらにエストロゲンに近い働きをするということで大注目されているのです。
しかし、体内でこのエクオールを合成できるのは女性全体のおよそ50%に過ぎず、成分としては非常に希少なものでした。
それを大塚製薬が長年の研究の末に製品化に成功したのが「エクエル」です。

エクオールの実力とは?

エクオールの優れた点は

  • 大豆を善玉菌で発酵させた安全性
  • 体内に残留しない
  • 1日たった4粒で10mgのエクオールが摂取可能
  • 大豆イソフラボンよりも高い更年期障害改善効果が見込める
といったところです。
説明する医師
しかし、いいことばかりかといえばそうではありません。もちろん開発メーカーとしては安全性に大いなる自信をもって商品開発を行っていると思いますし、100%食品由来の成分ですから安全性は確かなものでしょう。
しかし、一方で欧米では

“食品として摂取する大豆イソフラボンには確かに女性の更年期障害の改善効果はあるものの、サプリメントに加工された製品群からは改善効果と呼べる結果は確認できなかった”

として現在では更年期障害対策サプリメントというのはほとんど流通していないのが現状です。

また、日本では厚生労働大臣が乳がんの既往がある人は大豆イソフラボンの過剰摂取をすると再発するリスクがあるので気をつけるようにという注意喚起を行いました。
エクオールが大豆イソフラボン由来の成分でさらにイソフラボンに近い働きをするのだとしたらこういった注意点が本当に解消されているのかは謎です。
新成分だけに後から何かしらの副作用のようなデメリットが出てくるかもしれません。この辺りは今後のさらなる研究成果を待つ以外にないものと思われます。

テレビCMで知名度抜群?人気の市販されている更年期障害治療薬について

リモコンでテレビをつける手

テレビCMで「更年期障害」や「更年期」という言葉の存在を知った人も多いのではないでしょうか?それぐらい一般薬(市販薬)は昔から女性の更年期障害治療薬はメジャーな存在でした。
中でも圧倒的な知名度を誇っているのは「命の母A」です。
命の母シリーズは歴史の長い更年期障害治療薬で、独自の漢方処方に合成薬の成分をプラスしてさらに治療効果を上げている薬です。
しかし、前述した通り「医薬品」の指定を受けているのは全て副作用への懸念が残ります。漢方ベースの更年期障害治療薬もそれは例外ではありません。
また「知名度の高さ」というものの背景にはちょっとしたカラクリがありますので、賢い消費者としてはその辺にも注意して本当に自分にあったケアを選びたいものです。
ではその「ちょっとしたカラクリ」について説明していいきましょう。
【単純接触効果について】
巨額のスポンサーフィーを払っている大手企業のCMやテレビ通販などでよく見られるもので、人気商品と呼ばれるものは殆どがこの効果によって知名度を上げていると言ってもよいといえるでしょう。
具体的には単純な人間心理を突いたもので、
繰り返し接すると印象や好感度が高まるという効果
のことです。テレビ通販では人番組中に同じフレーズを何回も繰り返すのをご覧になったことがあると思いますが、あれはこの効果を狙った演出です。
また、テレビCMを何度も繰り返し流すというのも自然と好印象が刷り込まれていくという同様の効果を狙っています。
新薬の開発やテレビCMには巨額の予算が必要になります。つまり、市販薬というのは商品の値段にこうしたコストが全て反映されていると考えるべきでしょう。
したがって、コストパフォーマンス(費用対効果)は決して良いとは言えないのです。
これが「知名度の高さ」に隠されたちょっとしたカラクリの正体です。

薬膳と更年期障害

サムゲダン

薬膳とは医食同源という中国の言葉から派生したもので、日本では食餌療法(食事療法)と同義だと思っていただいて差し支えないでしょう。
実際に婦人科でも更年期障害の治療の一環として食餌療法は指導されます。これは人間にとって「食べる」ということは命の根源を支える行為だからです。
基本的には
・一日3食栄養バランスのとれたものをしっかりと食べる
ということが重要です。
更年期障害は自律神経の乱れであり、自律神経とは生きていくことそのものを支えてる重要な中枢神経なので、食生活とは密接な関連性があると言えます。
また、きちんと「ものを噛んで食べる」という習慣をつけることで、顎関節が動き脳に適度な刺激を与えることになり、脳の機能劣化を食い止めてくれます。
したがって薬膳のように栄養のしっかりととれたものをきちんと食べることが重要視されるのです。

必要な栄養素について

人間が生きていくために必要な栄養素には5大成分というのがあります。

  • タンパク質

人間の細胞を作り出す基本的な栄養素です。植物性よりも動物性のタンパク質の方がよりスムーズに体内でヒトの細胞に生まれ変わります。

  • 炭水化物

脳や細胞を動かすためのエネルギー源であるブドウ糖に分解されます。

  • 脂質

コレステロールは消化に不可欠な要素であり、脂溶性の栄養素を溶かす時にも必要な栄養素です。また、保湿性の高いコラーゲンの原料も脂質です。

  • 必須ミネラル

生命維持に欠かせない16種類のミネラル(鉱物)成分です。「カルシウム」、「ナトリウム」、「カリウム」、「マグネシウム」、「リン」、「亜鉛」、「硫黄」、「塩素」、「クロム」、「コバルト」、「セレン」、「銅」、「鉄」、「モリブテン」、「マンガン」、「ヨウ素」が該当します。
神経伝達物質として働いたり、骨や内臓を構成したり、血流を調整したりと非常に重要な役割があります。

  • 必須アミノ酸

ヒトの体の中では様々なアミノ酸が合成されていますが、中でも十分な量の合成ができない9種類を特に“必須アミノ酸”と呼んでいます。その9種類とは「トリプトファン」、「リジン」、「ロイシン」、「メチオニン」、「フェニルアラニン」、「イソロイシン」、「ヒスチジン」、「トレオニン」、「バリン」になります。

他には“ビタミン類”も基本的にはヒトの体では合成できない物質でとても重要な働きをします。
これらの栄養素をバランス良く摂るのが重要なので1日3食というのは回数的にもボトムラインといえるでしょう。一食でも抜くと栄養バランスが傾いてしまうので30代以降は無理なカロリー制限を前提としたダイエットはするべきではありません。
ウエストをはかる女性

更年期障害の改善に良い栄養素と食材について

  • 大豆(大豆加工食品)

フィトエストロゲンである大豆イソフラボン、抗酸化作用や血流改善作用の高いサポニン、血液サラサラ効果のあるリノール酸やオレイン酸、腸内で善玉菌のエサとなるオリゴ糖、細胞の原料となるタンパク質が豊富な必須栄養素の宝庫といえるでしょう。

  • 緑黄色野菜、フルーツ類

必須ミネラルやビタミン、必須アミノ酸、ポリフェノールなどを豊富に含んでいます。また低カロリーなので料理の嵩増しや彩にも重宝します。

  • 赤身肉や魚介類

良質なタンパク質は代謝を高め、細胞の元となる物質ですのでとても重要です。また良質の油(脂質)もヒトにとっては欠かせない物質ですので過剰な制限は避けるようにしましょう。

  • 主食

主食である炭水化物は代謝や脳の働きにとってなくてはならないエネルギー源です。特に朝はしっかりと燃料を補給する意味で炭水化物中心の食事をとりましょう。逆に夜は寝ている間に脳を休め、体のメンテナンスをしっかりと行うために、ミネラルやタンパク質中心の食生活を送ると良いでしょう。

  • ヨーグルトや発酵食品(甘酒や漬物など)

腸内環境を整えてくれる善玉菌が豊富に含まれています。

  • きのこ類

低カロリーで食物繊維が多く、またビタミン類やアミノ酸を豊富に含んでいます。

フライ返しを持つ女性
食餌療法は日々のことなので即効性はありませんが、脳や自律神経を正常な状態に戻し、それを維持するためにはとても重要です。だから3食きっちりと食べる習慣をつけてください。
老化現象のために代謝が落ちるに従って食欲も細くなりますが、「しっかりと食べる」習慣をつければ脳はそれに順応し、ちゃんと食べられる様になります。

食事では補いきれないという人にはこんな奥の手があります

前のパートでは薬膳(食餌療法)の大切さについて説明しましたが、実際に行ってみるとこれが意外と大変です。一日何種類もの栄養素を過不足なく摂ろうというのはカロリーオーバーにもつながりかねないので加減が難しく、管理栄養士でもない限り毎食ごとに違うメニューを考えるのは手間ですし、また経済的な負担も大きく成ります。

そこで、食事はきちんと三食摂るという前提のもとに導入を試みても良いのが「高麗人参」です。
漢方の原料としても有名ですが、もとは食材なので漢方薬のように調合された後にでる副作用などの心配は要りません
また、大豆に含まれているサポニンと同じ仲間であり、高麗人参にしか含まれていない独自成分の「ジンセノサイド」という物質がホルモンバランスを整え、めぐりを改善することで更年の辛い悩みに作用し、楽にしてくれます。
サプリメントや漢方は選択が難しいのですが、ジンセノサイドや他にも含まれている豊富な栄養素の事を考えると高麗人参単独成分のサプリメントであれば食餌療法で補いきれない分をカバーしてくれると思います。
更年の悩み対策に迷ったらまずは高麗人参を試してみてはいかがでしょうか。
笑顔の女性

まとめ

更年の悩みをすぐに解決したいという場合どうしても「薬」という選択肢に目が行きがちですが、もともと女性の閉経というのは自然な現象の一つですので、その自然な流れに逆らわずに、同じく自然から生まれた食材をベースにして対策を早めに立てておけば、辛い悩みを軽くすることは可能です。

重要なことは自分自身の更年期という年代をしっかりと受け止め、無理をせずに症状がではじめた頃にはすでに食事やサプリメントなどで対策を講じておくということだと考えます。そのためには高麗人参が現状としてはベターな選択肢であると思います。
以 上 
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手軽にできる更年期障害対策は高麗人参サプリメント

更年期障害には高麗人参がオススメです


ゆらぎ世代の辛~い更年の悩みに最も効果バツグンなのが「高麗人参(朝鮮人参)」です。

高麗人参にしか入っていない更年有効成分「ジンセノサイド」が自律神経をサポートし辛さから解放してくれることでしょう。



今現在、高麗人参で10年連続売り上げ世界一なのが、「正官庄」です。
とにかくまずはこれを試してみて欲しいです。日本一ではなく世界一ですので断然実感力が違います