40歳を超えた頃から多くの女性が気になり出すのが「更年期障害」です。この病気は40代〜50代の女性の70%近くに発症リスクがあり、全体の20%近い人は積極的な治療が必要な重症例になることがあります。

10%以上の発症率を持つ病気は国民病とも言われるほどなので更年期を迎えたりあるいはその間近な年齢に達している女性は更年期障害発症のメカニズムを理解し早めに対策を立てて、できるだけ重症化させないようにすることが重要です。
また本文で詳しく説明しますが、更年期障害がどうしてこんなにも多くの女性を悩ませるのかといえば「閉経」が更年期の基準となるからです。
閉経は全ての女性に訪れるものですから、更年期を逃れることはできず、必然的に更年期障害を発症するリスクは高くなってしまうのです。
今回は更年期障害がなぜ起こるのか?またその対策をどう立てれば良いのかについて説明していきます。

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更年期障害のメカニズムと対策

指差す女性

更年期障害を正しく理解するためには幾つかのキーワードがあります。
そのキーワードとは
  • 自律神経
  • ホルモンバランス
  • 視床下部
  • 脳下垂体
  • 卵巣
  • エストロゲン
  • テストステロン
  • 副腎皮質
などになりますが、まずは女性の生理現象である「月経周期」から説明していきたいと思います。

月経周期

女性の体には月経周期という独自の生体リズムがあります。これは「種の保存」という地球上に生きとし生けるものすべての究極の目的を果たすために必要なリズムです。

つまりこの月経周期によって受精が可能となり、その後のホルモンバランスの調整によって妊娠→出産→授乳という一連の命の営みが可能になるのです。
その中核となる物質が二種類の女性ホルモンです。一つはエストロゲン(卵胞ホルモン)という物質で、月経周期や妊娠の前半部分を制御しています。
そしてもう一つがプロゲステロン(黄体ホルモン)という物質で月経周期と妊娠の後半を安定させ授乳を可能にするために働くホルモンです。
ホルモンとはコレステロールを原料として合成される物質で、人体内の様々な物質の合成や分解に関与しています。甲状腺や副腎皮質などが主となる産生臓器ですが女性ホルモンは卵巣が主な産生臓器になります。
更年期になると加齢からくる代謝の落ち込みと「閉経」に向かうことが原因で次第に卵巣の機能も低下し女性ホルモンの合成量が少なくなります。
このように女性ホルモンを合成する主な場所は卵巣ですがエストロゲンとプロゲステロンの合成量の調整は視床下部と脳下垂体という脳の一部で行われています。

(女性ホルモン合成のフロー)

・月経周期や妊娠、出産のタイミングに合わせて視床下部から脳下垂体に向かってゴナトトロピンという物質が放出されます。
このゴナトトロピンは性腺刺激ホルモンと呼ばれる物質で性ホルモン分泌に関する指令書のようなものです。脳下垂体がゴナトトロピンを受け取って次にあげるホルモンを合成するとゴナトトロピンは消費されていきます。
・ゴナトトロピンを受け取った脳下垂体ではそれに合わせてFSH(卵胞刺激ホルモン)とLH(黄体刺激ホルモン)を作り出し血液中に放出し、卵巣へと届けます。
つまりFSHとLHの割合によって卵巣では女性ホルモンが作られるということになります。そして卵巣が正常にFSHやLHを受け取ると血液中のこれらの物質の濃度が下がっていきます。
・FSHとLHを受け取った卵巣はその指令通りにエストロゲンやプロゲステロンを作り出し結果を視床下部へとフィードバックします。
この繰り返しによって月経周期が維持されているのです。年齢が高くなると生理周期が乱れ次第に間隔が空いてやがて完全停止し「閉経」を迎えるのは卵巣機能が低下し、女性ホルモンの合成能力を失っていくからです。

性ホルモンと自律神経の関係

疑問を感じる女性

女性の体が月経周期によって体調変化を迎えるというのは前のパートで説明した通りです。また性ホルモンには生殖に関わる以外にもたくさんの働きがあります。
特にエストロゲンという女性ホルモンとテストステロンという男性ホルモンは自律神経にとってなくてはならない物質なのです。
自律神経が月経周期や妊娠、出産に必要な女性ホルモンの量をコントロールしているというのは前述通りですが、この中枢神経は他にも
  • 内臓を動かす
  • 体温を一定にする
  • 自発呼吸を促す
  • 周囲の危険から身を守る
  • ストレスに対抗する
など生きていく上で欠かせないとても重要な中枢神経で、意識とは無関係に働き私たちの命の営みを支えています。
また自律神経は起きている間に活性化して集中力ややる気を高めるために働く交感神経と、寝ている間やリラックス中に活性化して心身の傷を癒す副交感神経の二つに分けられます。
交感神経はテストステロン、副交感神経はエストロゲンの刺激によって優位に立つため自律神経にとって性ホルモンは欠かせない存在なのです。
このため生殖器以外にも副腎皮質から自律神経を切り替えるための性ホルモンが分泌されています。

更年期障害発症のメカニズム

更年期障害とは更年期に起こる体調不良の総称です。

直接的な原因は加齢による代謝の落ち込みから性ホルモンの分泌不足が生じ、自律神経の切り替えがうまくいかなくなることと、女性の場合はリラックスや安静をもたらす副交感神経が不活性化することで脳が休まらなくなって起こる自律神経失調状態が長引くことです。
また、人生においても40代〜50代というのは社会的な責任感が最も高まる時でプライベートでも親の介護や相続問題、子供の独立などストレスのかかるライフイベントが重なることで性ホルモンの分泌と自律神経のバランスに悪影響をもたらし、さらに自律神経失調状態に拍車がかかりがちになり、やがて数々の体調不良が起こるのです。
車椅子の女性と押す女性
割合からすると全女性の60%〜70%近くが発症リスクを抱えており、この中でHRT(ホルモン補充療法)やプラセンタ注射、向精神薬による積極的な治療が必要なケースは全体のおよそ20%程度だと言われています。

更年期障害の症状について

上記のように更年期障害は自律神経失調症の一種ですので非常に多くの自覚症状が重なって起こります。
代表的なものを挙げるだけでも

ホットフラッシュ:上半身の強い火照り感と多汗が主訴で更年期障害患者のおよそ80%がこの症状を起こすとされています。
不定愁訴:ホットフラッシュに合併しやすい精神症状で、のぼせ感から頭がぼーっとして集中力を欠いたり、ちょっとしたことでイライラし、怒りっぽくなります。
肩や首筋の強いコリ:血流障害からくる頑固なコリです。
うつ状態:更年期障害を代表する精神症状です。悪化させると自分では対処できなくなり、婦人科の治療とは別に精神科や心療内科で投薬治療を受けることになります。
強い虚脱感や疲労感、集中力の欠如などが主訴になります。身体的な症状として頭痛、吐き気、筋肉痛などを伴うことがあります。
不眠:ホットフラッシュの発作は寝ている間にも起こります。また不眠も自律神経失調状態の一種なのでうつ同様に更年期障害を代表する精神症状になります。
・腰痛
・下痢や便秘
・下腹部痛
生理不順不正出血
頭痛
などがあり、人によってはこれ以外にも様々な辛い自覚症状が複合的に起こるケースもあります。

更年期障害の正しい対処法とは

自律神経が人の命の営みそのものを支えていることからも分かるように生活習慣やストレスと非常に密接な関係があります

当然のことながら不規則な生活を送っていると交感神経と副交感神経を切り替える時により多くの性ホルモンを消費することになり、ホルモンバランスが乱れる更年期においては心身への負担が増すことになります。
ぐっすり眠る女性
そこで更年期障害に対する正しい対処法というのは
・生活リズムを規則正しいものにする
・睡眠をしっかりと取る:副交感神経は寝ている間に活性化するので、寝る時間を一定にすることが重要です。
・運動する:年を重ねるごとに代謝が落ち筋肉量が減ります。筋肉は人の体の中で最も多くの熱を発する組織です。したがって運動して心拍数を上げ、筋肉の量を増やすことで代謝が上がり更年期障害への罹患(りかん)リスクが下がることになります。
・栄養をしっかりと取る:代謝が落ちると消費するエネルギーも減りそしてまた代謝が落ちるという連鎖が起こります。これを防ぐためには良質なタンパク質をはじめとしてミネラルやビタミン類、必須アミノ酸などをしっかりと取ることが重要です。更年期になると体脂肪率が増えるため過激なダイエットにチャレンジする人もいますが、これはお勧めできません。しっかりと食べて運動し、睡眠もたっぷりと取りましょう。
・ストレスを緩和する:ストレスは自律神経やホルモンバランスの大敵です。趣味や旅行、スポーツなどを楽しみストレスを解消するようにしましょう。

まとめ

更年期障害を発症するには幾つかの原因があり、それらが複雑に作用しあって体調不良として現出します。

女性の場合は閉経という不可避な生理現象が大きな要素となりますが、ストレスをコントロールして栄養と睡眠、休息をしっかりと取ることそして生活習慣を規則正しいものにして運動習慣を身につけると発症リスクを下げることができます。
本文に記載した更年期障害発症のメカニズムを正しく理解し、適切な予防措置をとって更年期を元気に乗り越えましょう。

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