女性には生理周期があり、卵胞期では基礎体温が下がり黄体期になると上がります。

更年期になるとホルモンバランスが崩れ基礎体温が不安定になるため日頃から基礎体温をつける習慣をつけておくと更年期障害発症の目安にすることができます。
更年期障害発症の決め手はあくまでも婦人科で実施される血液検査(ゴナトトロピン、FSH、LHの各検査)と問診ですが、更年期障害で治療が必要なほどの重症例は全体のおよそ20%程度なので、それ以外の人は何と無く体調不良をかかえながら我慢して日々を過ごしています。
この病気は更年期を迎える女性全体の60%近くが発症する病気なので基礎体温をチェックすることで早めの対策を立てることが可能になります。

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更年期障害と基礎体温の関係

体温計で体温を測る女性

更年期障害は閉経の5年前頃から始まります。閉経とは12ヶ月以上連続して生理が完全停止してしまう状態で、これで女性は妊娠や出産ができない体つきになります。
生理が完全停止する」ということは女性器官である卵巣や子宮、膣などの機能が一部を除き機能停止してしまうことを意味しています。
また女性特有の生理周期も閉経後は訪れることがなくなります。これは同時に卵巣からの女性ホルモンの供給が停止してしまうことでもあります。
このように女性は「閉経」でもって体質が大きくかわるのですが、閉経の定義が12ヶ月以上生理が完全停止してしまうことですから、閉経の時期を前もって知ることはできません。
医学的には閉経前の5年間と閉経後の5年間を合わせて「更年期」と定めているのですが、閉経前の5年間というのは確定させることが非常に困難なのです。
ただし、日本人の平均的な閉経年齢は50.5歳とされており、一般的な更年期というのは45歳ころから55歳ころまでとなっています。(もちろん個人差があります)
そこで個人差を考慮した場合単純に40歳を過ぎて体調不良を感じているから全て更年期障害と決めつけて良いものでしょうか?
そう思い込んで治療薬を買ったら実は健康体で副作用などからかえって健康被害をもたらすことも考えられます。
そこで、更年期障害を正しく知り日頃から基礎体温をチェックしてグラフ化することを習慣づけておけば更年期障害発症の目安が掴みやすくなり、婦人科を受診する決め手にもなると思われます。

女性ホルモンと更年期

指差す看護師女性

女性の体調を大きく左右するのが「女性ホルモン」の存在です。
女性ホルモンとはコレステロールを原料として主に卵巣で合成される物質のことで幾つかの種類がありますが、主に生理(月経)を含めた生殖活動や自律神経のコントロール、血流、体温の調整などに働く重要な物質です。
女性ホルモンには卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の二種類に大別され、生理周期によって分泌量が異なってきます。(次のパートを参考にしてください)
更年期になると閉経に向かい4年ほどの歳月をかけてゆっくりと卵巣の機能が低下していき女性ホルモンの分泌量が減っていきます。
しかし、卵巣以外にも副腎皮質という部位からは男性ホルモンと女性ホルモンの両方が分泌されていて、こちらは生涯絶えることがありません。しかしながら量は卵巣から分泌される女性ホルモンに比べるとごくわずかです。
閉経後の5年間はいわば卵巣から副腎皮質に性ホルモンの供給元を切り替えるために自律神経が慣れるための期間といって良いでしょう。
副腎皮質のことをステロイドと言いますが、更年期が過ぎて再びステロイドから分泌されるホルモンで自律神経が切り替えられるようになると更年期障害は自然と消失していきます。
ちなみに自律神経に直接関与している女性ホルモンはエストロゲン(卵胞ホルモン)で、副交感神経を刺激して心身の癒しをもたらし、病気や怪我からの回復を促します。

生理周期と基礎体温

では、このパートでは生理周期と基礎体温の関係について説明していきましょう。生理周期は約28日を1周期として巡ってきます。

体温計
大きく分けると卵胞期、黄体期に大別されます。卵胞期とは生理の前半のことでエストロゲンの量が増える時期です。月経が終わる頃から始まり受精可能な卵子を作りエストロゲンを盛んに分泌して受精卵が着床しやすいように子宮内膜を厚くします。
そして卵子を作り出して放出(排卵)を行うところまでの期間です。エストロゲンには血管を拡張して血流を穏やかにし、基礎体温を下げる働きがあるため「低温期」とも言われています。
一方で排卵期の終わり頃からエストロゲンの分泌量が低下していき、変わってプロゲステロンという黄体ホルモンが盛んに分泌されるようになります。
プロゲステロンは生理周期の後半を安定させ、次の月経に備えるための準備器官で、血管を収縮させて血流を促すことで代謝を高め、基礎体温を上げる作用があるので「高温期」とも呼ばれています。
またプロゲステロンの働きによって順調に経血が出るように子宮内膜を柔らかくするのですが、エストロゲンとプロゲステロンの分泌量が変わってピークを迎える時にはホルモンバランスの一時的な乱れからPMS(月経前症候群)という症状が起こりやすくなります。
さらに体温が上がることで軽いのぼせ感があり本来は情緒を安定させる作用があるホルモンなのですが、エストロゲン量の低下から自律神経にも乱れが生じイライラしたり下腹部痛を起こすなどの症状が出やすくなります。
つまり、生理周期のなかでも生理痛が重い人やもともと生理周期が乱れやすい人は更年期障害と同じような症状を起こしやすいということです。
30代ころから更年期障害のような症状を起こすケースをプレ更年期、20代から同様の症状を起こす場合は早期更年期障害と呼んでいますが、その主な原因は生活習慣の乱れやストレスによるものだとされています。

基礎体温のつけ方

20代はもっともホルモンバランスが安定していて理想的な生理周期を繰り返しますが30代ころから次第にそのサイクルは乱れがちになります。

40代になって本格的な更年期に突入するとさらに生理が乱れがちになり次第に間隔が開き始めやがて完全停止します。

しかし、それまでの間は卵巣の機能も不安定で頻繁に生理を起こしたりしばらくこなくなったりを繰り返します。正常な生理周期は14日毎に低温期と高温期を繰り返しますので日々基礎体温をチェックしてグラフ化しておけば生理周期を可視化することになり、乱れた時に更年期を迎えたことの目安になります。

書店などでは女性の生理周期を記録するための手帳やスマホアプリでその日の基礎体温を入力すると自動的にグラフ化してくれるタイプの便利なツールがありますので活用すると良いでしょう。
スマホを操作する手
基礎体温は朝目が覚めてしっかりと頭が覚醒したら測ります。体温計は口で加えるタイプ(婦人体温計)を使用するのが一般的です。
基礎体温には個人差があるので、できれば更年期を迎える前から測っておき自分の基礎体温を把握しておくことをお勧めします。
更年期の目安は40歳を超えて基礎体温が安定しなくなることですが、そのパターンとして多いのが
・低温期から高温期の境目が緩やかになる:正常な生理周期であれば低温期から高温期に切り替わる時に基礎体温が一気に上がりますが、更年期になると体温の上昇が緩やかになります。これはエストロゲンとプロゲステロンの両方が減少しているサインと考えられます。
・高温期が9日以下のとき:通常は14日周期で低温期と高温期を繰り返しますが、高温期が短くなるとプロゲステロンの分泌量が減っていると考えられます。
・低温期がずっと続く:高温期が停止するということは排卵が行われていない可能性が高まります。この状態ではすでに閉経していることも考えられるので婦人科を受診して閉経したかどうかを確認してもらいましょう。(仮に生理があっても無排卵月経の可能性があります)

更年期障害の症状について

更年期障害は更年期を迎えた女性の60%〜70%が発症するといわれているので、代表的な症状についても把握しておけば基礎体温の変化と合わせて婦人科を受診するタイミングの目安となるでしょう。

イライラしている女性
(更年期障害の代表的な症状)
ホットフラッシュ:顔や背中、首筋が火照り大量の汗をかきます。更年期障害の8割を占める代表的な症状です。
不定愁訴:ちょっとしたことでヒステリーを起こしたり、理由のない不安感でくよくよしたりします。
・腰痛や肩こり:血流障害によって起こる筋肉疲労です。
頭痛:こちらも血流障害によって起こる緊張型頭痛です。
うつ状態:更年期障害を代表する精神症状です。
不眠:鎮静作用をもたらす副交感神経の不活性化によって脳が休まらず眠りが浅くなったり、ホットフラッシュの発作が寝ている間に起きて何度も目が覚め慢性的な寝不足に陥ります。
食欲異常:自律神経の乱れから満腹中枢に異常をきたし、食欲減退や過食を起こしやすくなります。
消化器症状:吐き気、胃もたれ、胸焼け、下痢、便秘などの消化器症状を起こします。
・下腹部痛:生理不順が頻発する閉経前に起こしやすい症状です。
・循環器の異常:血流障害によって心臓に負担がかかり、息切れや動悸、不整脈などが起こります。
などが挙げられます。
*ただしストレスや生活習慣の乱れによっても基礎体温やホルモンバランスは乱れてしまうので、40歳を過ぎたら生活習慣を見直すようにしましょう。

まとめ

女性の体調を管理する際にとても重要な役割を果たすのが「基礎体温」です。

生理周期が安定している時は卵巣や子宮などの女性器官も正常に活動していて、14日周期で卵胞期(エストロゲンが盛んに分泌される時期で低温期)と黄体期(プロゲステロンが盛んに分泌される時期で高温期)が繰り返されます。
しかし、更年期になると閉経に向かって女性器官の機能が低下していき、それに連動して生理周期にも異常が見られるようになり基礎体温の移り変わりにも異常が起こります。
40代〜50代という年齢と基礎体温の変化、そして体調の変化を見て婦人科を受診するかどうかを決める際の目安となりますので日頃から自分の基礎体温と生理周期を把握しておくと良いでしょう。

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