女性の場合「閉経」に向けて卵巣機能が低下していき、40代になったころから女性ホルモンの分泌量害が確定診断されるのかについて説明していきたいと思います。

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更年期障害診断のためのガイドライン

両手で説明する医師

病気の治療というのは各診療科学会によって定められたガイドラインが基準となります。このガイドラインに沿った治療が行われるわけですが、更年期障害の治療は「産婦人科診療ガイドライン」によって規定されています。
このガイドラインによれば「更年期障害診断の留意点」としては以下のようなポイントが挙げられています。
  • 更年期(40歳以上)の女性が多彩な症状をもって受診した場合には更年期障害を疑う/li>
  • エストロゲン欠落症状(いわゆる更年期障害のこと)かそれ以外の症状か、あるいは複合的にこれらを発症しているのかを評価する
  • 主訴(主な症状)の原因となる明らかな器質性疾患の存在を否定する:これはエストロゲンの不足によって自律神経失調状態になっていることを確認するという意味です。器質性病変とは組織や細胞に見た目でわかる異常がある場合のことです。
  • 除外診断(識別診断)では症状並びに好発年齢(45歳〜55歳)の類似性から「うつ病」、「悪性疾患」、「甲状腺疾患」には特に注意を払う。:うつ病や悪性腫瘍、甲状腺機能亢進症などが合併している場合があるので、識別するための検査なども行い見逃さないようにしなさいという意味です。
これらの要件に注意して更年期障害の診断と治療(検査、投薬を含む)が行われます。非常に重要なことなので覚えておくと良いでしょう。

更年期障害を診断するための検査方法

診察する医師と女性

自分が更年期障害を発症しているかどうかを明確に調べるためには婦人科を受診して血液検査などを行う必要性があります。これは更年期障害とは非常に多様な自覚症状を持つため、素人目には判断しづらいことと、他の疾患と更年期障害とを識別診断するためです。
では婦人科を始めて受診した時にはどのような医療行為が行われるのかについて説明していきましょう。

更年期障害を診断するためのテスト

婦人科の初診時では問診の時に「クッパーマン更年期指数」というチェックシートでどのぐらいの該当項目があるかを調べ、ある程度更年期障害の可能性を絞り込みます。

ネットでもこのクッパーマン更年期指数はチェックできますし、これをもう少し日本人向けに改定した「簡易更年期指数(SMI)」というチェックシートもあるので参考にしてみてください。
婦人科によってはクッパーマンではなくSMIを採用しているところもあるので、信頼性の高いチェックシートだと言えます。
(クッパーマン更年期指数チェックシート)
http://ohana-clinic-kinoshitacho.com/wp-content/themes/ohana/download/kuppaman.pdf
(簡易更年期指数チェックシート)
http://www.ladies-cl-bandoh.com/nikki/joseigakukouza5-2.shtml
<出典:レディースクリニックばんどう/院長の一言日記より>

血液検査と基準値

婦人科で行われる更年期障害を診断するための血液検査には主として3つの種類があります。

  • E2検査
  • FSH検査
  • LH検査
です。
一回の採血で全ての検査を調べることが可能ですが、最も重要視されるのはE2検査です。更年期に入っても閉経の1年前までは生理があるので、卵巣は活動していることになり、この3つの検査をトータルで検討することで、最終的に更年期障害なのか一過性の生理不順なのかを評価します。では、それぞれの検査の目的と基準値について説明していきましょう。
笑顔の看護師女性

E2検査

「E2」とは“エストラジオール”と呼ばれる物質のことです。この物質はエストロゲンの原料となる物質で、卵巣の状態や生理の時期によって血液中の濃度が変化します。E2が基準値よりも低いと“卵巣機能が低下している”と判断されます。更年期に入った女性の場合「50pg/ml以下」になると更年期障害を発症している可能性が高くなります。

E2検査の基準値は以下のとおりです。
・卵胞前期:10〜78
・卵胞後期:31〜200
・排卵期:103〜366
・黄体期:251以下
・閉経後:18以下
(単位はいずれもpg/ml)

FSH検査

「FSH」とは卵胞刺激ホルモンのことです。更年期障害を発症する直接的な原因は「エストロゲンの分泌量不足」ですが、エストロゲンはこのFSHの刺激をうけて卵巣で合成される物質です。

したがって卵巣機能が低下する更年期ではFSHの血中濃度が高くなります。これはエストロゲンを作るためのFSHが正常に消費されていかなくなるからです。したがってFSHも更年期障害を診断するにあたっては重要な検査となります。
FSH検査の基準値は以下のとおりです。
・卵胞期:3.01〜14.72
・排卵期:3.21〜16.60
・黄体期:1.47〜8.49
・閉経後:157.79以下
(単位はいずれもmlU/ml)

LH検査

「LH」とは黄体刺激ホルモンのことです。女性ホルモンには大きく分けると卵胞ホルモンと、黄体ホルモンがあり、生理周期に合わせてエストロゲンの量を抑制するのが「プロゲステロン」と呼ばれる黄体ホルモンになります。

これもLHの刺激を受けて卵巣で合成されているため、卵巣の機能が低下すると血中濃度が高くなります。
更年期でも閉経の一年前までは乱れがあるとはいえ生理はやってくるので、FSHだけでなくLHの値も調べて総合的に更年期障害なのか否かを判断します。
LHの基準値は以下のとおりです。
・卵胞期:1.76〜10.24
・排卵期:2.19〜88.33
・黄体期:1.13〜14.22
・閉経後:5.72〜64.31
(単位はいずれもmlU/ml)

血液検査以外の検査とその目的について

聴診器

更年期頃になると更年期障害以外にも以下のような病気へのリスクが上がるため、それらを調べる検査も同時に行われます。
(更年期障害以外に発症しやすくなる病気)
・生活習慣病(高血圧、動脈硬化症、糖尿病)
・将来的な骨粗鬆症への罹患リスク
・乳がん
・子宮がん、子宮頸がん
・子宮筋腫
などです。
これらの疾患の診断のために行われる検査が次に挙げる検査になります。
・血液検査(血液一般検査、生化学的検査など):生活習慣病並びに全身状態の把握のため
・エコー検査:子宮や卵巣の状態を把握するための画像診断
・マンモグラフィー(乳房検査):乳がん、乳腺症
・細胞診(膣や子宮頚部から組織採取):子宮がん、子宮頸がん
・問診:生活習慣やストレスの度合いなどを聞き取りして更年期障害のリスクを確認します。
・触診:乳がんの識別にとって非常に重要な手がかりとなる診察です。
などです。

診断の結果更年期障害と診断された場合の過ごし方

病院のミニチュア

診断の結果更年期障害と確定した場合にはどのような点に注意をして日常生活を送れば良いのでしょうか?

婦人科での治療を受けながら過ごす

検査を受けて更年期障害の確定診断を受けたら通常はそのまま治療に入ります。

更年期障害で最も一般的な治療は
ホルモン補充療法
です。
これは投薬によって減ってしまった女性ホルモンを補う治療法で、物理的に血液中の女性ホルモン量が増えるので更年期障害の諸症状(特にホットフラッシュや不眠など)の緩和に高い改善効果が見込まれる治療です。
ただし、使用するのは合成ホルモン剤で人によっては強い副作用が出ることがあります。また薬の種類によっては不正出血や生理不順が起こることも多いので投薬を受ける前によく医師からの説明を聞いて不安を解消しておくようにしましょう。
ホルモン補充療法以外に行われる治療としては
  • プラセンタ注射
  • 漢方薬の処方
  • 自律神経を整える治療薬の処方
  • 生活習慣の改善指導
などが行われます。
複数の治療法を組み合わせる場合もありますが、それも更年期障害の程度によるので医師の指示に従って治療生活を送るようにしてください。
よほどのことがない限りは入院という事態になりません。投薬と生活習慣の改善で様子を見ながら治療を継続するのが一般的な治療法になります。

更年期障害でうつを合併していると診断された場合

落ち込んでいる女性

更年期障害では身体的な症状と同時に精神的な症状も現れてきます。代表的な精神症状とは
うつ状態
です。うつ状態になると以下のような症状が起こります。
  • 不眠
  • 全身の強い倦怠感、無気力感
  • 不定愁訴:イライラする、怒りっぽくなる、急に強い不安感に襲われる
  • 疲れやすくなる(易疲労感)
  • 集中力が欠如する
などです。
こうしたうつ状態を放置しているとどんどん症状が進行していき、本格的なうつ病に移行するリスクが高くなります。またうつ状態は自力で対処できるようなものではないので、婦人科で「うつ」の合併が確認されたら精神科や心療内科を並行して受診し適切な治療を受けることになります。
これは「うつ」に対して投与する治療薬は取り扱いが難しく、婦人科では対応できないからです。また投薬治療以外にも心理カウンセリングを受けると改善するケースも多いのですが、こちらも精神科や心療内科で受けることになります。
精神科と聞くと抵抗がある人も多いのですが、うつは早めに治療を受けると改善する精神症状ですので、治療を優先させるようにしてください。

更年期障害で休職する際に必要な診断書について

ノートとペン

更年期障害はれっきとした病気で重症化すると仕事を休まざるをえない状態になります。長期間の休業の際には会社の休職制度を利用することになるのですが、その際には「診断書」が必要になります。
通常であれば病院に備え付けの様式(用紙)による診断書で十分なのですが、会社が独自の様式を準備している場合もあるので、休職する時には事前に総務に確認するようにしましょう。
診断書の発行手数料は有料です。保険証が使えない自由診療の扱いなので、医療機関によって値段がまちまちですが、だいたい税抜きで3,000〜5,000円というのが相場と考えて良いでしょう。
病院備え付けの様式以外のものをつかう場合でも値段は変わらないところが多いようです。
診断書とは

  • 診断名
  • 病気の状態(症状詳記、所見など)
  • 治療に必要な見込み日数

などが記載されています。

日常生活を送るのに支障がないレベルの人は?

袋に入ったサプリメント

ここまで更年期障害の中でも比較的重症例の人が注意すべき確定診断後の過ごし方を説明してきましたが、自分は医療機関で診てもらうほどではなく、日常生活も支障のない範囲で過ごしていられるという場合には市販薬やサプリメントを導入してのセルフケアも可能です。
市販薬といえども副作用はあるので、ここではそうした懸念がほとんどない更年期対策に適したサプリメントの原料を紹介していきましょう。これなら薬ではないので飲み方も自由です。(ただし一日の摂取目安量は守るようにしてください)
  • ローヤルゼリー
  • 高麗人参
  • 大豆イソフラボン
  • エクオール
  • マカ
など。
サプリメントはあくまでも食品なので、これを飲んでいれば不調の全てが解決するというものではありません。栄養バランスの取れた食事や運動習慣などの生活習慣の改善を実践しながらセルフケアを行うよう心がけてください。

まとめ

更年期障害の確定診断に至るまでには血液検査を受けたり、他の病気(ガンや乳腺症などの女性疾患、うつ病などの精神疾患)との識別のために複数の検査を受けなければなりません。

そして検査の結果更年期障害が確定診断された場合には医師の指示に従いホルモン補充療法などの治療を受けることになるのですが、具体的な自覚症状があるものの、投薬治療などの積極的な治療を受けるほどの状態ではない場合、更年期対策サプリメントを活用してセルフケアで対処する方法もあります。
自分自身のライフスタイルに合わせて適切な対処法を立て、これからの生活を元気に過ごしてください。
以 上 

更年期障害には高麗人参がオススメです


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とにかくまずはこれを試してみて欲しいです。日本一ではなく世界一ですので断然実感力が違います