あなたはPMSという女性特有の健康被害をご存知でしょうか?PMSとは「月経前症候群」という症状で、生理が起こる前になると体調を崩すケースがあり、その時に現れる自覚症状の総称になります。
更年期(45歳〜55歳)頃になると閉経の1年前までは周期が乱れがちではありますが生理が起こるので、生理前に現れる体調不良が更年期障害からくるものなのか、PMSによるものなのかが判断つかない人も多いことでしょう。
今回は混同されがちな40代からの更年期障害とPMS(月経前症候群)との違いを説明していきたいと思います。

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更年期障害とPMSの症状はどのように違うのか?

指さす看護師女性

更年期障害と非常によく似た症状を起こすのがPMSと呼ばれる自覚症状軍です。PMSとは「月経前症候群」のことで、生理のある女性(閉経前の女性)のおよそ60%が罹患するといわれています。
それでは具体的に更年期障害とPMSではどのような共通点と相違点があるのでしょうか?

更年期障害とPMSの共通点

更年期障害とPMSに共通して見られる症状は以下のとおりです。

  • いらいらする
  • 倦怠感が増す
  • うつ状態になる
  • 頭痛
  • 下腹部痛
  • 腰痛
  • 吐き気
  • 便秘
  • 体重増加
など非常に多くの類似点があるので更年期障害を発症している人はPMSと混同することが多いのです。
イライラする女性

更年期障害とPMSの相違点

では相違点についてはどうでしょう?

更年期障害が主にエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌低下によって起こり、また期間も数年単位と長引くのに対して、PMSは生理前の短期的な症状で、エストロゲンの減少により「プロゲステロン(黄体ホルモン)」が優位になること」で起こります。
つまり更年期に限らず生理周期の中で起こるものがPMSなのです。
更年期障害では卵巣機能の低下によってエストロゲンもプロゲステロンも減っていくのに対し、PMSでは「相対的にプロゲステロンが優位になる」ことで発症するという点と、更年期障害が数年から長い人だと10年以上もの長期間継続的に発症しているのに対し、PMSは生理が始まる1週間〜10日前後から始まり、生理後は消失し、再発を繰り返すという違いがあります。

更年期障害とPMSに対する対処法について

頬に手をあて悩む女性

更年期障害とPMSでは非常に類似点が多いのですが、発症原因や症状の継続に大きな違いがあります。そのため病院での治療法は異なりますが、女性ホルモンのバランス異常が原因で起こるという点は同じですので自分でできる対処法にはそれほど違いがありません。
病院での治療法の違いについてはまた後述しますので、ここでは自分でできる対処法について説明していきましょう。

食事

栄養バランスの取れた食事を3食きちんと食べるというのは体調管理の面で非常に重要なことです。特にホルモンバランスを乱しがちな女性の場合は極端なカロリー摂取制限をしたり、偏食がちな無理のあるダイエットは禁物です。

食事は生きる上で基本的なことですので、おろそかにしないように心がけましょう。

運動

食事で摂取したカロリーは運動で消費することで、更年期障害やPMSの症状を和らげることが可能です。日頃から運動習慣を持つ人は更年期障害やPMSを発症しづらくなるといわれています。

筋トレが理想的な対処法ですが、運動に不慣れな人はウォーキングやラジオ体操など軽めの運動から始めると良いでしょう。発症後でも運動効果によって代謝が上がり症状の軽減につながります。

ストレス解消

更年期障害やPMSの直接的な原因であるホルモンバランスの乱れはストレスによって大きな影響を受けます。もちろんストレスフルな状態では悪影響が大きくなります。
そこで趣味を持つ、旅行に行くなどでストレスを発散し上手にストレスコントロールを行うことで症状緩和に繋がります。

睡眠

質の良い睡眠は健康状態を維持するために非常に重要です。また日頃から睡眠時間や寝る時間を一定にすることで、多少ホルモンバランスが乱れても自律神経は効率よく交感神経と副交感神経を切り替えられるため、少しのエストロゲン(リラックス時に副交感神経を刺激して活性化させるホルモンです)でも十分に質の良い眠りを得ることができます。

きちんと寝れば心身のメンテナンスは十分に行われるので、質の良い睡眠をとるように心がけましょう。
これらの対処策は更年期障害でもPMSでも共通なので、可能な限り生活習慣を改めるようにしてください。

更年期障害とPMSの治療法の違い:ピルの使用について

医師の診察をうける女性

前のパートでも説明したように、更年期障害とPMS(月経前症候群)とでは原因が異なりますので医療機関での治療法が異なってきます。
更年期障害の治療では

  • ホルモン補充療法
  • プラセンタ注射

などがメインの治療法になりますが、PMSでは

  • 低用量ピル

が処方されます。

「ピル」とは女性用の避妊薬のことですが、「低用量ピル」には卵巣機能を向上させる効果があることが確認されていてPMSの治療として処方される分には健康保険を使うことができます。
低用量ピルも元は避妊用薬として開発されましたが、卵巣に働きかけて排卵を抑制する効果があるので、生理周期を調整したりプロゲステロンの分泌を抑制する作用がPMSの症状緩和に非常に効果的ということで例外的に保険適用が認められています。
*卵巣機能を向上させることから初期の更年期障害でもまれに処方される場合がありますが、このケースでは保険証が使えない自由診療となります。したがって更年期障害への低容量ピルの投与は臨床的には認められていない処方ということになります。

低容量ピルの効果

低用量ピルはPMSの原因となるプロスタグランジンの分泌を抑制するので、以下のような効果があります。

  • 生理痛の軽減
  • 下腹部痛の抑制
  • 女性ホルモン量の調整
  • 肌トラブルの軽減
  • 精神の安定(イライラ感やうつ状態の緩和)
  • 卵巣がんや子宮体がんのリスク低下

低用量ピルの副作用について

また低用量ピルには以下のような副作用が報告されています。

  • 頭痛
  • 吐き気
  • 不正出血
  • 血栓(重症な副作用として)
これらは服用後3ヶ月以内に出ることが多いのでこの期間は身体的な変化が起こったらすぐに主治医に相談するようにしてください。
また、ピルには乳がんの発症リスクを高めるという報告もありますが、現在のところは専門家の間でも否定的な意見が多いようです。

漢方薬による更年期障害やPMSの治療とは

水と薬

原因は異なれど、ホルモンバランスの異常からくる症状という点では更年期障害もPMSも同じですので対症療法(現出している症状を薬などで抑える治療法)としては漢方薬が出されることがあります。
これはホルモン補充療法や低用量ピルの副作用を敬遠したい人や体質的に投与が難しい人などに対して行われる治療法です。
女性疾患への漢方薬の投与の際には複数の選択肢があります。ここでは婦人科でよく処方される女性三代処方と他の数種類の漢方薬について紹介していきたいと思います。
・加味逍遙散(かみしょうようさん):体力は中等度以下、のぼせがあり、イライラするなど気分が不安定になりやすい人向け。
「冷え性」、「虚弱体質」、「月経不順」、「更年期障害の諸症状」、「不眠症」などに効果があります。
・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん):体力は虚弱、冷え性や貧血の傾向があり、疲労感の強い人向け。
下腹部痛、頭重感、めまい、肩こり、動悸、耳鳴り、月経不順、PMS、更年期障害の各症状に効果的です。

・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん):比較的体力があり、のぼせと冷えを持つ人向け。
月経不順、PMS、更年期障害、肩こり、めまい、頭重感、打撲傷、しもやけ、湿疹、皮膚炎、ニキビなどに効果的です。

・女神散(にょしんさん):女神散は一般薬ではなく、医療用医薬品指定の漢方薬になります。体力は中等度かそれ以上の人でのぼせやめまいを感じる人向け。
血行不良からくる血の道証(女性ホルモンの変動によって現れる諸症状)、産前産後の神経症、月経不良、PMS、更年期障害などに効果があります。
・抑肝散(よくかんさん):体力は中程度で神経が不安定な人向け。こちらも一般薬はなく医療用医薬品のみの処方となります。
不眠症、歯ぎしり、更年期障害、PMS、うつ状態の緩和に効果があります。
なお、漢方薬とはいえ医薬品の指定を受けているので、副作用はゼロではありません。
また、体質によって効果が異なるので、セルフメディケーションなどで薬局から購入する場合は漢方に詳しい薬剤師が常駐している薬局で買うようにするのが良いでしょう。

女性の不調に和漢のチカラを

元気な女性

前のパートでも紹介しているように漢方薬といえども副作用はあります。また色々な原料(生薬)をブレンドしているため体質によって効き目が変わってくる、また空腹時に飲まなければならないため飲み忘れなどが多くなるというデメリットがあります。
しかし、本来生薬は単体でも一定の働きをするものが多く、中でも高麗人参は多くのメリットがある生薬なのでお勧めです。
そのメリットというのは
・世代を問わず女性のゆらぎやめぐりの悪さからくる不調に対応してくれる
・独自成分「ジンセノサイド」の働きで単体でも十分に導入できる
・過剰摂取さえしなければ飲み方などは基本的に制限はなく、副作用などの心配もない
・漢方薬のように体質を問わない
などです。
ただし、薬ではなくあくまで食品ですので、これだけで不調の全てが改善するというわけではありません。あくまでも生活習慣の改善を前提としてそれをサポートする役割として優秀なものなのです。
特に食生活や運動習慣をいきなり変えようとするのは非常に難しいことなのでこうした健康食材を上手に活用するようにすると良いでしょう。
どうしても日常生活や仕事に支障が出るような重症例の場合は婦人科で適切な治療を受けるようにしてください。

まとめ

40代といえば更年期障害に加え、生理周期の乱れからくるPMS(月経前症候群)が合併しやすい年齢でもあります。この二つの疾患は自覚症状がよく似ているため区別がつきにくいのですが、原因が異なるので医療機関での治療法には違いがあります。

ただし、女性ホルモンの分泌異常からくる自律神経の障害という点では同じなので対症療法として行われる漢方薬の治療やセルフケアは同じような対処法になります。
日常生活や仕事に支障をきたすほどの強い症状ではない場合は本文に掲載しているような対処法を実践してみてください。
以 上 
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とにかくまずはこれを試してみて欲しいです。日本一ではなく世界一ですので断然実感力が違います