喉の痛みは医学的に見ると「急性」と「慢性」の病気に分けられます。例えば同じ「咽頭炎」でも「急性」と「慢性」では原因や治療の経過が異なってきます。また、喉の痛みが慢性化する背景には
  • ウィルス感染によるもの
  • 神経性疾患によるもの
  • 精神的なストレスが関係しているもの
  • 自律神経の乱れによるもの
  • 甲状腺や扁桃など特定の器官に異常が生じている場合
  • 腫瘍(がんやポリープ)によるもの
などの幾つかの原因が考えられます。
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通常“喉が痛い”、“喉に違和感がある”といった場合は「急性」疾患が多く、発熱や喉の腫張など強い自覚症状が起こりますが症状は1日から2日程度で消失していきます。つまり、「慢性化」した喉の痛みというのは喉に炎症が起こっているだけでなく他の要素が関連しているということが疑われるのです。そこで、体の不調を全体的に緩和させてくれる働きがある高麗人参が慢性的な喉の痛みの対策としても有益だと考えられます。

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喉の痛みを代表する3つの疾患について

私たちが普段「喉が痛い」という自覚症状を覚えた場合は主に以下に挙げる3つの疾患が考えられます。
  • 咽頭炎
  • 喉頭炎
  • 扁桃炎(扁桃腺炎)
これらの疾患の区別は炎症を起こしている部位によって分けられています。私たちの喉は考えているよりもはるかに複雑な構造をしているのでまずはそこから説明していきましょう。
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咽頭部

咽頭は鼻腔奥につながる「上咽頭」、上咽頭が口腔とつながる「中咽頭」、そして食べたものを食道、空気を気道に送り込むための弁の役割をする喉頭蓋以下の「下咽頭」の三つの部位に分けることができます。つまり喉というのはこの三つの咽頭部を合わせた部分の総称ということになります。

喉頭炎の場合「上中下」いずれかの咽頭部に炎症が起こっている状態であり、風邪やインフルエンザなどの感染症、花粉症や慢性副鼻腔炎などのアレルギー性疾患などでは主に上咽頭に炎症が起こることが多くなります。

喉頭部

下咽頭は更に「食道」と「気道」に分けられます。後頭部側が食道で顎側が気道になるのですが、気道は下咽頭から肺までつづく一連の管組織であり、下咽頭にある気道部のことを「喉頭」と呼んでいます。喉頭の上部先端には「喉頭蓋(こうとうがい)」と呼ばれる弁組織があり、これによって誤嚥(食べ物が間違って喉頭=気道側に落ちること)」を防いでいます。

扁桃

扁桃(へんとう)は口腔の奥、中咽頭上部に位置する免疫系組織で細菌やウィルスの侵入を阻止しています。口を大きく開けると口腔の奥まった部分にちょうどアーモンド(扁桃)のような形をした組織が両側に見えるので「扁桃」と名付けられました。以前は「扁桃腺」と呼ばれることが多かったのですが、リンパ組織とは接続していないため「腺」を取り、今では単に「扁桃」と呼ぶのが一般化しています。
扁桃は外気と接している粘膜組織のため細菌やウィルスが取り付きやすく炎症が起こりやすい部分です。風邪やインフルエンザになるとまず扁桃が炎症を起こすのは発熱によって細菌やウィルスを殺すための免疫反応になります。したがって最近の医学では風邪のひき始めで扁桃炎を起こしている場合は1日放置して様子を見、2日以上炎症が続くようなら消炎鎮痛剤を処方して慢性化を防ぐという治療法が主流となっています。

急性と慢性

喉の痛みを伴う病気はその全てが「炎症性疾患」と呼ばれるもので
  • ウィルス感染によるもの
  • ストレスなどで免疫力が低下して起こるもの
  • がんやポリープなどの腫瘍によって起こるもの
に分けられます。
ウィルス感染による痛みの多くは「急性」と呼ばれるタイプで、感染後潜伏期間を経てある日急に発病し、発熱や痛み、腫張などの強い自覚症状を伴いますが、免疫系の働きによって1~3日程度で自然と消失していきます。
担当した医師の判断にもよりますが、2~3日以上強い炎症反応が持続する場合は「慢性期」に突入したと判断され、消炎鎮痛剤の他にも抗生剤が投与されるなどの積極的な治療が行われます。
また、インフルエンザなど重症化しやすい感染症は急性期から抗インフルエンザウイルス剤(タミフルなど)が投与されるのが一般的な治療法になります。
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概ね3日以上炎症が継続する場合は「慢性」と診断されるというのは先ほど説明した通りです。また短いサイクルで炎症を再発する場合も「慢性」と判断されます(ただし、感染症の場合はウィルスの型が異なれば慢性ではなく急性と診断されます)。
炎症が慢性化する主な原因は
  • ストレスや加齢による自律神経の乱れ
  • 生活習慣病やがんなど他に基礎疾患の存在あるいは、手術後などで免疫力が低下している場合
が考えられます。このことから「慢性」の場合、全体的な体調面の不良が原因となることが多いので、「急性」とは治療法が異なってくるのです。また、急性期に炎症が広がり、治りが悪くなって慢性化する場合もあります。
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喉の痛みで医療機関を受診した時に確認したい事柄について

喉が痛い時、通常は耳鼻咽喉科を受診することになります。一口に「喉」といっても前述したように複雑な構造をしていて、炎症性の疾患は病態(原因や経過、予後)が多岐にわたるため原因や治療法は一様ではありません。また安易に“喉が痛いからとりあえず痛み止めと抗生剤を出しておきますね”と診断する医師はあまり腕のいい医師であるとは言えません。
例えば喉に起こっている炎症の原因が腫瘍の場合、特に喉頭がんは見つけにくく予後(治療の経過)も良いとは言えないタチの悪いがんであり、死亡率も高いため、こうしたリスクを考慮に入れず安易に抗生剤に頼った治療を行う医師は避けたほうが無難だからです。
しかし、専門的な医学知識のない私たちは医師に言われた通りの治療を受け入れる他ありません。そこでこの章を活用して、最低限の喉の痛みに対する知識を得ていただき、正しい医療を受ける一助としていただければ幸いに思います。そのために今回は「喉の痛みで医療機関を受診した時に確認したい事柄について」お話をしていきたいと思います。
まず、耳鼻咽喉科では喉の炎症程度を診断するために咽頭鏡もしくは咽頭ファイバーという検査が行われるのが普通です。これは口や鼻からファイバーを通して上咽頭から下咽頭上部まで炎症がどの程度広がっているかを見る検査です(咽頭鏡の場合は単に口を大きく開けて舌をヘラで押さえつけ、咽頭鏡と呼ばれる道具で中咽頭を中心とした部分を目視で確認する検査になります)。
インフルエンザの流行期には迅速ウィルス同定検査を行うために鼻腔奥から粘膜の一部を綿棒で採取する検査が行われます。さらに採血や尿検査で炎症像や血沈、血算、白血球数など炎症がどの程度強く起こっているのかを客観的に判断するための検査も行われます。
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これらを総合的に判断して治療方針が決められるのですが、この際
  • 正式な疾患名
  • 炎症の程度(急性か慢性か)
  • 投与される薬の種類について
の3点は最低でも確認するようにしましょう。急性期であれば病院で処方される薬で十分完治可能ですが、慢性化している場合は全体的な体力の向上を考える必要性が生じてきます。
また、一般的に考えて喉の病気は奥のほうに炎症が起こっているほど深刻な事態が予想されるものです。その理由は
  • 上咽頭部は外気に触れている組織であり、扁桃で大半のウィルスや細菌はキャッチされて中咽頭や下咽頭までは侵入できない
  • 喉頭や中咽頭に強い炎症反応が認められる場合は腫瘍やポリープなどの腫瘍性疾患、誤嚥性肺炎や肺炎などより重症度の高い病気の存在が考えられる
ためです。これを確認するためにも正確な病名を聞いて、もし「慢性」で「より深い部位に炎症が起こっている場合」はさらなる精査が必要となるのかどうかを医師に確認し、正しい*インフォームドコンセントが行われるようにしなくてはなりません。
 *・・・インフォームドコンセント:患者が医師や看護師などから病名や診療方針などについて十分な説明を受け理解し、患者側の同意を確認した上で最終的な決定をするということ。

予後が悪い場合に想定される事態とは?

予後とは“治療の経過”を意味する医学用語です。具体的にはある程度の治療を受けているにもかかわらず状態が改善しない場合に「予後が悪い」という表現を用います。
この場合の「予後」は
  1. 医師から処方された薬を飲んでいるにもかかわらず痛みが引かない
  2. とりあえず市販薬を飲んだけど痛みが引かない
場合であり、このセクションではどのようなことが想定され、どう対処するのが良いのかということを主体に説明していきたいと思います。
もし上記のような状態にもかかわらず予後が悪いというのなら、考えられる事態はただ一つ「対策(治療)がまちがっている」ということです。
治療用医薬品(病院で処方される薬)や市販薬でも「痛み止め」あるいは「咳止め」というのはあくまで出現している症状を緩和するための“対症療法”であり、根治するための治療ではありません。感染症の場合は感染の程度によって抗生剤や抗菌剤の類が処方されますが、喉に感染するウィルスにはいまだに有効な抗生剤が存在しないタイプや新種がたくさん存在します。
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また、ウィルスの型を厳密に特定するための「細菌培養同定検査(精密)」には通常7~10日以上の日数を要するため、現出している自覚症状を抑えるためには強めの痛み止め(消炎鎮痛剤)と*抗菌スペクトルが広いセファム系抗生剤が「とりあえず」処方されます。

 *・・・抗菌スペクトルとは:抗生剤が効果を示す菌の種類の範囲のことです。抗菌スペクトルが広いほど多くの菌やウィルスに対して効果があるということになります。

また、市販薬では飲み薬の抗生剤の販売は許可されていないため、感染症に対しては十分な効果が得難いと言えます。したがって、この状態で症状が改善しない場合は一般的な感染症以外の原因があることが強く疑われることとなり、別の治療方針に切り替える必要性が生じてきます。
風邪など一般的な感染症以外で喉の痛みを生じるケースとして考えられるのは
  • 喫煙(受動喫煙を含む)
  • 飲酒
  • 香辛料が多く味の濃い食生活
  • ストレス
  • ドライマウス
  • 空気の乾燥
  • アレルギー性疾患:花粉症、気管支喘息、慢性副鼻腔炎など
  • 喉に出来るがんやポリープなどの腫瘍性疾患
  • 甲状腺の病気:慢性甲状腺炎、橋本病、バセドウ氏病など
  • COPD(慢性閉塞性肺疾患):慢性肺気腫、間質性肺炎など
  • 慢性扁桃炎(感染症以外の原因によるもの)
のように生活習慣からくるものから、より重症度の高い基礎疾患の存在まで幅広く疑われることになります。これらの原因を一つ一つ潰していくのは今の医学をもってしても容易なことではありません。

慢性的な喉の痛みに高麗人参が良い理由について

このように「慢性的に喉が痛い場合」の理由は多岐にわたり、治療方法も一様ではありません。本来なら痛みを引き起こしている原因を特定し、その原因を取り除くための専門的な治療が必要なところですが、その原因の特定まで痛みは待ってくれません。
そのような場合のモアベターな選択肢の一つとして、“めぐりを良好な状態にコントロールして体のエネルギー変換機能を活発にし、病気などに対する抵抗力を向上させて不調の原因を速やかに代謝させる”という方法が考えられます。
今の西洋医学でめぐりを良好な状態にコントロールするための選択肢には
  • 血管拡張剤
  • 利尿剤
などがありますが、これらは「高血圧症」の診断がないと処方することができません。つまり単に「喉が痛い」というだけでは出せない薬なのです。
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そこで有力な候補として漢方があげられます。漢方の世界では気血のめぐりを良くすることで全身的な抵抗力を向上させ、体調を本来の状態に戻すことが治療の主眼となります。ここでいう「気血」とは体全体のめぐりと考えて差し支えありません。すなわち、漢方では体内の「めぐり」を調整することで、栄養素を素早くエネルギーに変換して抵抗力を向上させるためのレシピがたくさん存在しているのです。
その漢方の世界で昔から現代に至るまで最高の生薬として受け継がれているのが「高麗人参」です。高麗人参には、高麗人参にしか含まれない独自のサポニン成分である「ジンセノサイド」が豊富に含まれています。サポニンは実際の医療の現場でも血管を丈夫にして血流を改良させるために用いられる成分です。ただし、一般的なサポニンは摂取しすぎると毒性を示すというデメリットがありますが、ジンセノサイドにはこのデメリットがありません。つまり、副作用の心配がない最強の生薬であると言えるのです。
高麗人参が長きにわたってオールマイティな薬とされてきた理由が、この「ジンセノサイド」にあると言っても過言ではありません。この成分の働きによって「めぐり」を潤滑にさせることができれば、理由のいかんに関わらず厄介な「慢性的な喉の痛み」を緩和させ、自然*寛解させることも決して不可能なことではないのです。即効性は期待できないかもしれませんが、飲み続けることで痛みを軽減されることは十分に見込めますし、継続して飲んでも副作用がないので安心して飲み続けることが可能です
 *・・・寛解とは:積極的な治療が不要な状態にまで改良すること、完治手前の状態

まとめ

今回取り上げた「慢性的な喉の痛み」のように、原因や症状が多岐にわたる場合には“消炎鎮痛剤や抗生剤による対症療法”よりも“高麗人参の導入によって病気などに対する抵抗力を向上させて不調の原因を速やかに代謝させる”方法の方が良い方向に導く可能性が高いと言えます。

この場合の「良い方向」とは
  • 治りが早い
  • 医学的な原因を特定する前に原因を取り除くことが可能
ということです。
また、数ある漢方生薬のなかでなぜ高麗人参が良いのかといえば、
  1. 有効成分「ジンセノサイド」は高麗人参にだけ含まれる成分
  2. 副作用がない
  3. 古くからオールマイティな薬として知られ、科学的にもその有用性は証明されている
ことにあります。したがって治療に困ったらまずは「高麗人参」を試してみることを強くお勧めします。
以 上 
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身体の不調には病気に対する抵抗力をつけるのが一番の近道

追伸:

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