更年期障害は40代・50代の女性であれば誰もが発症しても不思議ではない病気です。

直接的な原因は閉経を迎えることで卵巣や子宮などの女性器官の機能が低下し、生理周期が乱れまた卵巣機能の低下の影響でエストロゲンという女性ホルモンの分泌量も減ってしまい、視床下部という自律神経を構成する重要な部位が混乱をきたすことで自律神経失調状態となり発生するとされています。
全体のおよそ20%が治療を要する重症なケースになると言われていますが、治療を要さないケースでも長引く不調は辛いものです。
そこで今回は更年期障害を発症してしまった人がそれ以上症状を悪化させたくない時の対策法を紹介していきます。

スポンサーリンク


更年期障害を発症してしまった女性の対策について

頬に手を当てる女性

更年期障害は自律神経が乱れることで発病するため、症状は非常に多彩です。代表的なものだけでも次にあげるような自覚症状があります。

ホットフラッシュ

最も更年期障害を代表する症状です。自律神経がもつ体温調整機能に異常をきたし顔を中心とした上半身に強いのぼせ感と多汗が発作的に起こります。

1回の発作は数十分から2時間程度ですが、重症例では1日のうちに何度も発作を繰り返し、また数年以上このような状態が続くとされています。
50代頃に症状のピークを迎え、更年期障害を発症する人の80%が発作を経験するとされています。
そして発作は場所や時間を問わずに起こるため寝ている間や寒い冬の屋外でもすぐにタオルで汗を拭えるような汗対策が必要となります。そして、脱水を起こさないようにこまめな水分補給を心がけるましょう。
婦人科で治療を受ける時には治療の第一選択肢としてホルモン補充療法(HRT)が選ばれますが、ホットフラッシュに対しては70%以上の高い治療効果があるとされています。
ただし、HRTを受けるということはホルモン製剤によって擬似的な生理を経験するためもともと生理痛がひどい人や月経前症候群(PMS)の傾向が強い人はこの治療が受けられないこともありますので、重症化させないよう日頃からの対策が重要となります。

不定愁訴

更年期障害を代表する精神症状です。ちょっとしたことでイライラしてヒステリックに振舞ってしまったり、大した理由でもないのに取り乱して泣いたりオロオロしてしまうという情緒不安の総称です。

ホットフラッシュ発作時に頭に血が上ると集中力が低下して冷静さを欠いてしまうようになり、長引くとうつやパニック障害、認知症などへのリスクが上昇するので、こちらも悪化させないような対策が重要となります。

下半身の冷え

一見矛盾するかのような話ですが下半身の冷えもホットフラッシュに合併しやすい症状です。

もともと女性は冷え性を抱えている人が多いので単独でも発症しますが、ホットフラッシュに合併する時は上半身に血流が集中することで下半身は血流障害の状態となり、冷え性を強く感じるようになります。

筋肉痛やコリ、ハリなどの筋肉障害

肩を抑える女性

最も症状が強く出るのは首筋や肩、そして腰です。肩こりや腰痛などは血流障害からくる筋肉の障害です。
ただし、日本人のおよそ80%が腰痛や肩こりなどの筋肉障害を抱えているため、必ずしも更年期障害に合併する症状とは限りませんが、発症リスクは高まります。

頭痛

女性の4割は片頭痛持ちと言われていますが、そこにストレスや血流障害からくる緊張型頭痛が加わると混合型頭痛というちょっと厄介な慢性頭痛になります。

なぜなら片頭痛とは緊張型頭痛では発作が起こる仕組みが真逆で、片頭痛には一般的な痛み止めはあまり効果がありませんし、片頭痛用の痛み止めの場合は緊張型頭痛を重くする危険性があるからです。

生理不順、不正出血

生理不順は更年期の女性全てに起こります。その理由は閉経とは12ヶ月以上連続して生理がこない状態で確定するからです。

20代〜30代では生理が定期的に来ていた人は40代以降になり生理周期が乱れ出したことで更年期を自覚するといわれています。しかし、これは自然な体質変化なので生理不順以外の自覚症状を感じないで元気に更年期を乗り越える人もいます。
しかし、そのようなケースでも不正出血はかなりの頻度で起こるとされています。
仮にこの不正出血が重い、色や匂いが強い、大量出血する、生理痛があるなどの場合には子宮内膜症や膣びらん、卵巣がん、子宮体がんなどの他の女性疾患が考えられますので早急な治療が必要です。

むくみ、易疲労感

自律神経が乱れると代謝も乱れがちになり、加齢からくる基礎代謝の落ち込みや冷え性が加わることで老廃物や疲労物質の排泄がうまくいかずに細胞と細胞の間に入り込みむくみが生じます。

また疲労物質がいつまでも体内に留まり続けるため疲れやすくなります。

消化器症状

自律神経が血流をコントロールしているということは多くの血管が接続している胃腸などの消化器にも悪影響が出ます。特に多いのは逆流性食道炎や神経性胃炎、慢性便秘、下痢などです。

胃腸障害で胃酸過多や腹部膨満感などを起こすと食欲が落ち、栄養不足からさらに体調を崩しかねないので食事の取り方を見直すようにします。その方法についてはまた後ほど詳しく説明します。

肥満傾向

エストロゲンには血液中のコレステロールや脂肪の代謝を促す働きもあるので、エストロゲン不足は脂肪が蓄積しやすくなり肥満傾向が出てきます。ストレスケアや食事の摂り方、また運動についても考える必要があります。

心臓に負担がかかる

肥満傾向や血流障害に関連した症状です。動悸、息切れ、不整脈などが起こります。

更年期障害対策:運動

腹筋する女性

自律神経とはいわば神経ネットワークの中核(ハブ)と言える組織です。その時々の状態に合わせて最適な行動をとれるようにあらゆる情報を駆使して交感神経と副交感神経を切り替えて、外的なストレスに対抗しています。
しかし、加齢による代謝不足と更年期からくる性ホルモンの分泌不足は自律神経の働きに異常をもたらしてしまいます。ところが更年期障害は閉経後に症状が落ち着きを見せるようになります。
これが他の自律神経失調症とは異なる点なのですが、その理由は交感神経と副交感神経を切り替えるのに十分なホルモンは卵巣や精巣などの生殖器からだけではなく副腎皮質という部位からもずっと分泌されているからです。
女性の場合も交感神経を優位に立たせる時はテストステロンという男性ホルモンが必要になりますが女性には精巣がないのでもともと交感神経を刺激するテストステロンは副腎皮質から分泌されているものを利用しているのです。
これと同じ理屈で副交感神経を優位に立たせるのに必要なエストロゲンも元来副腎皮質から分泌されているのですが、まだ卵巣が元気な20代や30代では供給元を卵巣に依存しているので、更年期になってエストロゲンの分泌量が減ると自律神経が混乱するというわけです。
しかし、運動をして筋肉量を増やし基礎代謝を維持しておけば、自律神経は卵巣に変わる供給元として副腎皮質を見つけ出し短期間で切り替えることができるようになります。
運動習慣のある人が更年期障害を発症しづらいというのも基礎代謝を維持しているからなのです。
近年の研究により筋肉量を増やすと運動後も代謝は落ちないことが立証され、現在最も更年期障害対策として適切なのは筋力トレーニングとされています。
しかしながら、これは運動に不慣れな人や苦手な人がいきなり行うと大怪我の元になりますし、また女性は筋骨隆々の体つきを敬遠するので、軽めの運動を長時間行うヨガやストレッチとインナーマッスルを鍛えることで基礎代謝を上げる効果のあるピラティスなどを取り入れると良いでしょう。
更年期障害を予防・改善する効果ということであれば1日30分〜1時間程度のウォーキングを毎日行うことでも十分効果があります。
また運動で汗をながすことは自律神経やホルモンバランスの大敵であるストレス解消にも効果的です。

更年期障害対策:家族

上記のように精神的なストレスは更年期障害を悪化させる要因です。また不定愁訴やうつ状態などの精神症状は根が真面目で責任感が強い人ほど起こしやすいと言われていて、うつは更年期障害の治療中でも精神科や心療内科での投薬治療を受けることになります。

したがってストレスをあまり内に溜め込まないで家族に相談し、更年期障害であることを打ち明け家事を手伝ってもらったり、愚痴を聞いてもらうなどして心の疲れを取り除きましょう。

更年期障害対策:食事・サプリメント

サプリメントのボトル

更年期になると起こりやすい症状の一つに「体重増加」があります。ただし繰り返し述べているように更年期には代謝が落ちエストロゲンの量も減るので脂肪代謝が落ち太りやすくなります。
だからといってそれを理由に過激なダイエットを行うのはやめましょう。代謝が落ちるということは体内の栄養バランスも乱れていることになります。
若い頃とはちがい自律神経やホルモンのバランスが乱れているので過激なダイエットには体がついていけず、老化が進行してしまいます。
ですから更年期対策はダイエットも含めて栄養バランスの良い食事をこころがけ、高タンパク低カロリーなメニューを意識します。
更に意識して摂取したい成分が二つあります。一つ目は「イソフラボン」です。イソフラボンはエストロゲンとよく似た働きをするので不足しがちな更年期には積極的に摂るようにしましょう。
代表的なイソフラボンは大豆イソフラボンといい、名前の通り豆腐、納豆などの大豆加工食品に含まれているので毎食食べるようにしたい成分です。
もう一つの成分は「ビタミンE」です。ビタミンEにはホルモンバランスを整える作用があります。アーモンドなどのナッツ類、アボカドなどに多く含まれています。
しかしながら女性の社会進出も当たり前になった現代では食事の内容を毎回考えるのも大変なので忙しい人はサプリメントなどでこれらの成分を摂取すると良いと思います。

まとめ

更年期障害になると辛い症状がいくつも重なっておこります。更年期障害を起こす人のおよそ80%は我慢しながら日常生活を送っているとされていますが、放置して悪化させると長引く症状も多いのでできるだけ悪化させないように早めの対策講じることをお勧めします。

特に精神症状を発症してしまうと厄介なことになりますので、あまり無理をせず辛い時は婦人科で治療を受けることを優先させてください。
精神症状にはうつや不眠がありますが、根が真面目で責任感が強い人ほどなりやすいので気負わずに物事を楽天的に捉えることも必要です。

更年期障害には高麗人参がオススメです


ゆらぎ世代の辛~い更年の悩みに最も効果バツグンなのが「高麗人参(朝鮮人参)」です。

高麗人参にしか入っていない更年有効成分「ジンセノサイド」が自律神経をサポートし辛さから解放してくれることでしょう。



今現在、高麗人参で10年連続売り上げ世界一なのが、「正官庄」です。
とにかくまずはこれを試してみて欲しいです。日本一ではなく世界一ですので断然実感力が違います